アーミテージ米国務副長官に謝意(2004/10/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.10.13-3)
■アーミテージ米国務副長官に謝意
家族会、救う会、議連は、10月14日、来日中のアーミテージ米国務副長官
に面会し、テロ支援国リストに日本人拉致問題を掲載理由の一つとしてくれたこ
と、米国議会が「北朝鮮人権法」を可決し、その中で日本人拉致の解決に言及し
たことに謝意を表し、今後の協力を依頼した。懇談には、マハラック米駐日臨時
代理大使らも参加した。アーミテージ氏は、着席するや、「東京に来た時は必ず
お会いしますね」と述べ、米政府が拉致問題に関心を持っていることを示した。
冒頭、横田滋・家族会代表がテロ支援国リストにつき謝意を表明し、アーミテー
ジ氏は、「この部屋でそうしてくれと言いましたね」と応じた。横田代表は、現
在のテロ支援国リストには、帰国した5人の家族のことが書かれているが、消息
不明の多くの被害者についても今後掲載理由にしてほしいと協力を依頼した。
アーミテージ氏は、「私にとっても、米政府にとっても拉致問題は重要だ。一
人の人間として、また同盟国として支援したい。北朝鮮のやることはわからない
ことばかりだ。北朝鮮が真実を告げざるをえない状況に追い込むしかない。この
問題が解決するまで私も気持ちが安らがない」と述べた。
拉致議連の平沼赳夫会長も上記に謝意を表し、「制裁発動を含め、タイミング
を見て、米国とも相談し北朝鮮に解決を促したい」と述べた。
島田洋一・救う会副会長が、「安保理に出して制裁できるか」との問いに、ア
氏は、「6者協議を大統領選挙までやらないと考えているのは計算間違いだ。安
保理で取り上げないから他の方法がないということでもない。待つことは核開発
などにつながるので、制裁が必要だ。今後は、中国が北朝鮮に関与し続けるよう
要請すること、韓国が日米協力に対し変な方向に行かないように説得すること、
北朝鮮に神経質になりびくつかないことだ。びくつくと賭場の掛け金をつりあげ
てくる。冷静に、日米が歩調を合わせることだ」と述べた。
さらに、「私も横田めぐみさんが生きて帰る日を待ち望んでいる。(今どうし
ているのか)知らないということは本当につらいことだ。今日私たちが会うこと
は北朝鮮に(日米が)協力していることを知らしめることになる。米国が同盟国
の家族会にも注意を払っていることを北朝鮮が知ることが大事だ」と述べ、懇談
を終えた。
3団体共同の同氏への手紙は以下の通り。
2004年10月13日
親愛なるアーミテージ副長官
貴下の絶大なるご協力により、今年4月末の「テロ支援国リスト2003」に
おいて、北朝鮮をテロ国家とする理由の一つとして、拉致問題が明確に言及され
ました。
米国の北朝鮮への圧力により、これらの家族が日本の地での再開を促進したこ
とは疑う余地もありません。厚く感謝申し上げます。
しかしながら、拉致問題は解決にはほど遠い状況です。これからが正念場です。
日本政府認定の10名以外にも多くの拉致被害者がいます。
我々の立場は明確です。北朝鮮がすべての拉致に関する事実関係と真相を明ら
かにしない限り、二国間で国交正常化交渉を行うべきではないということです。
しかし、金正日は従来通り恥ずかしげもなく解決を先延ばししています。
核問題や他の問題とともに、拉致問題の解決は、北朝鮮が米国のテロ支援国リ
ストから除外される場合に不可欠のものとされることを希望しています。
我々は、北朝鮮人権法案が米国議会を通過したことを大きな喜びとしています。
我々の立場からすれば、日本政府がこの問題について、北朝鮮と中国にさらな
る圧力を加えることを推進したいと思っています。
貴下の変わらぬご支援に感謝して
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 会長
平沼赳夫
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■アーミテージ米国務副長官に謝意
家族会、救う会、議連は、10月14日、来日中のアーミテージ米国務副長官
に面会し、テロ支援国リストに日本人拉致問題を掲載理由の一つとしてくれたこ
と、米国議会が「北朝鮮人権法」を可決し、その中で日本人拉致の解決に言及し
たことに謝意を表し、今後の協力を依頼した。懇談には、マハラック米駐日臨時
代理大使らも参加した。アーミテージ氏は、着席するや、「東京に来た時は必ず
お会いしますね」と述べ、米政府が拉致問題に関心を持っていることを示した。
冒頭、横田滋・家族会代表がテロ支援国リストにつき謝意を表明し、アーミテー
ジ氏は、「この部屋でそうしてくれと言いましたね」と応じた。横田代表は、現
在のテロ支援国リストには、帰国した5人の家族のことが書かれているが、消息
不明の多くの被害者についても今後掲載理由にしてほしいと協力を依頼した。
アーミテージ氏は、「私にとっても、米政府にとっても拉致問題は重要だ。一
人の人間として、また同盟国として支援したい。北朝鮮のやることはわからない
ことばかりだ。北朝鮮が真実を告げざるをえない状況に追い込むしかない。この
問題が解決するまで私も気持ちが安らがない」と述べた。
拉致議連の平沼赳夫会長も上記に謝意を表し、「制裁発動を含め、タイミング
を見て、米国とも相談し北朝鮮に解決を促したい」と述べた。
島田洋一・救う会副会長が、「安保理に出して制裁できるか」との問いに、ア
氏は、「6者協議を大統領選挙までやらないと考えているのは計算間違いだ。安
保理で取り上げないから他の方法がないということでもない。待つことは核開発
などにつながるので、制裁が必要だ。今後は、中国が北朝鮮に関与し続けるよう
要請すること、韓国が日米協力に対し変な方向に行かないように説得すること、
北朝鮮に神経質になりびくつかないことだ。びくつくと賭場の掛け金をつりあげ
てくる。冷静に、日米が歩調を合わせることだ」と述べた。
さらに、「私も横田めぐみさんが生きて帰る日を待ち望んでいる。(今どうし
ているのか)知らないということは本当につらいことだ。今日私たちが会うこと
は北朝鮮に(日米が)協力していることを知らしめることになる。米国が同盟国
の家族会にも注意を払っていることを北朝鮮が知ることが大事だ」と述べ、懇談
を終えた。
3団体共同の同氏への手紙は以下の通り。
2004年10月13日
親愛なるアーミテージ副長官
貴下の絶大なるご協力により、今年4月末の「テロ支援国リスト2003」に
おいて、北朝鮮をテロ国家とする理由の一つとして、拉致問題が明確に言及され
ました。
米国の北朝鮮への圧力により、これらの家族が日本の地での再開を促進したこ
とは疑う余地もありません。厚く感謝申し上げます。
しかしながら、拉致問題は解決にはほど遠い状況です。これからが正念場です。
日本政府認定の10名以外にも多くの拉致被害者がいます。
我々の立場は明確です。北朝鮮がすべての拉致に関する事実関係と真相を明ら
かにしない限り、二国間で国交正常化交渉を行うべきではないということです。
しかし、金正日は従来通り恥ずかしげもなく解決を先延ばししています。
核問題や他の問題とともに、拉致問題の解決は、北朝鮮が米国のテロ支援国リ
ストから除外される場合に不可欠のものとされることを希望しています。
我々は、北朝鮮人権法案が米国議会を通過したことを大きな喜びとしています。
我々の立場からすれば、日本政府がこの問題について、北朝鮮と中国にさらな
る圧力を加えることを推進したいと思っています。
貴下の変わらぬご支援に感謝して
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟 会長
平沼赳夫
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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