全会一致で経済制裁発動の検討を?参議院拉致特別委が決議(2004/12/15)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.12.15-2)
■全会一致で経済制裁発動の検討を?参議院拉致特別委が決議
参議院拉致特別委は、昨日12月14日、国会閉会中にもかかわらず開催され
た委員会で、経済制裁発動、食糧追加支援凍結を求める意見書を採択した。10
日の衆院拉致問題特別委員会では、共産党が決議案採決前に退席したが、参院の
決議文に「北朝鮮との間で粘り強く協議を進める」との文言が挿入されたため賛
成にまわった。全文以下の通り。
◆北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関する決議
平成16年12月14日
参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
本年11月に開催された第3回日朝実務者協議において、横田めぐみさん、松
木薫さんのものとして北朝鮮側から提出された遺骨が、今般、我が国捜査機関の
鑑定により別人のものであることが明らかとなった。
この北朝鮮の不誠実な対応は、我が国の尊厳を著しく損うとともに、拉致被害
者の心情を弄ぶものであり、強い憤りを禁じ得ない。
平成14年9月の小泉総理訪朝に際し、我が国の主権及び我が国民の基本的自
由と人権に対する重大かつ明白な侵害である日本人の拉致という忌まわしい国家
的犯罪行為の実行を北朝鮮が認めてから既に2年の歳月が経過した。この間、5
人の拉致被害者とその家族の帰国が実現したが、先の実務者協議における安否不
明者に関する北朝鮮側の説明は、我が国民の疑問に応えるものとはなっていない
ことが今回の鑑定結果により明らかとなり、このような著しく誠実を欠いた北朝
鮮の姿勢は、強く糾弾されなければならない。
政府は、この際、拉致問題の解決なくして国交正常化はありえないとの不動の
立場を堅持し、北朝鮮との間で粘り強く協議を進めるとともに、次の諸点に留意
し、拉致問題の抜本的解決の促進に遺漏なきを期すべきである。
1 改正外為法や特定船舶入港禁止法等現行の国内法制上とり得る効果的制裁措
置の積極的発動を検討すること
2 いわゆる対北朝鮮人道支援については、北朝鮮側からの誠意ある回答が得ら
れ、その信憑性が確認されるまでの間凍結すること
3 今回の実務者協議の後、我が国に持ち帰った資料については、真相究明に寄
与するよう、可及的速やかな科学的鑑定・分析を進め、その結果を当委員会に報
告すること
4 朝銀系信組に対する監督を一層厳格に執行すること
5 拉致問題に関与した責任者・実行者等の厳正な処罰の執行とその報告、具体
的な再発防止策の確立、拉致被害者に対する補償の確実な履行について、北朝鮮
に対し強く求めること
6 政府認定に係る拉致被害者以外で拉致の疑いのある事案についても、その真
相究明に積極的に取り組むとともに、拉致被害者の認定を進めること
7 本年4月に国連人権委員会が採択した決議において、北朝鮮に対し拉致問題
を明確に透明性をもって緊急に解決することを求めていることを踏まえ、かかる
国際社会の支持と協力をより強固なものとするため、6カ国協議を始めとするあ
らゆる機会を捉え、外交的努力を引き続き強化すること
8 帰国された拉致被害者及び家族に対する支援について、国、地方公共団体、
民間団体の連携に留意し、十全の対応を図ること
右決議する。
...............................................
◆ 声をあげてください ? 皆様にお願い ? ◆
今こそ経済制裁を!(メール・葉書送り先)
・ E-mail は首相官邸のホームページ http://www.kantei.go.jp/
のトップページ右下の「ご意見募集」をご利用下さい。
・ 葉書は、100-8968 千代田区永田町2-3-1
内閣総理大臣 小泉純一郎 殿
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■全会一致で経済制裁発動の検討を?参議院拉致特別委が決議
参議院拉致特別委は、昨日12月14日、国会閉会中にもかかわらず開催され
た委員会で、経済制裁発動、食糧追加支援凍結を求める意見書を採択した。10
日の衆院拉致問題特別委員会では、共産党が決議案採決前に退席したが、参院の
決議文に「北朝鮮との間で粘り強く協議を進める」との文言が挿入されたため賛
成にまわった。全文以下の通り。
◆北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関する決議
平成16年12月14日
参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会
本年11月に開催された第3回日朝実務者協議において、横田めぐみさん、松
木薫さんのものとして北朝鮮側から提出された遺骨が、今般、我が国捜査機関の
鑑定により別人のものであることが明らかとなった。
この北朝鮮の不誠実な対応は、我が国の尊厳を著しく損うとともに、拉致被害
者の心情を弄ぶものであり、強い憤りを禁じ得ない。
平成14年9月の小泉総理訪朝に際し、我が国の主権及び我が国民の基本的自
由と人権に対する重大かつ明白な侵害である日本人の拉致という忌まわしい国家
的犯罪行為の実行を北朝鮮が認めてから既に2年の歳月が経過した。この間、5
人の拉致被害者とその家族の帰国が実現したが、先の実務者協議における安否不
明者に関する北朝鮮側の説明は、我が国民の疑問に応えるものとはなっていない
ことが今回の鑑定結果により明らかとなり、このような著しく誠実を欠いた北朝
鮮の姿勢は、強く糾弾されなければならない。
政府は、この際、拉致問題の解決なくして国交正常化はありえないとの不動の
立場を堅持し、北朝鮮との間で粘り強く協議を進めるとともに、次の諸点に留意
し、拉致問題の抜本的解決の促進に遺漏なきを期すべきである。
1 改正外為法や特定船舶入港禁止法等現行の国内法制上とり得る効果的制裁措
置の積極的発動を検討すること
2 いわゆる対北朝鮮人道支援については、北朝鮮側からの誠意ある回答が得ら
れ、その信憑性が確認されるまでの間凍結すること
3 今回の実務者協議の後、我が国に持ち帰った資料については、真相究明に寄
与するよう、可及的速やかな科学的鑑定・分析を進め、その結果を当委員会に報
告すること
4 朝銀系信組に対する監督を一層厳格に執行すること
5 拉致問題に関与した責任者・実行者等の厳正な処罰の執行とその報告、具体
的な再発防止策の確立、拉致被害者に対する補償の確実な履行について、北朝鮮
に対し強く求めること
6 政府認定に係る拉致被害者以外で拉致の疑いのある事案についても、その真
相究明に積極的に取り組むとともに、拉致被害者の認定を進めること
7 本年4月に国連人権委員会が採択した決議において、北朝鮮に対し拉致問題
を明確に透明性をもって緊急に解決することを求めていることを踏まえ、かかる
国際社会の支持と協力をより強固なものとするため、6カ国協議を始めとするあ
らゆる機会を捉え、外交的努力を引き続き強化すること
8 帰国された拉致被害者及び家族に対する支援について、国、地方公共団体、
民間団体の連携に留意し、十全の対応を図ること
右決議する。
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◆ 声をあげてください ? 皆様にお願い ? ◆
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