米国での発言に関し岡田克也民主党衆議院議員と面会?家族会・救う会(2009/05/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.05.14)
本日午前、岡田克也民主党衆議院議員に家族会・飯塚繁雄代表、増元照明事務
局長と、救う会・平田隆太郎事務局長が面会した。折から岡田氏が民主党代表選
挙に立候補届けを行う当日となった。
先日、家族会・救う会・拉致議連が訪米した際、米側関係者から、「民主党の
岡田克也氏や前原誠司氏が、「日本が拉致問題に固執すると、核の無能力化がで
きなくなる」、「拉致と核は切り離すべきだ」等と、拉致問題が北朝鮮の核問題
解決の障害になるという考えをアメリカ側に告げていたと聞かされていたため、
岡田氏に事実関係を確認するための面会であった。面会は、約1時間にわたって
行われた。
■米国での発言に関し岡田克也民主党衆議院議員と面会?家族会・救う会
岡田氏 私は昨年12月訪米しました。前原氏は別の時期に訪米しており、彼が
何を話したかは私からは答えられないし、また話す立場でもありません。
私の考えは、拉致・核・ミサイルの3点の解決なくして日朝国交正常化はすべ
きでなく、国交正常化をしない以上支援もすべきでない、ということです。また、
私は、そのような(拉致問題が核問題解決の障害になるというような)話はして
おりません。
ただ、こういう話はしました。日本には日本の国益があり、アメリカにはアメ
リカの国益がある。両国の国益が一致しないこともある、と。また、テロ支援国
指定解除がなされたからと言って、一部の人がいうように日米同盟にひびがはい
るとは考えない、と。これは私の考えです。
アメリカには、アメリカがテロ支援国指定解除を行ったことを弁解する人がお
り、そういう人が私の発言を、(日本の議員も解除をそれほど問題にしていない
と)利用しようとした可能性もある。
北朝鮮は今経済的に困難な状況にあり、金正日の健康面の問題もあるので、早
く安定化した状態にもっていかないと危ない。時間の問題だ。従って、北朝鮮が
(拉致被害者を)返してくる可能性があると思う。
◆コメント
岡田氏が、「アメリカには、アメリカがテロ支援国指定解除を行ったことを弁
解する人がおり、そういう人が私の発言を、(日本の議員も解除をそれほど問題
にしていないと)利用しようとした可能性もある」と話した。まさに、今回ワシ
ントンで、岡田氏の発言を問題視する発言をしたのが、テロ支援国指定解除に強
く反対していた米国専門家からだった。彼らは、自分たちが日米同盟重視の立場
から指定解除反対と米国内で議論しても、日本から解除を容認する発言が出ると
やりにくくなると語っていた。岡田氏が日本の国益を考えるのなら、米国に行っ
て「利用されかねない」発言は慎むべきだったのではないか。
また、岡田氏は本日、「拉致・核・ミサイルの3点の解決なくして日朝国交正
常化はすべきでなく、国交正常化をしない以上支援もすべきでない」と言った。
現在日本は、6者会議で決めた100万トン相当のエネルギー支援(日本の分担
分20万トン)を拒否しているが、岡田氏がその立場を堅持しつづけるか注目し
たい。
さらに、岡田氏は、「現在の制裁を支持するか」の質問に対し、「支持する」
と答えた。それはいいが、全面制裁について質問したところ、「国としてのやり
方は様々な観点から考えるべきで、その議論の中から一番いいと判断したものを
行うべきだ」と答え、全面制裁については考えを留保した。家族会・救う会から、
全面制裁をなぜ求めるかについて説明が行われ、岡田氏は熱心に聞き取っていた。
さらに、家族会・救う会から、「アメリカにはアメリカの国益がある」ではな
く、一歩進めて、北朝鮮に対し、日米が連携して北朝鮮に厳しい対応を行うこと
こそアメリカの国益になると説得してほしい。アメリカにも我々と同じ考えの議
員や専門家が多数おり、指定解除で日米同盟が弱まることを懸念する人々が多数
いる。そういう時、日本の強い意思を示さなければ、彼らが失望する」などと説
明した。(平田隆太郎)
