寺越外雄さんの死亡認定取り消し願いを海上保安庁に提出(2010/03/23)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2010.03.23)
■寺越外雄さんの死亡認定取り消し願いを海上保安庁に提出
本日、寺越外雄さんの兄寺越文雄さんが、外雄さんの死亡認定取り消し願い
を海上保安庁に提出しました。
同願いは、昭和38年の海上での失踪時に海上保安庁が出した死亡認定後に、外
雄さんが生存していたことが判明したことを受けての手続きです。
願いは認定を行った金沢海上保安本部宛のものですが、本日午後11時に文雄さ
んの代理人である長瀬猛救う会兵庫会長が第5管区海上保安本部警備救難部
救難課に提出しました。
願いの内容は以下の通りです。
なお、死亡認定取り消しがなされれば、次の手順は、石川県の民事局に、外
雄さんの婚姻届、2人の子女の出生届、正しい死亡日での死亡届を出すことにな
ります。
拉致被害者である寺越外雄さんの子女を政府認定被害者家族として保護と支援
の対象とするために必要な手続きが順調に進むようご支援下さい。
●「死亡認定取り消し願い」
平成22年3月23日
金沢海上保安本部 警備救難課 御中
寺越 文雄
1.本籍及び戸籍筆頭者の氏名 寺越 嘉太郎
2.氏名及び性別 寺越 外雄 男性
3.生年月日 昭和14年2月7日
4.行方不明となった年月日、時刻及び場所
昭和38年5月11日から12日未明、志賀町沖合の海上
5.行方不明者の乗船していた船舶の種類、船名、総トン数及び船舶番号
並びにその船舶の所有者の住所及び氏名
漁船「清丸」、所有者:寺越昭二、石川県羽咋郡高浜町
6.行方不明当時の職業 漁師
7.行方不明となってから生還するまで(生存していることを知るまで)のてん末 別掲
●「寺越外雄が生存していることを知るまでのてん末 」
1.死亡認定まで
願い出人である寺越文雄の弟で、寺越嘉太郎の四男である寺越外雄は、同
二男である寺越昭二、同長男寺越太左ヱ門の長男で、中学生だった寺越武
志とともに昭和38年5月11日から12日未明にかけて遭難したと思わ
れていました。寺越昭二、外雄、武志の3人について、町中の人を動員し
て捜索して頂きましたが、遺体は見つかりませんでした。家族で相談した
結果、死亡認定のお願いを七尾海上保安本部に提出しました。
2.生存を知らせる手紙が届く
昭和62年1月22日、外雄から寺越嘉太郎の二女である栗原豊宛ての手
紙が届き、北朝鮮で生存していることを知りました。同年の8月には、長
男太左ヱ門夫妻が1回目の訪朝をして、外雄本人にも会って来ました。こ
の訪朝には、私も参加する予定でしたが、太左ヱ門に譲りました。私たち
は2人(外雄と武志)がすぐに帰国できるであろうと考えていたのです。
3.北朝鮮の弟家族への支援
その後、訪朝を繰り返す武志の母・友枝から、外雄の家族の写真がもたら
され、外雄が、かの地で結婚して家族をもうけていることを知りました。
私は、外雄の家族の生活の助けになればとの思いから、金品の支援を始めま
した。それは、私が阪神淡路大震災に被災するまで続き、その間にやりとり
された手紙は100通を超えます。
4.外雄の死亡
前項に述べたような経緯から、私は外雄本人と家族の状態を把握しておりま
したが、平成6年9月5日、外雄は妻と2人の子供を遺して死去したという
ことを知りました。後に武志が北朝鮮で記した手記の日本語訳にも、このこ
とが述べられていることを知りました。
5.死亡認定取消を求める理由
平成9年6月27日、武志の死亡認定が取り消されたとき、外雄のことにつ
いても海上保安庁から「どうしますか」と、問い合わせを受けましたが、私
は「死んだ外雄の死亡日だけ変えても仕方ない」と考え、辞退しました。し
かし、その結果甥の明哲、姪の明心が生まれながらに持っているはずの日本
国籍が確認できなくなってしまいました。そこで、今回あらためて、寺越外
雄の死亡認定の取り消しをお願いすることになりました。
以上
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●鳩山首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 鳩山由紀夫殿
