救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「救う会認定」と調査会の「1000番台リスト」の関係について(2008/11/26)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2008.11.26)

救う会が、古川了子さん、加藤久美子さんを北朝鮮による拉致被害者と認定し、
特定失踪者問題調査会は「1000番台リスト」に掲載してきたため、救う会認定の
うち2人だけが特別な形になっていました。今回、この問題につき、救う会と調
査会が協議し、下記の確認をしましたのでご報告します。なお、すべての拉致被
害者を救出するという目的には何の変更もありません。

■「救う会認定」と調査会の「1000番台リスト」の関係について

・救う会西岡会長代行と調査会荒木代表は、いわゆる「救う会認定」と調査会の
「1000番台リスト」の関係について整理した上で、次の点を確認した。

・調査会設立当時、調査会が調査活動を行い、拉致の可能性が高い失踪者を救う
会が救出運動の対象とするという手続きをとった。そのため、特定失踪者の中で
古川了子さん、加藤久美子さんについては、いわゆる「救う会認定」となってい
る。しかしその後調査が進む中でこの手続きを続けられなくなり、調査会が独自
で「1000番台リスト」として拉致された可能性の高い失踪者の発表を行っている
ため、2人だけがいわゆる「救う会認定」と調査会の「1000番台リスト」の両方
に入っている特別な形となっている。

・政府認定、いわゆる「救う会認定」、調査会「1000番台リスト」等はあくまで
日本側のことであり、本当の問題は北朝鮮が拉致しているか否かにある。政府も
国会も、私たち救出運動に携わる者も、報道関係者も国民も、その事実を忘れて
はならない。あくまで救出運動の目的は、私たちが現在名前も知らない人も含め、
すべての拉致被害者を救出することにある。

1.現時点で、特定失踪者リストからいわゆる「救う会認定」を追加して行うこ
とはせず、古川さん・加藤さんについて「救う会認定」を変更しない。

2.古川さん・加藤さんに関する対応についてはご家族との接触等の経緯から、
これまで通り特定失踪者問題調査会及び地元の救う会が主な支援を担当する。救
う会全国協議会はお二人も含め、すべての拉致被害者救出のために一層運動を強
めていく。


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