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●麻生首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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本日午前、岡田克也民主党衆議院議員に家族会・飯塚繁雄代表、増元照明事務
局長と、救う会・平田隆太郎事務局長が面会した。折から岡田氏が民主党代表選
挙に立候補届けを行う当日となった。
先日、家族会・救う会・拉致議連が訪米した際、米側関係者から、「民主党の
岡田克也氏や前原誠司氏が、「日本が拉致問題に固執すると、核の無能力化がで
きなくなる」、「拉致と核は切り離すべきだ」等と、拉致問題が北朝鮮の核問題
解決の障害になるという考えをアメリカ側に告げていたと聞かされていたため、
岡田氏に事実関係を確認するための面会であった。面会は、約1時間にわたって
行われた。
■米国での発言に関し岡田克也民主党衆議院議員と面会?家族会・救う会
岡田氏 私は昨年12月訪米しました。前原氏は別の時期に訪米しており、彼が
何を話したかは私からは答えられないし、また話す立場でもありません。
私の考えは、拉致・核・ミサイルの3点の解決なくして日朝国交正常化はすべ
きでなく、国交正常化をしない以上支援もすべきでない、ということです。また、
私は、そのような(拉致問題が核問題解決の障害になるというような)話はして
おりません。
ただ、こういう話はしました。日本には日本の国益があり、アメリカにはアメ
リカの国益がある。両国の国益が一致しないこともある、と。また、テロ支援国
指定解除がなされたからと言って、一部の人がいうように日米同盟にひびがはい
るとは考えない、と。これは私の考えです。
アメリカには、アメリカがテロ支援国指定解除を行ったことを弁解する人がお
り、そういう人が私の発言を、(日本の議員も解除をそれほど問題にしていない
と)利用しようとした可能性もある。
北朝鮮は今経済的に困難な状況にあり、金正日の健康面の問題もあるので、早
く安定化した状態にもっていかないと危ない。時間の問題だ。従って、北朝鮮が
(拉致被害者を)返してくる可能性があると思う。
◆コメント
岡田氏が、「アメリカには、アメリカがテロ支援国指定解除を行ったことを弁
解する人がおり、そういう人が私の発言を、(日本の議員も解除をそれほど問題
にしていないと)利用しようとした可能性もある」と話した。まさに、今回ワシ
ントンで、岡田氏の発言を問題視する発言をしたのが、テロ支援国指定解除に強
く反対していた米国専門家からだった。彼らは、自分たちが日米同盟重視の立場
から指定解除反対と米国内で議論しても、日本から解除を容認する発言が出ると
やりにくくなると語っていた。岡田氏が日本の国益を考えるのなら、米国に行っ
て「利用されかねない」発言は慎むべきだったのではないか。
また、岡田氏は本日、「拉致・核・ミサイルの3点の解決なくして日朝国交正
常化はすべきでなく、国交正常化をしない以上支援もすべきでない」と言った。
現在日本は、6者会議で決めた100万トン相当のエネルギー支援(日本の分担
分20万トン)を拒否しているが、岡田氏がその立場を堅持しつづけるか注目し
たい。
さらに、岡田氏は、「現在の制裁を支持するか」の質問に対し、「支持する」
と答えた。それはいいが、全面制裁について質問したところ、「国としてのやり
方は様々な観点から考えるべきで、その議論の中から一番いいと判断したものを
行うべきだ」と答え、全面制裁については考えを留保した。家族会・救う会から、
全面制裁をなぜ求めるかについて説明が行われ、岡田氏は熱心に聞き取っていた。
さらに、家族会・救う会から、「アメリカにはアメリカの国益がある」ではな
く、一歩進めて、北朝鮮に対し、日米が連携して北朝鮮に厳しい対応を行うこと
こそアメリカの国益になると説得してほしい。アメリカにも我々と同じ考えの議
員や専門家が多数おり、指定解除で日米同盟が弱まることを懸念する人々が多数
いる。そういう時、日本の強い意思を示さなければ、彼らが失望する」などと説
明した。(平田隆太郎)
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
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