救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致被害者救出運動?海外での動き(2008/07/11)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.07.11)

以下は、最近の海外における拉致救出運動の動きをまとめたものです。

■7月12日のタイ人拉致被害者誕生日に家族が寄進式を実施

タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさんは、2008年7月12日(土)に
満54歳の誕生日を迎えます。

アノーチャーさんは1978年5月にマカオから北朝鮮に拉致されていることから、
今年2008年の誕生日は、拉致後30回目の誕生日です。

仏教国のタイでは、家族の誕生日には仏事として「誕生日寄進式」を行う習慣
があります。家族全員が僧侶に寄進を行うことにより、誕生日を迎えた人の安寧
を仏様に願うというものです。

アノーチャーさんの家族は、1978年にアノーチャーさんが行方不明になってか
ら2005年の拉致判明までの27年間は、消息も生死もわからず再会を半ばあきらめ
かけていたこともあって、アノーチャーさんの誕生日寄進式を行ってきませんで
した。

しかし、2005年のチャールズ・ジェンキンスさんの証言からアノーチャーさん
が北朝鮮に拉致されていたことが明らかになったことにより、翌2006年の誕生日
からアノーチャーさんの安寧と一刻も早い帰還を願って誕生日寄進式を再開しま
した。

今年の誕生日寄進式は、2008年7月12日(土)19:00よりチェンマイ県サンカ
ンペーン郡のアノーチャーさんの実家に僧侶を招いて行われます。

家族・親族・集落内の村人等が参加します。また、これまでにチェンマイ市内
でアノーチャーさん家族の講演会や映画「めぐみ?引き裂かれた家族の30年?」
タイ語字幕版上映会に参加したタイ人大学生も参加する予定です。

アノーチャーさんの拉致の経緯を説明した展示パネルも並べられる予定です。
日本・韓国・ルーマニアの拉致被害者家族会からアノーチャーさんの誕生日に寄
せた手紙も紹介される予定です。

寄進式には支援者も参加することが出来ます。チェンマイ近郊にお住まいで参
加を希望される方は、事前にARNKAまでメールでお問い合わせください。

ARNKAの活動は支援者の皆様の寄付で賄われています。
拉致問題の一刻も早い解決のために皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
ご寄付の振込先
口座名義:TOMOHARU EBIHARA(ARNKA)
銀行名:The Siam Commercial Bank
支店名:Payap University Sub Branch
口座番号:802?2?06137?3
------------------------------------------------------
The Association for the Rescue of North Korean Abductees,
Chiangmai(ARNKA)
北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ
代 表 海老原 智治 (Tomoharu EBIHARA)
infoarnka@gmail.com


■北朝鮮によるタイ人拉致パネル展を初開催■

タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョイさんは、2008年7月12日(土)に
満54歳の誕生日を迎えます。

今年の誕生日は1978年5月にマカオから拉致されてから30回目という節目の年
であることから、本会は、拉致問題をタイ語で発信することによるタイ社会から
の一層の理解獲得を目指し、初の「北朝鮮によるタイ人拉致パネル展」をチェン
マイ市内で開催することにしました。

このパネル展は、アノーチャーさん家族の協力のもとに、2008年7月13日から
17日まで、チェンマイを代表する仏教寺院の名刹のひとつである「スワンドーク
寺院」(ワット・スワンドーク)の大伽藍で開催します。

主な内容は、写真で見るアノーチャーさんの半生、北朝鮮で撮影されたアノー
チャーさんの写真、拉致の経緯、家族の救出活動、日本・韓国・ルーマニアの拉
致被害者家族会からアノーチャーさんの誕生日に寄せた手紙等です。

期間中は、大伽藍の開堂時間であればどなたでも無料で自由にご覧いただけま
す。(但し、初日は10時半以降。)



■米CBSテレビが拉致問題報道
昨日米三大ネットワークの一つCBSで拉致問題を報道されました。
ワシントンDC拉致連絡会の浅野泉さん(特定失踪者大澤孝司さんの従兄弟)か
らの情報です。

下記をクリックすると視聴できます。
http://www.cbsnews.com/sections/i_video/main500251.shtml?id=4239652n

ワシントンDC拉致連絡会
www.asanocpa.com/rachi


■ルーマニアの拉致被害者家族が救出NGOを設立■

ルーマニア人拉致被害者ドイナ・ブンベアさんの実弟で、ルーマニア在住のガ
ブリエル・ブンベアさんから本会に寄せられた連絡によると、ガブリエルさんは
2週間前の5月中に、拉致被害者の救出とその家族の支援を目的とするルーマニ
アで初のNGOを、現地で設立したということです。

名称は、"Humanitarian Association for Saving the Kidnappings Victims
and Searching Missing Persons Doina Bumbea " (略称: H.A.S.K.V.S.M.P.
-Doina Bumbea) ということで、実姉ドイナさんの名前を冠しています。

ガブリエルさん設立のNGOは、今後、世界の北朝鮮拉致被害者の救出を実現
するための働きかけを行ってゆくと同時に、ルーマニアに二度と実姉ドイナさん
と同じ悪夢を見る人が現れないように、ルーマニア人に起った北朝鮮以外による
拉致・誘拐被害者の救出と被害者家族の支援を目指してゆくとのことです。

ガブリエルさんの実姉ドイナさんは、タイ人拉致被害者アノーチャー・パンチョ
イさんと同じく、チャールズ・ジェンキンスさんの貴重な証言からその存在が明
らかになった拉致被害者の一人です。

ルーマニアからイタリアに渡り芸術家を目指していた1978年に、日本で個
展を開催してやるとだまされて北朝鮮に連れて行かれました。北朝鮮では元米兵
であるジェームス・ドレスノク氏の夫となりましたが、1997年にがんのため
に北朝鮮で死去したことが証言されています。(ドレスノク氏は現在も北朝鮮在
住。)

[詳細は「救う会全国協議会ニュース」(2007.03.22)ルーマニア人拉致被害
者ドイナさんの身元判明 を参照]

ドイナさんとドレスノク氏の間には、北朝鮮で生まれた子息(ガブリエルさん
の甥)がおり、現在もドレスノク氏と共に同国内に居住していると見られていま
す。

現在北朝鮮拉致被害者が判明している国での救出NGO(被害者家族会を含む)
の設立は、日本・韓国・タイについで4カ国目となり、特にヨーロッパ(=アジ
ア以外)では初のケースとして大いに注目されます。

本会は、ガブリエルさんのNGOに対して積極的な連携を行い、タイ・韓国・日
本・ルーマニアの拉致被害者家族及び救出団体間の相互連携に一層の役割を果た
して行きたいと考えています。

※上記は英文ニュースをARNKA海老原智治さん訳し、解説をつけ、メールニュー
スにしたものの引用です。




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●福田首相にメール・葉書を
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下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 福田康夫殿

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