●救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■寺越外雄さんの死亡認定取り消し願いを海上保安庁に提出
本日、寺越外雄さんの兄寺越文雄さんが、外雄さんの死亡認定取り消し願い
を海上保安庁に提出しました。
同願いは、昭和38年の海上での失踪時に海上保安庁が出した死亡認定後に、外
雄さんが生存していたことが判明したことを受けての手続きです。
願いは認定を行った金沢海上保安本部宛のものですが、本日午後11時に文雄さ
んの代理人である長瀬猛救う会兵庫会長が第5管区海上保安本部警備救難部
救難課に提出しました。
願いの内容は以下の通りです。
なお、死亡認定取り消しがなされれば、次の手順は、石川県の民事局に、外
雄さんの婚姻届、2人の子女の出生届、正しい死亡日での死亡届を出すことにな
ります。
拉致被害者である寺越外雄さんの子女を政府認定被害者家族として保護と支援
の対象とするために必要な手続きが順調に進むようご支援下さい。
●「死亡認定取り消し願い」
平成22年3月23日
金沢海上保安本部 警備救難課 御中
寺越 文雄
1.本籍及び戸籍筆頭者の氏名 寺越 嘉太郎
2.氏名及び性別 寺越 外雄 男性
3.生年月日 昭和14年2月7日
4.行方不明となった年月日、時刻及び場所
昭和38年5月11日から12日未明、志賀町沖合の海上
5.行方不明者の乗船していた船舶の種類、船名、総トン数及び船舶番号
並びにその船舶の所有者の住所及び氏名
漁船「清丸」、所有者:寺越昭二、石川県羽咋郡高浜町
6.行方不明当時の職業 漁師
7.行方不明となってから生還するまで(生存していることを知るまで)のてん末 別掲
●「寺越外雄が生存していることを知るまでのてん末 」
1.死亡認定まで
願い出人である寺越文雄の弟で、寺越嘉太郎の四男である寺越外雄は、同
二男である寺越昭二、同長男寺越太左ヱ門の長男で、中学生だった寺越武
志とともに昭和38年5月11日から12日未明にかけて遭難したと思わ
れていました。寺越昭二、外雄、武志の3人について、町中の人を動員し
て捜索して頂きましたが、遺体は見つかりませんでした。家族で相談した
結果、死亡認定のお願いを七尾海上保安本部に提出しました。
2.生存を知らせる手紙が届く
昭和62年1月22日、外雄から寺越嘉太郎の二女である栗原豊宛ての手
紙が届き、北朝鮮で生存していることを知りました。同年の8月には、長
男太左ヱ門夫妻が1回目の訪朝をして、外雄本人にも会って来ました。こ
の訪朝には、私も参加する予定でしたが、太左ヱ門に譲りました。私たち
は2人(外雄と武志)がすぐに帰国できるであろうと考えていたのです。
3.北朝鮮の弟家族への支援
その後、訪朝を繰り返す武志の母・友枝から、外雄の家族の写真がもたら
され、外雄が、かの地で結婚して家族をもうけていることを知りました。
私は、外雄の家族の生活の助けになればとの思いから、金品の支援を始めま
した。それは、私が阪神淡路大震災に被災するまで続き、その間にやりとり
された手紙は100通を超えます。
4.外雄の死亡
前項に述べたような経緯から、私は外雄本人と家族の状態を把握しておりま
したが、平成6年9月5日、外雄は妻と2人の子供を遺して死去したという
ことを知りました。後に武志が北朝鮮で記した手記の日本語訳にも、このこ
とが述べられていることを知りました。
5.死亡認定取消を求める理由
平成9年6月27日、武志の死亡認定が取り消されたとき、外雄のことにつ
いても海上保安庁から「どうしますか」と、問い合わせを受けましたが、私
は「死んだ外雄の死亡日だけ変えても仕方ない」と考え、辞退しました。し
かし、その結果甥の明哲、姪の明心が生まれながらに持っているはずの日本
国籍が確認できなくなってしまいました。そこで、今回あらためて、寺越外
雄の死亡認定の取り消しをお願いすることになりました。
以上
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●鳩山首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 鳩山由紀夫殿
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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