帰国した5人が満2年で談話・手記(2004/10/15)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.10.15-2)
■帰国した5人が満2年で談話・手記
帰国後満2年となる10月15日を控え、10月14日、蓮池 薫・祐木子さ
ん、地村保志・富貴江さん、曽我ひとみさんが、それぞれ談話・手記を公表した。
全文以下の通り。
◆蓮池薫・祐木子さの談話
私どもが帰国して2年になりました。この間、国民の皆様の多大な関心とご支
援の中で私ども家族の再結合が実現し、いろいろとハードルはありますが、今一歩一歩、
日本社会への復帰と順応の道を歩んでおります。これも一重に国民の皆様のお陰
です。本当にありがとうございます。
残念ながら、拉致問題はまだ解決に至っておりません。拉致被害者のご家族が
高齢になっている中、一日たりとも猶予はなりません。私どもは今まで、ご家族
や関係機関への情報提供をはじめ、私どもの立場としてできる限りのことはやっ
てまいりました。これからも同様に協力させていただく考えです。世論が風化し
ないよう、引き続き、国民の皆さまの深いご理解とご支援をお願い申し上げます。
◆地村保志・富貴江さんの談話
帰国2年を迎えますが、今日まで私たち家族にお寄せいただいた、公私にわた
る様々なご支援、心温まる激励や品々、署名へのご協力など本当にありがとうご
ざいました。地元小浜市、福井県民、姉妹都市奈良市、川越市をはじめ多くの国
民の皆様の支えにより、帰国できたことを改めて感謝いたします。
幸い、私たちは再び日本で子供たちと暮らすことができるようになり心の安堵
は取り戻すことはできましたが、最近の日朝交渉の状況を聞くにつけ、10人の
安否不明の皆さん、特定失踪者の方々の情報に進展が見られないようで、関係ご
家族のお気持ちを考えると心が痛みます。
日本政府におかれては、懸命の努力をはらわれ交渉していただいていることは
充分承知していますが、さらに国民世論が盛り上がることにより解決の後押しを
していただきますよう全国の皆さんにお願いいたします。私たち家族も自立への
道を着実に歩むことによりできる限りの協力、努力をしてまいりたいと思ってい
ます。
◆曽我ひとみさんの手記
「この2年間を振りかえって」
この2年間一言では言い表すことのできない位色々な事がありました。24年
ぶりに夢にだけ見ていた日本に帰って来ることができそして家族と会うことがで
きました。
しかしその時から夫と子供達を日本で待つと言う辛い日々が続き約2年ぶりに
再会し今一緒に暮らすことができています。
こうして生活で来る様になると、ますます母のことが心配で会いたいと思う気
持ちをおさえることができません。
まだ日本に帰ってこられない人達の事を考えますと何も出来ない私自身やりき
れない気持ちになります。
これから先は、すべて母やその他の方々の問題解決の為自分なりに一生懸命力
を尽していきたいと思っています。
御支援をよろしくお願い申し上げます。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■帰国した5人が満2年で談話・手記
帰国後満2年となる10月15日を控え、10月14日、蓮池 薫・祐木子さ
ん、地村保志・富貴江さん、曽我ひとみさんが、それぞれ談話・手記を公表した。
全文以下の通り。
◆蓮池薫・祐木子さの談話
私どもが帰国して2年になりました。この間、国民の皆様の多大な関心とご支
援の中で私ども家族の再結合が実現し、いろいろとハードルはありますが、今一歩一歩、
日本社会への復帰と順応の道を歩んでおります。これも一重に国民の皆様のお陰
です。本当にありがとうございます。
残念ながら、拉致問題はまだ解決に至っておりません。拉致被害者のご家族が
高齢になっている中、一日たりとも猶予はなりません。私どもは今まで、ご家族
や関係機関への情報提供をはじめ、私どもの立場としてできる限りのことはやっ
てまいりました。これからも同様に協力させていただく考えです。世論が風化し
ないよう、引き続き、国民の皆さまの深いご理解とご支援をお願い申し上げます。
◆地村保志・富貴江さんの談話
帰国2年を迎えますが、今日まで私たち家族にお寄せいただいた、公私にわた
る様々なご支援、心温まる激励や品々、署名へのご協力など本当にありがとうご
ざいました。地元小浜市、福井県民、姉妹都市奈良市、川越市をはじめ多くの国
民の皆様の支えにより、帰国できたことを改めて感謝いたします。
幸い、私たちは再び日本で子供たちと暮らすことができるようになり心の安堵
は取り戻すことはできましたが、最近の日朝交渉の状況を聞くにつけ、10人の
安否不明の皆さん、特定失踪者の方々の情報に進展が見られないようで、関係ご
家族のお気持ちを考えると心が痛みます。
日本政府におかれては、懸命の努力をはらわれ交渉していただいていることは
充分承知していますが、さらに国民世論が盛り上がることにより解決の後押しを
していただきますよう全国の皆さんにお願いいたします。私たち家族も自立への
道を着実に歩むことによりできる限りの協力、努力をしてまいりたいと思ってい
ます。
◆曽我ひとみさんの手記
「この2年間を振りかえって」
この2年間一言では言い表すことのできない位色々な事がありました。24年
ぶりに夢にだけ見ていた日本に帰って来ることができそして家族と会うことがで
きました。
しかしその時から夫と子供達を日本で待つと言う辛い日々が続き約2年ぶりに
再会し今一緒に暮らすことができています。
こうして生活で来る様になると、ますます母のことが心配で会いたいと思う気
持ちをおさえることができません。
まだ日本に帰ってこられない人達の事を考えますと何も出来ない私自身やりき
れない気持ちになります。
これから先は、すべて母やその他の方々の問題解決の為自分なりに一生懸命力
を尽していきたいと思っています。
御支援をよろしくお願い申し上げます。
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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