政府に追加制裁等を要請?3団体(2009/02/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.02.13)
家族会・救う会・拉致議連は、本日、2月13日午前、首相官邸で河村建夫・
内閣官房長官に面会し、北朝鮮が不誠実な対応を続けていることに対し、麻生太
郎・内閣総理大臣宛の追加制裁等を求める要請文を手交した。家族会から増元照
明事務局長、救う会から西岡力会長代行、平田隆太郎事務局長、拉致議連から平
沼赳夫会長、中井洽副会長、西村眞悟幹事長、古屋圭司事務局長が参加した。懇
談の概要と要請文全文は以下の通り。
■政府に追加制裁等を要請?3団体
冒頭、平沼赳夫会長が、下記要請文を読み上げ、河村官房長官に手渡した。こ
れに対し、官房長官は以下の発言を行った。
河村 (要請文を)確かにちょうだいしました。拉致被害者家族を支援してきた
救う会や議連の努力に敬意と感謝を申し上げたい。既に30年を経過しており、
担当大臣として家族の大変な思いを重く受け止め、早く解決を見出し、全面解決
したいとの思いを深めています。
「拉致問題の解決なしに国交正常化はありえない」との大方針のもと、中山補
佐官などが情報収集に努力しています。また、国際社会にも発信しています。ま
た、外交上の機会とらえ、支持と協力を求めています。麻生総理の最初の仕事も
国連で拉致問題を訴えることでした。北朝鮮に強い姿勢を貫けとの趣旨を麻生総
理にもお伝えし、要請に答えがでるよう頑張りたいと思います。
続いて以下の懇談や要請を行った。
増元 クリントン国務長官の来日の際、被害者家族との面会の努力に感謝してい
る。おそらく会えるのではないかと聞いているが、短い時間だろうから、政府関
係者が面会される場合も、その都度、全員生存を前提に救出を求めていると伝え
ていただきたい。また、生存者の情報収集を真剣にとってほしい。
河村 クリントン国務長官との面会は、日程は決まってないが会えそうだと聞い
ている。外務大臣とも会うし、総理が会う時は私も同席するのでしっかり対応し
たい。
古屋 在外公館ではブルーリボンバッジをつけて拉致問題に理解と支持を求める
よう、自民党拉致問題特命委員会から外務大臣に正式に要請したが、まだ徹底し
ていないと聞いている。是非着けてほしい。
西村 アメリカ人の然るべき立場の人から、駐米日本大使館ではなぜバッジをつ
けないのかと言われたことがある。
中井 民主党としても北朝鮮に対する独自の制裁案を作り、党内的に内々で了解
するところまできた。アメリカはヒル次官補が担当をはずれることになり、韓国
も対応が変わってきた。日本ももっと努力するようにと叱咤激励するところに留
まっている。韓国の対応が変わったので脱北者の情報収集など強化してほしい。
国会で脱北者を呼ぼうとしたが、かつては止められた。今はどうぞとなっている。
政府が警備さえしっかりすれば呼ぶことができる。積極的になりたいので政府も
協力してほしい。
河村 韓国も、田口さんの家族との面会に協力的と聞いている。
以上
◆要請文
内閣総理大臣 麻生太郎殿
要 請
政府は、首相を本部長とする拉致問題対策本部を置き、すべての拉致被害者の
即時帰国を北朝鮮に強く迫っている。
しかし、北朝鮮は、昨年8月に約束した「拉致被害者を帰国させるための調査」
を一方的に中止し、わが国に対する罵詈雑言を繰り返している。盗人猛々しいこ
の主張は、絶対に許すことができない。
約束を破りこのような主張を続けていれば、わが国と国際社会から相応の報い
を受けるということを、今こそ彼らに伝えるべきである。
被害者家族とその支援者らと共に国民運動を展開している我々三団体は、次の
ことを強く求める。
記
1.北朝鮮の調査やり直し破棄を理由に、追加の制裁を断行し、全被害者を取り
戻すという国家意思を内外に示すこと。また、その一環として政府をあげてブルー
リボンバッジを着ける運動に取組むこと。
2.米国オバマ新政権、韓国李明博政権を始め、中国、ロシア、EU諸国等国際
社会に対して、全被害者の即時帰国を求めるわが国の立場をしっかり説明し、強
い支持を求めること。特に、来週のクリントン国務長官訪日時の家族との面会及
び、大韓機事件の犯人金賢姫氏と田口八重子さん家族との面会を実現するため全
力を尽くすこと。
3.政府全体で、情報収集活動を一層強化すること。被害者の生存情報や特定失
踪者を始めとする未認定被害者に関する情報等を全力で集め、拉致事件の全貌を
明らかにするために努力すること。
以上
平成21年2月13日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 藤野義昭
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟会長 平沼
赳夫
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●麻生首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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家族会・救う会・拉致議連は、本日、2月13日午前、首相官邸で河村建夫・
