救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

北朝鮮自由連合(ショルティ会長)がヒラリー米国務長官宛書簡 (2009/02/02)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.2.2)


本日(2月2日)、北朝鮮自由連合(スザンヌ・ショルティ会長)ヒラリー・ク
リントン国務長官に宛てた以下のような書簡を出した。その内容をエイブラハム
・クーパー同連合副会長が本日東京で発表した。同連合には救う会も加盟してい
る。

なお、家族会・救う会は先週1月27日夜、クーパー同連合副会長と懇談する時
を持った。懇談には家族会から飯塚繁雄代表、増元照明事務局長、救う会から西
岡力会長代行、平田隆太郎事務局長、恵谷治救う会拉致問題研究プロジェクト委
員などが出席した。その席で、オバマ新政権に対して拉致問題を初めとする北朝
鮮人権問題をいかに訴えていくかなどが話し合われた。

北朝鮮自由連合は今年もワシントンDCで「北朝鮮人権週間」行事を4月26
日?5月2日の日程で開催することを決めている。

書簡の日本語訳を掲載する。

2009年2月2日
国務長官ヒラリー・クリントン殿

親愛なるクリントン国務長官へ

われわれは、北朝鮮自由連合を代表し、あなたが日本の中曽根弘文外相との電
話会談で日本人拉致問題に言及されたことに対し、深甚の謝意を表します。また、
あなたが近い将来、日本人拉致被害者の家族との面談を考慮されるよう、われわ
れは強く要望します。そのことで、オバマ政権が六者協議に臨むいかなる文脈に
おいても、アメリカはこの問題に真剣に取り組むという強いメッセージを北朝鮮
政権に発することになると確信するからです。

われわれはまた、あなたが、北朝鮮と中国における人権状況に触れ、米中関係
はもはや単に経済的考慮だけではなく人権問題にも左右されるとの趣旨を述べた
ことに大いに勇気づけられました。御承知の通り、中国は、飢えた脱北者たちを、
間違いなく拘禁、拷問、時には処刑に導くと知りつつ、北に送還し続けています。
これは、中国にも難民の保護を義務づけた国際法(特に1951年の国連難民協約お
よび1967年の難民議定書)を無視する行為です。われわれは、北朝鮮女性および
男性の人身売買と奴隷化をもたらしてきたこの悲劇的状況を終わらせるため、国
務省が、あなたのリーダーシップのもと、より積極的に動くよう希望します。

われわれは、人権問題が、二国間であれ多国間であれ、北朝鮮とのあらゆる協
議において、議題とされるべきと考えます。六者協議において、人権問題はなお
ざりにされてきました。その間、何百万という北朝鮮の人々が飢え死にし、何十
万という人々が、飢餓から逃れようとしたという理由で政治犯収容所その他の拘
禁施設で命を落とし続けていたにもかかわらずです。国務省におけるあなたのリー
ダーシップのもと、北朝鮮人権問題に真剣な取り組みがなされるよう期待します。

北朝鮮自由連合は、北朝鮮民衆の自由と人権の増進に取り組むアメリカ、韓国、
日本、ヨーロッパにまたがる70以上の人権、宗教その他の非政府組織を代表する
存在です。参加団体には、韓国、日本の拉致被害者関係組織や祖国の改革のため
に闘う脱北者の組織も含まれています。

あなたが人権問題に対して取ってきた強い姿勢に謝意を表します。

敬具

スザンヌ・ショルティ(会長)
ナム・シヌ(副会長)
エイブラハム・クーパー(副会長)
以下略

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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿

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