家族会からブッシュ大統領への手紙(2007/11/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2007.11.14-2）
家族会の訪米に当たり、家族会では各メンバーが署名したブッシュ大統領への
手紙を持参し、１４日に面会するジェフリー大統領府次席補佐官に手渡す予定。
以下はその全文である。
■家族会からブッシュ大統領への手紙
親愛なるブッシュ大統領閣下
閣下におかれましては、北朝鮮の人権侵害問題に取り組み、テロとの闘いを推
進しておられることに敬意を表します。「日本人拉致問題」にも深いご理解を示
していただき、心より感謝申し上げます。
私たち「家族会」のメンバーは、2001年より度々ワシントンを訪問し、貴国議
会関係者や政府関係者に対し、拉致被害者の救出の為にご協力いただきたいとお
願いを重ねて参りました。2003年春アーミテージ国務副長官（当時）にお会いし、
「拉致はテロである」という回答をいただき、共に「テロとの闘い」を続けてい
く確約をいただきました。又、国務省の「国際テロ報告」2003年度版以降、北朝
鮮を「テロ支援国家」に指定する理由として、毎年、日本人など外国人の拉致問
題が未解決である事実を掲げていただいています。このことは、私たちの家族を
救出する意味で大きな力となっております。
そして昨年は、拉致被害者「横田めぐみさん」の母親の早紀江さんと弟の拓也
氏との面会を実現していただきました。その後開催されたG8サミットにおいて、
日本政府とともに、「北朝鮮による日本人拉致問題」を提起して、国際的な問題
として取り上げていただきました。
ところが今年の「2.13六者協議合意」以後、北朝鮮が「核の無能力化」に着手
する見返りとして、米国のテロ支援国家指定から北朝鮮を外すことを要求し、そ
れに呼応して米国国務省には、「核の無能力化」が実現すれば北朝鮮の「テロ支
援国家指定」を解除する動きがあると報じられております。その「無能力化」の
定義もずるずると後退している感を否めません。
北朝鮮による拉致の被害者は、日本のみならず、韓国・タイ・ルーマニア・中
国など、分かっているだけでも１２ヶ国に及び、被害者の多くは今なお幽閉され
ています。脱北者救援中に拉致されたキム・ドンシク牧師など、米国の永住権保
持者も含まれています。そのような中、貴国が北朝鮮の「テロ支援国家指定」を
解除することは、北朝鮮のテロ行為を不問に伏すということになり、私たちの家
族の救出にとって大きなダメージとなります。
大統領閣下におかれましては、北朝鮮によって人権を奪われ、望郷の念を抱き
続けている多くの拉致被害者を救出する為に、「テロ支援国家指定解除」に関し
ましては何卒熟考いただきますことを切にお願い申し上げます。
2007年 11月 14日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
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●福田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 福田康夫殿
●救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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家族会の訪米に当たり、家族会では各メンバーが署名したブッシュ大統領への
手紙を持参し、１４日に面会するジェフリー大統領府次席補佐官に手渡す予定。
以下はその全文である。
■家族会からブッシュ大統領への手紙
親愛なるブッシュ大統領閣下
閣下におかれましては、北朝鮮の人権侵害問題に取り組み、テロとの闘いを推
進しておられることに敬意を表します。「日本人拉致問題」にも深いご理解を示
していただき、心より感謝申し上げます。
私たち「家族会」のメンバーは、2001年より度々ワシントンを訪問し、貴国議
会関係者や政府関係者に対し、拉致被害者の救出の為にご協力いただきたいとお
願いを重ねて参りました。2003年春アーミテージ国務副長官（当時）にお会いし、
「拉致はテロである」という回答をいただき、共に「テロとの闘い」を続けてい
く確約をいただきました。又、国務省の「国際テロ報告」2003年度版以降、北朝
鮮を「テロ支援国家」に指定する理由として、毎年、日本人など外国人の拉致問
題が未解決である事実を掲げていただいています。このことは、私たちの家族を
救出する意味で大きな力となっております。
そして昨年は、拉致被害者「横田めぐみさん」の母親の早紀江さんと弟の拓也
氏との面会を実現していただきました。その後開催されたG8サミットにおいて、
日本政府とともに、「北朝鮮による日本人拉致問題」を提起して、国際的な問題
として取り上げていただきました。
ところが今年の「2.13六者協議合意」以後、北朝鮮が「核の無能力化」に着手
する見返りとして、米国のテロ支援国家指定から北朝鮮を外すことを要求し、そ
れに呼応して米国国務省には、「核の無能力化」が実現すれば北朝鮮の「テロ支
援国家指定」を解除する動きがあると報じられております。その「無能力化」の
定義もずるずると後退している感を否めません。
北朝鮮による拉致の被害者は、日本のみならず、韓国・タイ・ルーマニア・中
国など、分かっているだけでも１２ヶ国に及び、被害者の多くは今なお幽閉され
ています。脱北者救援中に拉致されたキム・ドンシク牧師など、米国の永住権保
持者も含まれています。そのような中、貴国が北朝鮮の「テロ支援国家指定」を
解除することは、北朝鮮のテロ行為を不問に伏すということになり、私たちの家
族の救出にとって大きなダメージとなります。
大統領閣下におかれましては、北朝鮮によって人権を奪われ、望郷の念を抱き
続けている多くの拉致被害者を救出する為に、「テロ支援国家指定解除」に関し
ましては何卒熟考いただきますことを切にお願い申し上げます。
2007年 11月 14日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
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●福田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 福田康夫殿
●救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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