救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「拉致問題の棚上げを許さないぞ!」緊急集会開催(1999/12/13)
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL/FAX 03-3946-5780
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http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark

荒 木 和 博

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 現代コリア研究所内
担当:荒木和博(k-araki@mac.email.ne.jp )
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。

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「拉致問題の棚上げを許さないぞ!」緊急集会開催

 お知らせした通り、学習会を切り替えた緊急集会が13日豊島区民センターで開催さ
れました。事前に通知する余裕がなかったにもかかわらず通常の学習会をはるかに上
回る100人以上の方々が参加して下さいました。
 この集会で採択された決議は次の通りです。今後食糧支援が決まれば座り込みなど
の行動を行います。ご協力よろしく御願い申し上げます。

決  議

 村山訪朝団に対して、私たちは拉致された人々の救出を棚上げにし、国交正常化を
急ぐものではないかとの懸念を強く持っていた。それゆえ出発前に「家族会」と「救
う会」は訪朝する全議員の事務所を訪問し救出のために全力を尽くすよう申し入れを
行った。
 しかし、帰国後団員の一人である自由党青木宏之代議士はテレビ番組に出演し拉致
問題について「それは日本が勝手に言っていることであってね。じゃあ、証拠知って
るの」などと暴言を吐いている。同席した民主党伊藤英成代議士もこの発言を聞きな
がら特に否定をしなかった。また別の番組で訪朝団の幹事長である自民党野中広務代
議士は「隣国が困っているのに援助をせず、心を通わせないで拉致疑惑をはじめとす
る問題が解決するのか」などと発言したという。
 これらの発言、共同発表文や伝えられる会議の内容はまさに村山訪朝団が当初から
拉致問題をまともに取り上げる意志がなかったことの証明である。本来明確な主権侵
害であり重大な人権侵害である拉致問題を人道問題に格下げし、赤十字に任せて政府
が「関与」だけにとどめるのは拉致された人々の救出を願う国民の目をごまかすため
の謀略に他ならない。
 私たちはこのような状況で国交交渉の推進、制裁の解除、食糧援助などが行われて
いくことを絶対に容認しない。訪朝団と同じ12月1日から3日には北朝鮮の人権問題に
関し全世界から心ある人々が韓国に集まりフォーラムが開催されている。韓国ではか
つて北朝鮮に心酔していた学生活動家などが北朝鮮の現実を知り金正日体制打倒の声
を上げている。今北朝鮮に援助するのは単に拉致問題の解決にマイナスになるだけで
なく、「人道」の美名の下に北朝鮮民衆を弾圧する体制を支援する文字通り反人道的
行為である。
 以上の立場から、私たちは日本政府に対し次の各点を求めるものである。
1、日朝交渉の正式議題として拉致された人々の帰還を北朝鮮に要求すること。
2、拉致問題に明確な進展が見られない限り一切の援助をしないこと。
3、この交渉で北朝鮮側が誠意ある姿勢を見せなかったり、交渉を打ち切った場合は
全面的かつ強力な制裁を断行すること。
4、北朝鮮の内部崩壊などの事態に備え、拉致された人々の救出のための組織作りを
緊急に進めること。
 また、自由党は青木代議士の発言について党としていかなる態度をとるのか明確に
すべきである。さらに私たちはこの際、総選挙や参議院選挙において、拉致問題に真
剣に取り組む議員と北朝鮮に与くみする議員を明確に峻別し、国民の審判がより正し
く下されるよう、心ある国民に呼びかけていく。また、全国の仲間と共に拉致問題に
怒りを持つ多くの国民の意思をより強く結集すべく、来春東京で第2回国民大集会を
開催することをここに宣言する。
 以上、決議する。
平成11年12月13日
「拉致問題の棚上げを許さないぞ!」緊急集会

  
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