拉致問題とテロ支援国指定を分離しない?ワイルダーNSC上級部長(2007/04/26)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2007.04.25)米国は拉致問題とテロ支援国指定
を分離しない?ワイルダーNSC上級部長
4月23日に出発した家族会・救う会訪米団(増元照明家族会事務局長、斉藤
文代さん、島田洋一救う会副会長)から第一報が届いた。ワイルダーNSC上級
部長は訪米団に、「われわれは、拉致問題とテロ支援国指定の問題を分離するつ
もりはない」と語った。また、米国が米朝協議で、軟化、妥協しているとの報道
は誤りとも述べた。
米国を北朝鮮をテロ支援国に指定した理由の一つに拉致問題がある。これは家
族会・救う会がこのような事態に備えて米国に働きかけて実現した運動の成果で
もあった。上記の発言は、拉致問題が解決されないままで拉致問題を指定理由か
らはずすことはないという趣旨であり、極めて重要な発言である。島田洋一副会
長からの報告は以下の通り。
■拉致問題とテロ支援国指定を分離しない?ワイルダーNSC上級部長
ワシントンで活動中の家族会・救う会訪米団は、25日午後4時半(現地時間)、
NSC(国家安全保障会議)を訪れ、デニス・ワイルダーアジア上級部長、ビク
ター・チャ・アジア部長と面談を行った。
その場でワイルダー氏は、テロ支援国リスト問題に関して、「われわれは、拉
致問題とテロ支援国指定の問題を分離する(de-link)つもりはない」「テロ指定
国リストに関してアメリカが何を北朝鮮と同意したかについて、混乱した報道が
見られるのは残念だ。われわれは、問題の検討に同意した。北朝鮮をテロ・リス
ト指定から解除することに同意してはいない。しかし北朝鮮は、合意内容を実際
以上に見せようと努めている」と強調した。
ワイルダー氏は、同日午前の記者会見においても、やはり「拉致問題をテロ支
援国家問題から分離(de-link)するつもりはない」と述べている。さらにワイル
ダー氏は、「アメリカが、基本的価値に関して軟化し、妥協しようとしていると
いう一部の報道は、まったくの誤りだ。アメリカ大統領は、深い信念、深い価値
の人だ。彼が、基本原則に関して北朝鮮と妥協することはない」「その思いを、
いかに大統領が声を大にして語る傾向を持っているか、ご承知だと思う。われわ
れは大統領に対し、おおやけの場では静かにしてくれるよう頼んだが、大統領の
姿勢はまったく軟化していないと保証できる」と続けた。
訪米団は、六者協議副代表であるビクター・チャ氏に対し、バンコ・デルタ・
アジア問題で北朝鮮は一体何をさらに求めているのか、米側の譲歩にもかかわら
ず問題を決着させられない理由は何なのかと尋ねた。それに対し、同氏は、「米
側の認識では、すでに決着済みだ。何が引っかかっているのかは分からない。昨
日、ニューヨークに行って(北朝鮮側との折衝の中で)明らかにしようと努めた
が、できなかった。明快な答えは得られなかった。正直に言って、何が引っかかっ
ているのか分からない」と述べた。
最後にワイルダー氏は、われわれは、より多くの国が国連安保理決議1718
号の制裁履行に参加することを望んでいる。日本が行ってきたことには大変満足
を感じている。しかし行動を起こしていない国もある」「われわれは中国をある
程度正しい方向に動かしたが、まだなすべきことがあると思っている」と付け加
えた。
訪米団からは、北朝鮮は一切信用できないとの考えが表明され、日米が原則を
守って協調していくことへの強い期待が語られた。
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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を分離しない?ワイルダーNSC上級部長
4月23日に出発した家族会・救う会訪米団(増元照明家族会事務局長、斉藤
文代さん、島田洋一救う会副会長)から第一報が届いた。ワイルダーNSC上級
部長は訪米団に、「われわれは、拉致問題とテロ支援国指定の問題を分離するつ
もりはない」と語った。また、米国が米朝協議で、軟化、妥協しているとの報道
は誤りとも述べた。
米国を北朝鮮をテロ支援国に指定した理由の一つに拉致問題がある。これは家
族会・救う会がこのような事態に備えて米国に働きかけて実現した運動の成果で
もあった。上記の発言は、拉致問題が解決されないままで拉致問題を指定理由か
らはずすことはないという趣旨であり、極めて重要な発言である。島田洋一副会
長からの報告は以下の通り。
■拉致問題とテロ支援国指定を分離しない?ワイルダーNSC上級部長
ワシントンで活動中の家族会・救う会訪米団は、25日午後4時半(現地時間)、
NSC(国家安全保障会議)を訪れ、デニス・ワイルダーアジア上級部長、ビク
ター・チャ・アジア部長と面談を行った。
その場でワイルダー氏は、テロ支援国リスト問題に関して、「われわれは、拉
致問題とテロ支援国指定の問題を分離する(de-link)つもりはない」「テロ指定
国リストに関してアメリカが何を北朝鮮と同意したかについて、混乱した報道が
見られるのは残念だ。われわれは、問題の検討に同意した。北朝鮮をテロ・リス
ト指定から解除することに同意してはいない。しかし北朝鮮は、合意内容を実際
以上に見せようと努めている」と強調した。
ワイルダー氏は、同日午前の記者会見においても、やはり「拉致問題をテロ支
援国家問題から分離(de-link)するつもりはない」と述べている。さらにワイル
ダー氏は、「アメリカが、基本的価値に関して軟化し、妥協しようとしていると
いう一部の報道は、まったくの誤りだ。アメリカ大統領は、深い信念、深い価値
の人だ。彼が、基本原則に関して北朝鮮と妥協することはない」「その思いを、
いかに大統領が声を大にして語る傾向を持っているか、ご承知だと思う。われわ
れは大統領に対し、おおやけの場では静かにしてくれるよう頼んだが、大統領の
姿勢はまったく軟化していないと保証できる」と続けた。
訪米団は、六者協議副代表であるビクター・チャ氏に対し、バンコ・デルタ・
アジア問題で北朝鮮は一体何をさらに求めているのか、米側の譲歩にもかかわら
ず問題を決着させられない理由は何なのかと尋ねた。それに対し、同氏は、「米
側の認識では、すでに決着済みだ。何が引っかかっているのかは分からない。昨
日、ニューヨークに行って(北朝鮮側との折衝の中で)明らかにしようと努めた
が、できなかった。明快な答えは得られなかった。正直に言って、何が引っかかっ
ているのか分からない」と述べた。
最後にワイルダー氏は、われわれは、より多くの国が国連安保理決議1718
号の制裁履行に参加することを望んでいる。日本が行ってきたことには大変満足
を感じている。しかし行動を起こしていない国もある」「われわれは中国をある
程度正しい方向に動かしたが、まだなすべきことがあると思っている」と付け加
えた。
訪米団からは、北朝鮮は一切信用できないとの考えが表明され、日米が原則を
守って協調していくことへの強い期待が語られた。
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首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
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TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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