救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米団報告 主要面談内容(2007/11/18)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆ (2007.11.18)

■ 訪米団面談記録

ロスレーティネン下院議員発言要旨
2007・11・15 9:30?10:00 下院議員会館

・ スケジュール調整でご迷惑をかけてすまなかった。

・ 拉致問題はテロ支援国リスト解除の重要な争点だ。

・ ブッシュ大統領と国務省は被害者家族のことを絶対に忘れてはなら
ない。

・ 拉致問題で永久的で肯定的な前進がない限り、解除してはならない。
前向きな解決がない限り、制裁は緩めるべきでない。

・ 私は今日、ヒル次官補と会うので、皆様との会談の結果を伝える。
(訪米団からこちらもヒルに面会する予定だと伝える)


ブラウンバック上院議員発言要旨
2007・11・15 10:30?11:00 上院議員会館

・ 私も指定解除に反対だ。今後も継続して皆様を応援する。

・ 下院ロスレーティネン議員らの法案については具体的には知らないが、
上院でも解除の条件に拉致などを明記する法案を準備している。自分と
ジョン・カイル議員、ジョー・リーバーマン議員が準備している。カイ
ル議員とは直接話している。感謝祭の休暇のあと具体的に動き始める予
定だ。(訪米団が面会した3人の米議員、ロスレーティネン法案の現在の
署名者28名の議員、カイル議員もすべて共和党だ。しかし、リーバーマ
ン議員は民主党系無所属であり、ブラウンバック議員のこの動きは、指
定解除反対の声が民主党にも広がる可能性を示しており注目される)

・ 日本が、解除に反対しているということを米国で強く訴えて欲しい。
ヒルには強いメッセージが必要だ。

・ 交渉担当者が成果を出そうとするあまり、前のめりになりすぎている。


ローラバッカー下院議員発言要旨
2007・11・15 13:30?14:00 下院議員会館

・ 自分もロスレーティネン議員らの法案に賛同署名する。

・ 一番最近の日朝交渉で北朝鮮は拉致について何といっているのか
(「解決済み」と開き直っていると訪米団が回答)

・ ロスレーティネン法案では日本人拉致被害者15人を返すことを解除の
条件にしているが、いま抑留されている拉致被害者の名前をすべて教えて
欲しい。(日本政府認定17人と特定失踪者などについて訪米団が説明し、
後日資料を送ることを約束した)

・ 返そうと決断すれば返せる人質についても開き直っていて北朝鮮が核
廃棄の約束を守るはずがない。拉致問題は人道問題として許せないが、
これをきちんと解決するかどうかが北朝鮮の交渉への誠実さをはかる物差
しになるという面でも重要だ。

・ 交渉担当者同士が解除をやりたがっている。

・ 日本側は明確に解除に反対して欲しい。

・ 同盟関係が優先されるべき。家族の思いを当然、理解する。

・ 措定解除は誤ったメッセージを送ることになる。



ラビッチ副大統領次席補佐官発言要旨
2007/11/15 16:00?16:30 NSC

・ 私個人にとっても、副大統領オフィスとしても、米政府全体としても
米日同盟は重要で強い絆だ。

・ 拉致は理解しがたいほど悲惨なことだ。

・ 米政府の最高位の大統領と副大統領が横田さん家族に面会して大きく
心を動かされた。私は6年間ホワイトハウスに勤めているが、そのような
感動的な面会は見たことがない。

・ 北朝鮮が拉致被害者を帰すことはテストでもある。すぐ帰せる人間を
帰さなければ、核廃棄の約束を守るかと疑いが生じる。

・ ヒル次官補が解除の決定は自分のレベルではないと皆様に答えたこと自体は正しい。
決定は国務次官補でもなく、国務長官でもなく、大統領の権限だ。

・ 皆様の話はかならず副大統領に伝える。

・ (松原議員が述べた反対の論理の中の、(1)国務省がこれまで年次報告
書の指定理由に拉致を挙げてきたこと、(2)拉致は現在進行形のテロだから
過去6ヶ月間テロに加担していないという解除条件は満たされない、につ
いて興味深そうな表情でノートにメモしていた)





 




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