よど号犯子どもの旅券返還命令を??安倍拉致対策本部長宛要請文(2007/06/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆ (2007.06.14)
本日、6月14日、西岡力・救う会常任副会長が政府拉致問題対策本部を訪れ、
河内隆・総合調整室長、岡田隆政策企画室長らに面会し、家族会・救う会からの
安倍晋三・内閣総理大臣宛の要請書を手渡した。なお、本文は昨日のメールニュー
スと同じ内容。
■よど号犯子どもの旅券返還命令を??安倍拉致対策本部長宛要請文
平成19年6月14日
拉致問題対策本部
本部長 安倍 晋三 殿
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
要請書「よど号犯の19人の子らに旅券返還命令を」
6月13日、警視庁は松木薫さんと石岡亨さんを拉致した犯人としてよど号赤
軍グループの森順子(故田宮高麿の妻)と若林佐喜子(旧姓黒田、若林盛亮の妻)
の2人に対して、逮捕状を取った。また、近く二人を国際指名手配するという。
すでに二人を刑事告発していた松木さんの姉、斉藤文代さんは記者会見で「一
歩前進だ」と評価した。この間の捜査当局の努力に敬意を表したい。しかし、松
木さんらはいまだに北朝鮮から帰ってきていない。その点では逮捕状が出たこと
は問題の実質的進展とは言えない。一日でも早く被害者が全員帰れるように政府
対策本部の一層の尽力を望みたい。
同じ会見で斉藤さんは「拉致された人が帰らず、罪を犯した人の方が先に帰っ
てきている」と複雑な思いを吐露された。よど号赤軍グループのうち、妻5人と
子供19人がすでに帰国した。ここで、我々が問題提起したいのは19人の子供
らは日本から旅券を発給され、繰り返し北朝鮮を訪れていることだ。彼らは当然、
拉致犯人らに日本の様子を伝え、帰国した仲間らに指令を伝えるなど、工作メッ
センジャーを果たしていると見るべきだ。
日本政府は妻らに対して昭和63年北朝鮮工作員と行動をともにしているなど
の理由で旅券返還命令を出した。彼女らが帰国時に逮捕されるのは、その命令に
従わなかった罪のためだ。日本は北朝鮮とは異なり、人権を無視した家族連座制
を持たない。しかし、よど号グループの子らが北朝鮮に渡航し拉致犯人を含むよ
ど号グループ、その上司である北朝鮮工作機関幹部との接触に利用されている事
実がある以上、昭和63年に妻らに下されたと同じ基準を適用して、子らに対し
て政府は旅券返還命令を出すべきではないか。少なくとも彼らが、北朝鮮工作機
関やよど号犯のメッセンジャーという呪縛から解放されるまでは、北朝鮮に行け
なくしてあげる方が、子どもたちにとっても望ましい。
逮捕状により、子らが北朝鮮で接触する者らの中に、拉致容疑者がいることが
より明白になった。政府は昨年10月決めた拉致問題に対する当面の方針の中で
「厳格な法執行を引き続き実施していく」としている。日本に帰国した19人の
子らに旅券返還命令を出すことを強く求めたい。
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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本日、6月14日、西岡力・救う会常任副会長が政府拉致問題対策本部を訪れ、
河内隆・総合調整室長、岡田隆政策企画室長らに面会し、家族会・救う会からの
安倍晋三・内閣総理大臣宛の要請書を手渡した。なお、本文は昨日のメールニュー
スと同じ内容。
■よど号犯子どもの旅券返還命令を??安倍拉致対策本部長宛要請文
平成19年6月14日
拉致問題対策本部
本部長 安倍 晋三 殿
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
要請書「よど号犯の19人の子らに旅券返還命令を」
6月13日、警視庁は松木薫さんと石岡亨さんを拉致した犯人としてよど号赤
軍グループの森順子(故田宮高麿の妻)と若林佐喜子(旧姓黒田、若林盛亮の妻)
の2人に対して、逮捕状を取った。また、近く二人を国際指名手配するという。
すでに二人を刑事告発していた松木さんの姉、斉藤文代さんは記者会見で「一
歩前進だ」と評価した。この間の捜査当局の努力に敬意を表したい。しかし、松
木さんらはいまだに北朝鮮から帰ってきていない。その点では逮捕状が出たこと
は問題の実質的進展とは言えない。一日でも早く被害者が全員帰れるように政府
対策本部の一層の尽力を望みたい。
同じ会見で斉藤さんは「拉致された人が帰らず、罪を犯した人の方が先に帰っ
てきている」と複雑な思いを吐露された。よど号赤軍グループのうち、妻5人と
子供19人がすでに帰国した。ここで、我々が問題提起したいのは19人の子供
らは日本から旅券を発給され、繰り返し北朝鮮を訪れていることだ。彼らは当然、
拉致犯人らに日本の様子を伝え、帰国した仲間らに指令を伝えるなど、工作メッ
センジャーを果たしていると見るべきだ。
日本政府は妻らに対して昭和63年北朝鮮工作員と行動をともにしているなど
の理由で旅券返還命令を出した。彼女らが帰国時に逮捕されるのは、その命令に
従わなかった罪のためだ。日本は北朝鮮とは異なり、人権を無視した家族連座制
を持たない。しかし、よど号グループの子らが北朝鮮に渡航し拉致犯人を含むよ
ど号グループ、その上司である北朝鮮工作機関幹部との接触に利用されている事
実がある以上、昭和63年に妻らに下されたと同じ基準を適用して、子らに対し
て政府は旅券返還命令を出すべきではないか。少なくとも彼らが、北朝鮮工作機
関やよど号犯のメッセンジャーという呪縛から解放されるまでは、北朝鮮に行け
なくしてあげる方が、子どもたちにとっても望ましい。
逮捕状により、子らが北朝鮮で接触する者らの中に、拉致容疑者がいることが
より明白になった。政府は昨年10月決めた拉致問題に対する当面の方針の中で
「厳格な法執行を引き続き実施していく」としている。日本に帰国した19人の
子らに旅券返還命令を出すことを強く求めたい。
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
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TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
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