道民集会、盛会裏に開催(2000/11/21)
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■道民集会、盛会裏に開催
去る19日、北海道の会(藤野義昭会長)主催により札幌市で開催された「北朝鮮に
拉致された日本人を救出する道民集会」は西村真悟衆議院議員、横田滋・早紀江夫妻、
西岡力救う会関東協議会会長らが講演・訴えを行い、300人の参加により成功裏に終
了しました。ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
声明文
北朝鮮による「日本人拉致問題」は、言うまでもなく国民の生命・身体に関わる深
刻な人道問題であるとともに、 国家の主権を侵害する重大な問題である。だからこ
そ、政府もこの問題を国政における最重要課題として、位置づけるとし、 最優先で
解決に取り組むと繰り返し言明してきた。しかるに国会でこの問題が取り上げられて
より、間もなく四年が経過しよ
うとしているが、未だ国民の眼には問題解決の糸口さえ見えない。
我々はさきに、拉致問題の解決なしにコメ支援を行うなと強く主張したが、政府与
党はこれを無視して五○万トン・金額にして一三○○○億円に相当するコメ支援を決
定した。しかも驚くべきことに、この五○万トンのコメ支援は、一九九七年一一月の
与党三党(自民・社会・さきがけ)訪朝団が密約してきたことが暴露されている。こ
れは、被拉致家族は勿論国民全体に対する重大な裏切り行為である。
果たせるかな一○月末に行われた日朝交渉については会談の内容は公表されず、肝心
の拉致問題についてもそれが話し合われたかどうかさえ、明らかにされなかった。こ
れも交渉において具体的な成果が全くなかった故にほかならない。日朝交渉の経過を
辿るに「拉致」を「行方不明者」と言い換えて主権の侵害を不問に付し、我が国から
経済支援を先にすることによって、北朝鮮側の解決への意欲を大幅に減退させ、マス
コミに対する「第三国発見方式」なる軽率な発言で解決を徒らに困難にしてきた。
我々道民は、このような無為無策の弱腰外交をいつまでも座視することは出来ない。
過ちを改むるに憚ることはない。今からでも、はじめに支援ありきの基本方針を改め、
毅然とした態度で緊急に日朝会談の再開を申し入れるべきである。そして交渉にあたっ
ては拉致問題の解決なしには北朝鮮に対し今後一切の経済支援を行わないことを通告
するのみならず、順次北朝鮮国籍船舶の寄港拒否、北朝鮮への送金停止などの手段を
講じて早期解決をつよく迫るよう求める。
右、声明する。
平成一二年一一月一九日
北朝鮮に拉致された日本人を救出する道民集会参加者一同
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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■道民集会、盛会裏に開催
去る19日、北海道の会(藤野義昭会長)主催により札幌市で開催された「北朝鮮に
拉致された日本人を救出する道民集会」は西村真悟衆議院議員、横田滋・早紀江夫妻、
西岡力救う会関東協議会会長らが講演・訴えを行い、300人の参加により成功裏に終
了しました。ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。
声明文
北朝鮮による「日本人拉致問題」は、言うまでもなく国民の生命・身体に関わる深
刻な人道問題であるとともに、 国家の主権を侵害する重大な問題である。だからこ
そ、政府もこの問題を国政における最重要課題として、位置づけるとし、 最優先で
解決に取り組むと繰り返し言明してきた。しかるに国会でこの問題が取り上げられて
より、間もなく四年が経過しよ
うとしているが、未だ国民の眼には問題解決の糸口さえ見えない。
我々はさきに、拉致問題の解決なしにコメ支援を行うなと強く主張したが、政府与
党はこれを無視して五○万トン・金額にして一三○○○億円に相当するコメ支援を決
定した。しかも驚くべきことに、この五○万トンのコメ支援は、一九九七年一一月の
与党三党(自民・社会・さきがけ)訪朝団が密約してきたことが暴露されている。こ
れは、被拉致家族は勿論国民全体に対する重大な裏切り行為である。
果たせるかな一○月末に行われた日朝交渉については会談の内容は公表されず、肝心
の拉致問題についてもそれが話し合われたかどうかさえ、明らかにされなかった。こ
れも交渉において具体的な成果が全くなかった故にほかならない。日朝交渉の経過を
辿るに「拉致」を「行方不明者」と言い換えて主権の侵害を不問に付し、我が国から
経済支援を先にすることによって、北朝鮮側の解決への意欲を大幅に減退させ、マス
コミに対する「第三国発見方式」なる軽率な発言で解決を徒らに困難にしてきた。
我々道民は、このような無為無策の弱腰外交をいつまでも座視することは出来ない。
過ちを改むるに憚ることはない。今からでも、はじめに支援ありきの基本方針を改め、
毅然とした態度で緊急に日朝会談の再開を申し入れるべきである。そして交渉にあたっ
ては拉致問題の解決なしには北朝鮮に対し今後一切の経済支援を行わないことを通告
するのみならず、順次北朝鮮国籍船舶の寄港拒否、北朝鮮への送金停止などの手段を
講じて早期解決をつよく迫るよう求める。
右、声明する。
平成一二年一一月一九日
北朝鮮に拉致された日本人を救出する道民集会参加者一同