救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

よど号犯妻に逮捕状請求へ、斉藤文代さんが会見(2007/06/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆ (2007.06.13)

 本日、警視庁公安部は、昭和55年(1980年)に松木薫さん、石岡亨さん
拉致の実行犯として、よど号犯リーダー田宮高麿の妻森順子と若林盛亮の妻若林
佐喜子の二人に対し逮捕状を請求する。これにつき松木薫さんの姉、斉藤文代さ
んと救う会熊本・加納良寛会長が本日10時半に熊本県庁記者クラブで会見した。
概要は以下の通り。

■よど号犯妻に逮捕状請求へ、斉藤文代さんが会見
斉藤文代さん 私は、昨年2月に警視庁公安部に、森と若林の二人を刑事告発し
ていました。政府が動いてくれたので嬉しい気がします。長く時間がかかりまし
たが、一歩前進したと思います。今の状態は、拉致された人が帰らず、罪を犯し
た人の方が先に帰ってきたものですから、本当に腹立たしい気持ちがあります。
(容疑者は)自分の罪を早く償ってほしいと思います。

 入院中の母は、私と話すと意思は通じます。しかし母は、あまりに長く(薫さ
んと)離れているので、これが前進とは納得できないと思います。

※メモ
 石岡さんと一緒に旅行した神奈川県の男性が、昭和55年4月15日にスペイ
ンのバルセロナの動物園で撮った写真に、石岡さんとよど号犯の妻二人が写って
いる。彼らは、動物園に行く途中、よど号犯の妻二人に出会い、一緒に動物園に
行くことになった。二人の女性は撮影に渋々応じたため犯罪の証拠が残されるこ
ととなった。既に二人は旅券法違反で国際手配されていた。

 その後、50代の女性たちがマドリードで若林、森に出会い、約3週間よど号
犯妻のアパートに出入りし、食事を振舞われ、ウィーンに行こうと旅行に誘われ
ている。しかし、断ったために彼女たちは助かった。このアパートこそ、石岡さ
んと松木さんが出入りしていたアパートである。北朝鮮に亡命したよど号犯の妻
と、拉致被害者がヨーロッパで会い、旅行に誘われる。これが単なる偶然の出会
いである筈がない。よど号犯の妻たちは親切な日本人を装い、多数の日本人を北
朝鮮に拉致してきたのである。

 また、報道によれば、よど号犯の別の妻の証言によれば、石岡さんと松木さん
はよど号の拠点「日本革命村」から小一時間のところにある招待所に一時期監禁
され、思想教育などを受けていた、という。



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