米国大使に拉致問題への協力に対しお礼とお願い?3団体(2004/09/15)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.09.15-1)
■米国大使に拉致問題への協力に対しお礼とお願い?3団体
家族会、救う会、拉致議連では、9月14日、米国大使館にマイケル・マハラッ
ク臨時代理大使を訪ね、療養中のベイカー大使へのお見舞いの言葉を伝え、また
9・11テロの犠牲者に哀悼の意を表し、テロ国家リストへの日本人拉致問題の
掲載への感謝と、今後の協力を改めて依頼した。
マハラック臨時代理大使からは、概要以下の話があった。
今朝電話でベイカー大使と話したが、皆様に宜しくとのことでした。とても元
気な声で、遠からず復帰されると思う。
米国政府は、残りの拉致問題解決のために日本政府をフルに支援する。北朝鮮
への対処は人権問題が大事だ。6者会談のケリー・米国代表は、日本と相談して
必ず拉致問題もやると言っていた。ベイカー大使も、アーミテージ国務副長官も
他の高官たちも、拉致問題で日本への支援を何回も口にしている。
日本政府は、北朝鮮に圧力をかけているが、米国政府はそれを妥当と思う。そ
の表れとして米国は、テロリスト・リストに北朝鮮の日本人拉致問題を追加した。
参加者は以下の通り。家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、蓮
池 透事務局長、増元照明事務局次長、救う会=佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務
局長、拉致議連=中川昭一顧問(経済産業大臣)、中井 洽会長代理、松原 仁
事務局長代理。 救う会、家族会はベイカー大使宛に下記の文書を届けた。
在日本米国大使ハワード・ベイカー殿
9.11テロ事件から3年が経ちました。あの日に犠牲となった人々、そして
テロとの戦いに命を落とした勇気ある人々に対し、改めて哀悼の意を表します。
今年4月に米国政府が発表した「国際テロ報告2003年」では、拉致問題に
明確な言及がなされました。それは以下の通りです。
「北朝鮮政府は生存する拉致被害者5人の帰国を許した。そして北に残る家族
の帰還を巡り日本政府と交渉している」
この米国による圧力が、日本の地における被害者家族の再会へと、北朝鮮当局
を促したことは間違いありません。ありがたく思います。
しかし、拉致問題は、解決にはほど遠い状態にあります。それどころか、まさ
に本格的な闘いが始まったばかりであり、政府認定の10人をはじめ、いまだ北
朝鮮にとらわれたままの未帰還者が数多くいます。
われわれの立場は明確です。国交正常化交渉再会の前提として、まず、拉致被
害者に関して、すべての事実関係、すべての真実が明らかにされねばならない。
しかし、金正日は、あいかわらず、ずるずると事を引き延ばし、恥ずかしげもな
く様子を窺っています。
今後とも、拉致問題の解決が、核問題その他と並んで、北朝鮮が米国政府のテ
ロ国家リストからはずされる条件として掲げ続けられるよう願っております。
日頃の御助力に、ここに改めて感謝の意を表します。
平成16年9月14日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■米国大使に拉致問題への協力に対しお礼とお願い?3団体
家族会、救う会、拉致議連では、9月14日、米国大使館にマイケル・マハラッ
ク臨時代理大使を訪ね、療養中のベイカー大使へのお見舞いの言葉を伝え、また
9・11テロの犠牲者に哀悼の意を表し、テロ国家リストへの日本人拉致問題の
掲載への感謝と、今後の協力を改めて依頼した。
マハラック臨時代理大使からは、概要以下の話があった。
今朝電話でベイカー大使と話したが、皆様に宜しくとのことでした。とても元
気な声で、遠からず復帰されると思う。
米国政府は、残りの拉致問題解決のために日本政府をフルに支援する。北朝鮮
への対処は人権問題が大事だ。6者会談のケリー・米国代表は、日本と相談して
必ず拉致問題もやると言っていた。ベイカー大使も、アーミテージ国務副長官も
他の高官たちも、拉致問題で日本への支援を何回も口にしている。
日本政府は、北朝鮮に圧力をかけているが、米国政府はそれを妥当と思う。そ
の表れとして米国は、テロリスト・リストに北朝鮮の日本人拉致問題を追加した。
参加者は以下の通り。家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、蓮
池 透事務局長、増元照明事務局次長、救う会=佐藤勝巳会長、平田隆太郎事務
局長、拉致議連=中川昭一顧問(経済産業大臣)、中井 洽会長代理、松原 仁
事務局長代理。 救う会、家族会はベイカー大使宛に下記の文書を届けた。
在日本米国大使ハワード・ベイカー殿
9.11テロ事件から3年が経ちました。あの日に犠牲となった人々、そして
テロとの戦いに命を落とした勇気ある人々に対し、改めて哀悼の意を表します。
今年4月に米国政府が発表した「国際テロ報告2003年」では、拉致問題に
明確な言及がなされました。それは以下の通りです。
「北朝鮮政府は生存する拉致被害者5人の帰国を許した。そして北に残る家族
の帰還を巡り日本政府と交渉している」
この米国による圧力が、日本の地における被害者家族の再会へと、北朝鮮当局
を促したことは間違いありません。ありがたく思います。
しかし、拉致問題は、解決にはほど遠い状態にあります。それどころか、まさ
に本格的な闘いが始まったばかりであり、政府認定の10人をはじめ、いまだ北
朝鮮にとらわれたままの未帰還者が数多くいます。
われわれの立場は明確です。国交正常化交渉再会の前提として、まず、拉致被
害者に関して、すべての事実関係、すべての真実が明らかにされねばならない。
しかし、金正日は、あいかわらず、ずるずると事を引き延ばし、恥ずかしげもな
く様子を窺っています。
今後とも、拉致問題の解決が、核問題その他と並んで、北朝鮮が米国政府のテ
ロ国家リストからはずされる条件として掲げ続けられるよう願っております。
日頃の御助力に、ここに改めて感謝の意を表します。
平成16年9月14日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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