田原氏発言で改めて「放送倫理・番組向上機構」に審理をお願い(2009/07/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.07.29)
既に周知の如く、本年4月25日、テレビ司会者田原総一朗氏が、テレビ朝日
深夜番組で、「外務省は横田めぐみさんと有本恵子さんは生きていないことは分
かっている」が、「生きてないという交渉をやると、こてんぱんにやられる。田
中均が爆発物を投げこまれた」という暴言を述べた。
これに対し、家族会・救う会は5月28日、「放送倫理・番組向上機構」に申
立てを行った。同機構はテレビ局に対してその責任を問うための仕組みであり、
申立てはテレビ朝日の人権侵害と放送倫理違反に対してなされた。
拉致被害者有本恵子さんのご両親である有本明弘・嘉代子さんが、7月16日
に、田原総一朗氏に対して民事訴訟の訴えを提起した。家族会・救う会は、7月
28日、このことにつき、改めて「放送倫理・番組向上機構」に、申立ての受理
を求めた。
「放送倫理・番組向上機構」では、裁判に提訴された案件は扱わないという規程が
あるが、本件は、有本ご夫妻が田原氏を訴えたのとは異なり、テレビ朝日を対象
とするものであるなど、別の案件として取り扱える筈と考えているからである。
以下は、7月28日に、「放送倫理・番組向上機構」に提出したものである。
◆有本明弘・嘉代子夫妻の民事訴訟提訴に関して申立て受理のお願い
7月16日、拉致被害者有本恵子さんの両親である有本明弘・嘉代子夫妻が田
原総一朗氏に対して民事訴訟の訴えを提起した。有本恵子さんの生死に関わる発
言であり、また実際に外務省高官が死亡と考えているなら重大事だと考え、田原
氏から直接、真相を聞きただしたいと考えたからである。なお、有本夫妻は会見
で、「事実関係を明確にするのが提訴の目的。慰謝料を受け取る気はない」と述
べている。
「放送倫理・番組向上機構」では裁判に提訴された案件は扱わないという規程が
ある。有本さん夫妻は、この規定を知らず、テレビ朝日に対する「放送倫理・番
組向上機構」の審議と、田原総一朗氏に対する裁判を並行して行えると考えてい
た。
7月27日、有本さんご夫妻より、このまま裁判は続け、「放送倫理・番組向
上機構」では横田めぐみさんに対する死亡発言部分を対象に審査を続けてほしい
との意思表明があった。
家族会・救う会では、死亡の根拠を示さないまま、テレビ朝日の番組で、「外
務省は横田めぐみさんと有本恵子さんは生きていないことは分かっている」と述
べ、その後も自説を主張し続けている田原氏の言動は、看過しがたい人命軽視、
人権侵害に相当ると考える。その田原氏を、テレビ朝日が同じ番組で司会者とし
て使い続けていることは人命軽視、人権侵害への加担であり、また放送倫理にも
違反すると考える。
有本家の提訴は田原氏個人に対してであるが、家族会・救う会のBPOへの申
立てはテレビ朝日に対するもので対象が異なる。裁判ではテレビ朝日による人命
軽視、人権侵害は審理対象にならない。また、田原氏が「生きていない」とした
拉致被害者横田めぐみさんの家族は、「放送倫理・番組向上機構」の審査を希望
している。
家族会・救う会としては、「放送倫理・番組向上機構」が、テレビ朝日に対す
る審査を、有本さんによる田原氏への裁判とは別のものとして申立てを受理して
いただくことを強く希望する。
以上
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●麻生首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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既に周知の如く、本年4月25日、テレビ司会者田原総一朗氏が、テレビ朝日
深夜番組で、「外務省は横田めぐみさんと有本恵子さんは生きていないことは分
かっている」が、「生きてないという交渉をやると、こてんぱんにやられる。田
中均が爆発物を投げこまれた」という暴言を述べた。
これに対し、家族会・救う会は5月28日、「放送倫理・番組向上機構」に申
立てを行った。同機構はテレビ局に対してその責任を問うための仕組みであり、
申立てはテレビ朝日の人権侵害と放送倫理違反に対してなされた。
拉致被害者有本恵子さんのご両親である有本明弘・嘉代子さんが、7月16日
に、田原総一朗氏に対して民事訴訟の訴えを提起した。家族会・救う会は、7月
28日、このことにつき、改めて「放送倫理・番組向上機構」に、申立ての受理
を求めた。
「放送倫理・番組向上機構」では、裁判に提訴された案件は扱わないという規程が
あるが、本件は、有本ご夫妻が田原氏を訴えたのとは異なり、テレビ朝日を対象
とするものであるなど、別の案件として取り扱える筈と考えているからである。
以下は、7月28日に、「放送倫理・番組向上機構」に提出したものである。
◆有本明弘・嘉代子夫妻の民事訴訟提訴に関して申立て受理のお願い
7月16日、拉致被害者有本恵子さんの両親である有本明弘・嘉代子夫妻が田
原総一朗氏に対して民事訴訟の訴えを提起した。有本恵子さんの生死に関わる発
言であり、また実際に外務省高官が死亡と考えているなら重大事だと考え、田原
氏から直接、真相を聞きただしたいと考えたからである。なお、有本夫妻は会見
で、「事実関係を明確にするのが提訴の目的。慰謝料を受け取る気はない」と述
べている。
「放送倫理・番組向上機構」では裁判に提訴された案件は扱わないという規程が
ある。有本さん夫妻は、この規定を知らず、テレビ朝日に対する「放送倫理・番
組向上機構」の審議と、田原総一朗氏に対する裁判を並行して行えると考えてい
た。
7月27日、有本さんご夫妻より、このまま裁判は続け、「放送倫理・番組向
上機構」では横田めぐみさんに対する死亡発言部分を対象に審査を続けてほしい
との意思表明があった。
家族会・救う会では、死亡の根拠を示さないまま、テレビ朝日の番組で、「外
務省は横田めぐみさんと有本恵子さんは生きていないことは分かっている」と述
べ、その後も自説を主張し続けている田原氏の言動は、看過しがたい人命軽視、
人権侵害に相当ると考える。その田原氏を、テレビ朝日が同じ番組で司会者とし
て使い続けていることは人命軽視、人権侵害への加担であり、また放送倫理にも
違反すると考える。
有本家の提訴は田原氏個人に対してであるが、家族会・救う会のBPOへの申
立てはテレビ朝日に対するもので対象が異なる。裁判ではテレビ朝日による人命
軽視、人権侵害は審理対象にならない。また、田原氏が「生きていない」とした
拉致被害者横田めぐみさんの家族は、「放送倫理・番組向上機構」の審査を希望
している。
家族会・救う会としては、「放送倫理・番組向上機構」が、テレビ朝日に対す
る審査を、有本さんによる田原氏への裁判とは別のものとして申立てを受理して
いただくことを強く希望する。
以上
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 麻生太郎殿
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