内閣官房長官に面会し、北朝鮮が不誠実な対応を続けていることに対し、麻生太
郎・内閣総理大臣宛の追加制裁等を求める要請文を手交した。家族会から増元照
明事務局長、救う会から西岡力会長代行、平田隆太郎事務局長、拉致議連から平
沼赳夫会長、中井洽副会長、西村眞悟幹事長、古屋圭司事務局長が参加した。懇
談の概要と要請文全文は以下の通り。
■政府に追加制裁等を要請?3団体
冒頭、平沼赳夫会長が、下記要請文を読み上げ、河村官房長官に手渡した。こ
れに対し、官房長官は以下の発言を行った。
河村 (要請文を)確かにちょうだいしました。拉致被害者家族を支援してきた
救う会や議連の努力に敬意と感謝を申し上げたい。既に30年を経過しており、
担当大臣として家族の大変な思いを重く受け止め、早く解決を見出し、全面解決
したいとの思いを深めています。
「拉致問題の解決なしに国交正常化はありえない」との大方針のもと、中山補
佐官などが情報収集に努力しています。また、国際社会にも発信しています。ま
た、外交上の機会とらえ、支持と協力を求めています。麻生総理の最初の仕事も
国連で拉致問題を訴えることでした。北朝鮮に強い姿勢を貫けとの趣旨を麻生総
理にもお伝えし、要請に答えがでるよう頑張りたいと思います。
続いて以下の懇談や要請を行った。
増元 クリントン国務長官の来日の際、被害者家族との面会の努力に感謝してい
る。おそらく会えるのではないかと聞いているが、短い時間だろうから、政府関
係者が面会される場合も、その都度、全員生存を前提に救出を求めていると伝え
ていただきたい。また、生存者の情報収集を真剣にとってほしい。
河村 クリントン国務長官との面会は、日程は決まってないが会えそうだと聞い
ている。外務大臣とも会うし、総理が会う時は私も同席するのでしっかり対応し
たい。
古屋 在外公館ではブルーリボンバッジをつけて拉致問題に理解と支持を求める
よう、自民党拉致問題特命委員会から外務大臣に正式に要請したが、まだ徹底し
ていないと聞いている。是非着けてほしい。
西村 アメリカ人の然るべき立場の人から、駐米日本大使館ではなぜバッジをつ
けないのかと言われたことがある。
中井 民主党としても北朝鮮に対する独自の制裁案を作り、党内的に内々で了解
するところまできた。アメリカはヒル次官補が担当をはずれることになり、韓国
も対応が変わってきた。日本ももっと努力するようにと叱咤激励するところに留
まっている。韓国の対応が変わったので脱北者の情報収集など強化してほしい。
国会で脱北者を呼ぼうとしたが、かつては止められた。今はどうぞとなっている。
政府が警備さえしっかりすれば呼ぶことができる。積極的になりたいので政府も
協力してほしい。
河村 韓国も、田口さんの家族との面会に協力的と聞いている。
以上
◆要請文
内閣総理大臣 麻生太郎殿
要 請
政府は、首相を本部長とする拉致問題対策本部を置き、すべての拉致被害者の
即時帰国を北朝鮮に強く迫っている。
しかし、北朝鮮は、昨年8月に約束した「拉致被害者を帰国させるための調査」
を一方的に中止し、わが国に対する罵詈雑言を繰り返している。盗人猛々しいこ
の主張は、絶対に許すことができない。
約束を破りこのような主張を続けていれば、わが国と国際社会から相応の報い
を受けるということを、今こそ彼らに伝えるべきである。
被害者家族とその支援者らと共に国民運動を展開している我々三団体は、次の
ことを強く求める。
記
1.北朝鮮の調査やり直し破棄を理由に、追加の制裁を断行し、全被害者を取り
戻すという国家意思を内外に示すこと。また、その一環として政府をあげてブルー
リボンバッジを着ける運動に取組むこと。
2.米国オバマ新政権、韓国李明博政権を始め、中国、ロシア、EU諸国等国際
社会に対して、全被害者の即時帰国を求めるわが国の立場をしっかり説明し、強
い支持を求めること。特に、来週のクリントン国務長官訪日時の家族との面会及
び、大韓機事件の犯人金賢姫氏と田口八重子さん家族との面会を実現するため全
力を尽くすこと。
3.政府全体で、情報収集活動を一層強化すること。被害者の生存情報や特定失
踪者を始めとする未認定被害者に関する情報等を全力で集め、拉致事件の全貌を
明らかにするために努力すること。
以上
平成21年2月13日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 藤野義昭
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟会長 平沼
赳夫
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●麻生首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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