ルーマニア人拉致被害者家族と面談(2007/04/06)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.04.06)
4月5日、家族会・救う会訪欧団がルーマニア人拉致被害者家族と面談した。
■ルーマニア人拉致被害者家族と面談
増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長は、4月5日正午から
16時頃まで、ルーマニアの地方都市クライオヴァのホテルにて、ルーマニア人
拉致被害者ドイナ・ブンベアさんのお母さんペトゥラさん(76)と弟さんガブ
リエル・ブンベアさん(40)と面談した。
面談は、ブカレストから西に車で約4時間程度のクライオヴァのホテル・ヘソ
ン内の会議室で行われた。12時から13時まではお母さんと弟さんと増元、西
岡が面談し、その後14時まで同じ場所で日本とルーマニアのメディアと会見し
た。14時から16時まで弟さんと会食した。
面談には、在ルーマニア日本大使館津島冠治大使が同席、同大使館安田有貴子
さんが通訳をしてくださった。
面談ではまず、増元事務局長が、日本における拉致救出運動と世界に広がる拉
致被害者について説明し、協力して被害者とその家族救出と真相究明に取り組み
たいと話した。それに対してガブリエルさんは、「私の力は小さいが、持ってい
るすべての力を使って問題解決のため取り組みたい。自分が死ぬまで頑張りたい」
と語った。
また「ルーマニア政府はメディアの報道でドイナが拉致被害者の一人だと判明
した後、この1か月、私たち家族に一度も連絡してこない」、「日本政府、家族
会、救う会の三者を自分は信頼している」、「一度、ジェンキンスさんたちに会っ
て姉のことを聞きたい」などと語った。
西岡副会長が、3月27日に電話で曽我ひとみさんから聞き取った以下のよう
なドイナさんの思い出を伝えた。
「器用な人で、料理屋ミシンでの服作りがうまかった。ロールキャベツ、イタリ
ア風サラダ、ピザなどの作り方を教えてくれた。チーズは貴重品だったから年に
1?2回だけ外貨ショップで買って、小麦粉から生地を作り、ピザを作っていた。
また、型紙をとり、生地からミシンで裁縫して服を作っていた。ひとみさんと二
人の娘のワンピースを作ってもらった」。
その話を聞いて、お母さんは感激して、「料理も裁縫も自分が教えた」と語っ
た。
ドイナさんの思い出を話してくださいと頼むと、
母「いい子だった。いなくなる2?3年前、2晩、3晩、寝ないで話をした。そ
れが最後になるとは思わなかった」
ガブリエル「才能ある芸術家だった。ルーマニアで1年間芸術を学び、その後イ
タリアで学んだ」
母「勤勉な子だった。ルーマニアにいた頃、朝から夜まで芸術の学校のため忙し
かったのに、朝早く起きて私の家事を助けてくれた。ドイナと17歳離れている
ガブリエルを生むとき、自分はあまりに年の離れている子どもができて恥ずかし
いと言ったら、ドイナは、そんなこと言わないで。きっとかわいい子どもが生ま
れてくる。お母さん生んでください、と言ってくれた。そしてドイナが弟の名を
ガブリエルと名付けた」
ガブリエル「北朝鮮で生まれた彼女の息子に、私と同じガブリエルと名付けたの
も、私をかわいがっていたためだと思う」
母「いつもテーブルに料理をきれいに並べてくれた。裁縫も、お母さん私がやる
から、と言ってくれた」
ガブリエル「何に対しても勤勉だった。裁縫も料理もお母さんから教わっていろ
いろなものを作っていた」、「イタリアに渡って8年住んだ。二重国籍だった」
家族会・救う会はガブリエルさんを4月22日の国民大集会(日比谷公会堂、
2時?5時)と、ジェンキンスさんらとの面会のため日本に招待したいと提案し
たところ、喜んで行きたい、との返事をもらった。
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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4月5日、家族会・救う会訪欧団がルーマニア人拉致被害者家族と面談した。
■ルーマニア人拉致被害者家族と面談
増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長は、4月5日正午から
16時頃まで、ルーマニアの地方都市クライオヴァのホテルにて、ルーマニア人
拉致被害者ドイナ・ブンベアさんのお母さんペトゥラさん(76)と弟さんガブ
リエル・ブンベアさん(40)と面談した。
面談は、ブカレストから西に車で約4時間程度のクライオヴァのホテル・ヘソ
ン内の会議室で行われた。12時から13時まではお母さんと弟さんと増元、西
岡が面談し、その後14時まで同じ場所で日本とルーマニアのメディアと会見し
た。14時から16時まで弟さんと会食した。
面談には、在ルーマニア日本大使館津島冠治大使が同席、同大使館安田有貴子
さんが通訳をしてくださった。
面談ではまず、増元事務局長が、日本における拉致救出運動と世界に広がる拉
致被害者について説明し、協力して被害者とその家族救出と真相究明に取り組み
たいと話した。それに対してガブリエルさんは、「私の力は小さいが、持ってい
るすべての力を使って問題解決のため取り組みたい。自分が死ぬまで頑張りたい」
と語った。
また「ルーマニア政府はメディアの報道でドイナが拉致被害者の一人だと判明
した後、この1か月、私たち家族に一度も連絡してこない」、「日本政府、家族
会、救う会の三者を自分は信頼している」、「一度、ジェンキンスさんたちに会っ
て姉のことを聞きたい」などと語った。
西岡副会長が、3月27日に電話で曽我ひとみさんから聞き取った以下のよう
なドイナさんの思い出を伝えた。
「器用な人で、料理屋ミシンでの服作りがうまかった。ロールキャベツ、イタリ
ア風サラダ、ピザなどの作り方を教えてくれた。チーズは貴重品だったから年に
1?2回だけ外貨ショップで買って、小麦粉から生地を作り、ピザを作っていた。
また、型紙をとり、生地からミシンで裁縫して服を作っていた。ひとみさんと二
人の娘のワンピースを作ってもらった」。
その話を聞いて、お母さんは感激して、「料理も裁縫も自分が教えた」と語っ
た。
ドイナさんの思い出を話してくださいと頼むと、
母「いい子だった。いなくなる2?3年前、2晩、3晩、寝ないで話をした。そ
れが最後になるとは思わなかった」
ガブリエル「才能ある芸術家だった。ルーマニアで1年間芸術を学び、その後イ
タリアで学んだ」
母「勤勉な子だった。ルーマニアにいた頃、朝から夜まで芸術の学校のため忙し
かったのに、朝早く起きて私の家事を助けてくれた。ドイナと17歳離れている
ガブリエルを生むとき、自分はあまりに年の離れている子どもができて恥ずかし
いと言ったら、ドイナは、そんなこと言わないで。きっとかわいい子どもが生ま
れてくる。お母さん生んでください、と言ってくれた。そしてドイナが弟の名を
ガブリエルと名付けた」
ガブリエル「北朝鮮で生まれた彼女の息子に、私と同じガブリエルと名付けたの
も、私をかわいがっていたためだと思う」
母「いつもテーブルに料理をきれいに並べてくれた。裁縫も、お母さん私がやる
から、と言ってくれた」
ガブリエル「何に対しても勤勉だった。裁縫も料理もお母さんから教わっていろ
いろなものを作っていた」、「イタリアに渡って8年住んだ。二重国籍だった」
家族会・救う会はガブリエルさんを4月22日の国民大集会(日比谷公会堂、
2時?5時)と、ジェンキンスさんらとの面会のため日本に招待したいと提案し
たところ、喜んで行きたい、との返事をもらった。
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首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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