厳重抗議、経済制裁を政府に要請?京都府・北海道議会意見書(2004/12/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.12.14-1)
■厳重抗議、経済制裁を政府に要請?京都府・北海道議会意見書
12月9日に京都府議会、10日に北海道議会が相次いで、「拉致問題の早期
解決」を求める意見書を採択した。京都府議会は「虚偽の証拠資料提出に対して
厳重な抗議を」、「毅然たる態度をもって交渉に臨」むよう、北海道議会は「経
済制裁を発動するなど、毅然とした態度を持って」、「拉致問題の全容解明、早
期解決に取り組む」ことを政府に要請した。
全文以下の通り。
◆京都府議会意見書
北朝鮮による日本人拉致問題は、小泉総理の二度の訪朝にもかかわらず、完全
解決にはほど遠い状況が続いている。
昨日、政府の発表により、第3回「日朝実務者協議」で、北朝鮮側が「横田め
ぐみさんのもの」として日本の代表団に託した遺骨に対するDNA鑑定結果は、
別人のものであることが判明した。
北朝鮮のこの行為は、「日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む」と
した、日朝平壌宣言に反する不誠実なものであり、日本国の主権と日本国民を愚
弄するものである。かかる卑劣な行為は断じて許すことはできない。
よって、政府においては、北朝鮮外交の基本方針として「対話と圧力」を打ち
出しているが、今回、判明した北朝鮮の許されざる虚偽の証拠資料提出に対して
厳重な抗議を行うとともに、毅然たる態度をもって交渉に臨み、拉致被害者の徹
底した消息究明、拉致事件の早期全容解明に努めるよう、強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年12月9日
京都府議会議長 田坂 幾太
◆北海道議会意見書
去る11月9日から北朝鮮の平壌において、北朝鮮による日本人拉致問題をめ
ぐる第3回日朝実務者協議が開催された。今回の協議は、当初4日間の日程を2
日間延長して行われ、横田めぐみさんの夫とされる人物や病院関係者などから事
情を聴取し、横田めぐみさんのものとされた「遺骨」など多数の資料や物証を北
朝鮮から持ち帰ったことなどから、その成果について拉致被害者家族会を初め、
国民から大きな期待を寄せられていた。
しかし、北朝鮮が提供した横田めぐみさんの「遺骨」は、DNA鑑定の結果、
全く別人のものと判明した。別人の遺骨を提出してきたのは、松木薫さんの前例
があるが、今回は2種類のDNAが検出されたという。
政府間の公式協議で虚偽の資料を提出したことは、家族の願いを踏みにじるば
かりではなく、日本政府や日本国民を愚弄するものである。2年前の日朝平壌宣
言では、「日朝間に存在する諸問題に誠意を持って取り組む」ことをうたってい
るが、他人の遺骨を偽って提出することが「誠意」とは到底考えられない。
よって、国においては、食料などの追加支援を凍結するとともに、経済制裁を
発動するなど、毅然とした態度を持って拉致問題の全容解明、早期解決に取り組
むよう強く要望する。
以上、地方自治体法第99条の規定により提出する。
平成16年12月10日
北海道議会議長 神戸 典臣
...............................................
◆ 声をあげてください ? 皆様にお願い ? ◆
今こそ経済制裁を!(メール・葉書送り先)
・ E-mail は首相官邸のホームページ http://www.kantei.go.jp/
のトップページ右下の「ご意見募集」をご利用下さい。
・ 葉書は、100-8968 千代田区永田町2-3-1
内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■厳重抗議、経済制裁を政府に要請?京都府・北海道議会意見書
12月9日に京都府議会、10日に北海道議会が相次いで、「拉致問題の早期
解決」を求める意見書を採択した。京都府議会は「虚偽の証拠資料提出に対して
厳重な抗議を」、「毅然たる態度をもって交渉に臨」むよう、北海道議会は「経
済制裁を発動するなど、毅然とした態度を持って」、「拉致問題の全容解明、早
期解決に取り組む」ことを政府に要請した。
全文以下の通り。
◆京都府議会意見書
北朝鮮による日本人拉致問題は、小泉総理の二度の訪朝にもかかわらず、完全
解決にはほど遠い状況が続いている。
昨日、政府の発表により、第3回「日朝実務者協議」で、北朝鮮側が「横田め
ぐみさんのもの」として日本の代表団に託した遺骨に対するDNA鑑定結果は、
別人のものであることが判明した。
北朝鮮のこの行為は、「日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む」と
した、日朝平壌宣言に反する不誠実なものであり、日本国の主権と日本国民を愚
弄するものである。かかる卑劣な行為は断じて許すことはできない。
よって、政府においては、北朝鮮外交の基本方針として「対話と圧力」を打ち
出しているが、今回、判明した北朝鮮の許されざる虚偽の証拠資料提出に対して
厳重な抗議を行うとともに、毅然たる態度をもって交渉に臨み、拉致被害者の徹
底した消息究明、拉致事件の早期全容解明に努めるよう、強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年12月9日
京都府議会議長 田坂 幾太
◆北海道議会意見書
去る11月9日から北朝鮮の平壌において、北朝鮮による日本人拉致問題をめ
ぐる第3回日朝実務者協議が開催された。今回の協議は、当初4日間の日程を2
日間延長して行われ、横田めぐみさんの夫とされる人物や病院関係者などから事
情を聴取し、横田めぐみさんのものとされた「遺骨」など多数の資料や物証を北
朝鮮から持ち帰ったことなどから、その成果について拉致被害者家族会を初め、
国民から大きな期待を寄せられていた。
しかし、北朝鮮が提供した横田めぐみさんの「遺骨」は、DNA鑑定の結果、
全く別人のものと判明した。別人の遺骨を提出してきたのは、松木薫さんの前例
があるが、今回は2種類のDNAが検出されたという。
政府間の公式協議で虚偽の資料を提出したことは、家族の願いを踏みにじるば
かりではなく、日本政府や日本国民を愚弄するものである。2年前の日朝平壌宣
言では、「日朝間に存在する諸問題に誠意を持って取り組む」ことをうたってい
るが、他人の遺骨を偽って提出することが「誠意」とは到底考えられない。
よって、国においては、食料などの追加支援を凍結するとともに、経済制裁を
発動するなど、毅然とした態度を持って拉致問題の全容解明、早期解決に取り組
むよう強く要望する。
以上、地方自治体法第99条の規定により提出する。
平成16年12月10日
北海道議会議長 神戸 典臣
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今こそ経済制裁を!(メール・葉書送り先)
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のトップページ右下の「ご意見募集」をご利用下さい。
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内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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