救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

谷内正太郎外務事務次官に面会?家族会・救う会(2005/01/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.01.14-1)

■谷内正太郎外務事務次官に面会?家族会・救う会

 家族会・救う会では、1月14日、外務省を訪れ、新任直後の谷内正太郎外務
事務次官、薮中三十二審議官(新任、前アジア大洋州局長)、佐々江賢一郎アジ
ア大洋州局長に面会した。面会には、、斎木昭隆審議官、伊藤直樹・北東アジア
課長、小熊博・拉致被害者等支援室長も同席した。各氏の発言概要は以下の通り。

谷内次官
 「8人死亡、2人未入境」との北朝鮮側説明を裏付ける物は皆無で我々はきち
んと説明するよう求めている。また今は、生存者をすべて返せと強調している。
北朝鮮の対応如何によっては厳しい対応をとらざるをえない。拉致は主権、人権、
人道に反することだ。

薮中審議官
 約2年間局長として担当していた間に解決ができず残念で、また皆様に申し訳
なく思っている。これからも可能なことはお手伝いしていきたい。

佐々江局長
 97年から99年まで、北東アジア課長として北朝鮮を担当したが、当時は岩
盤に釘を打つような状況だった。テポドンが飛んできた時も悔しい思いをした。
その気持ちは今も変わらない。みなさんと心を一つにして解決に全力をあげたい。
北朝鮮は、我々の抗議に対し、「日本は鑑定結果を捏造していて受け入れられな
い」と、スポークスマンや新聞などで発表しているが、公式の回答はない。

横田滋家族会代表
 一連の人事で頼りになる布陣になったと喜んでいる。外務省に信頼感が出てき
た。それを感謝したい。

飯塚副代表
 国民の声を聞き、国として確たる外交をやってほしい。経済制裁は目的ではな
い。使わないですむ方法があればやってほしい。目的は全員救出だ。

蓮池事務局長
 外務省に不信を言ったこともあったが、外務省も変わった。イニシアチブをとっ
てやってほしい。救出に結びつく制裁を検討してほしい。

横田早紀江代表夫人
 家族の高齢化もある。一日も早く全面解決できるよう努力をお願いしたい。

佐藤勝巳救う会会長
 今、日本から動く必要は何もない。必ず北朝鮮から何か言ってくる。泉田裕彦
新潟県新知事が、万景峰号がラウドスピーカーで騒音を出すなら入港を認めない、
と通告したら、北朝鮮は無音で入港してきた。日本が毅然と対応すれば北朝鮮は
それに対応するということだ。経済制裁だけでなく、総連幹部などの再入国許可
の取り消しは法務大臣の裁量でできることだ。その面も考えてほしい。

西岡力常任副会長
 米国のテロ支援国リストに北朝鮮が掲載される理由の中で、今年は捏造された
遺骨を出してきたことが掲載されるようご協力をお願いしたい。また国連人権委
員会にも拉致問題を一層アピールしてほしい。安保理でも議論してほしい。さら
に、外務省が作った拉致問題英文パンフレットにその後の経過を付け加えてほし
い。

 これに先立って家族会、救う会が支援室で懇談している所に、谷内正太郎・前
内閣官房副長官補の後任の海老原紳副長官補(前北米局長)が短時間来訪され懇
談した。


  
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