救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

政府の対北制裁に「納得できない」?自民党拉致特命委(2009/04/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.04.10-2)

本日、4月10日、自民党拉致問題対策特命委員会(古屋圭司委員長)が開催され
た。古屋委員長、安倍晋三・最高顧問ら30名近くの委員の他関係各省の担当者も参
加した。家族会から、有本明弘副代表、増元照明事務局長、救う会から西岡力会長代
行、平田隆太郎事務局長も参加した。

「拉致特」がまとめた追加制裁申し入れは、「ミサイル発射前の時点での制裁の6
か月から1年への延長、輸出の全面禁止、制裁破りをした在留外国人による北朝鮮を
渡航先とした再入国の禁止」の3項目と、ミサイル発射などの情勢を踏まえて「携帯
金の限度額の引き下げ、送金の限度額の引き下げ、朝鮮総連及び関連施設への固定資
産税減免中止指導の強化」の3項目であったが、輸出、再入国、減免中止指導などが
今回実施されなかったことにつき、「納得できない」との多数の意見が表明された。
概要以下の通り。

■政府の対北制裁に「納得できない」?自民党拉致特命委

◆各委員の意見

・今行われている安保理では、安保理決議の代わりに議長声明で終わらせることなく、
努力を続けるべき。議長声明で終わらせるくらいなら、賛成国による声明を出し厳し
い対応を行うべき。

・すべての制裁を発動した上で、誠意ある対応があればその分制裁を解除すべきで、
現行法で発動可能な制裁を残す必要はない。納得しがたい。

・北朝鮮のミサイル技術が進歩していることが今回の発射で分かった。従って、ミサ
イル技術者や部品などを送れないようにする制裁が必要だ。

・相手は常識が通じない国だ。どういう制裁をかければ北朝鮮が動くか検証している
のか。日本向けとされるノドンミサイルに核兵器がついたらどうするのか。技術をと
られてきた上、一部の日本人が拉致された。核兵器なら全国民の生命が脅かされる。

・政府は、特命委の制裁案は党の案と理解している筈だ。3項目を落とした理由は何
か(政府から、輸出額が激減しており効果を勘案したと説明)。

・ミサイル技術者の往来を止めるべきなのに、制裁から落とした理由はなにか(政府
から、まず貿易・金融で規制をかける、今後の北朝鮮の対応も見て検討すると説明)

・今後の対応次第で追加制裁もありうる、と余地を残すべきだった。

・これまで携帯金限度額は100万円、送金限度額は3000万円であったが、これ
を越える事例はなかった。携帯金は申告するだけでよかったので隠された資金は把握
できていない。今回は制裁なので、抜き打ち検査を実施すべき。北朝鮮に持ち出され
る資金は違法資金の可能性が高く、司直の手が入るきっかけとすべきだ(政府から、
制裁なので違反には懲役6月以下の罰則がつく、現場でどういう工夫が必要か当局で
よく考えてもらう必要がある、現在の資金の流れはすべて第三国経由なので苦労があ
るが趣旨を踏まえ努力したい、等説明)。

・このような現状で、北朝鮮への議員外交は慎むべきだ。初めに国交正常化ありきの
メッセージも慎むべきだ(拍手)。

・拉致特の6項目の提案は、パッケージにして意味があるものだ。違法行為者は再入
国できなくする必要がある。3項目では納得がいかない。輸出と人を止めることは効
果がある。

以上

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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿

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