「拉致被害者等救出特措法」を検討?拉致議連が総会(2010/10/19)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2010.10.19）「拉致被害者等救出特措法」を検討?拉致議連が総会
本日、10月19日、国会議員会館内で拉致議連（平沼赳夫会長）の総会が開催さ
れた。総会には、52名の超党派の議員が参加した。初めて参加した柳田稔拉致問
題担当大臣は、「家族会の皆様と何回もあった結果を先週菅総理に報告した。私は
『圧力と対話』で臨む」と述べ、制裁重視の姿勢を示した。
家族会の飯塚繁雄代表は、「今の北朝鮮には徹底的な制裁が大事。また、我々
には『いつまでに（解決するか）』が必要と述べた。有本明弘副代表は、「田原
総一朗氏を訴えている裁判での田原発言について、前原外相に伝えたい」、増元
照明事務局長は、「拉致問題を最優先課題としての取組みが見えない。悪しき実
例ではあるが、中国は、中国漁船衝突事件の犯罪者を取戻すのにも圧力を使った。
日本は拉致を理由に追加制裁をしてほしい」と述べた。横田早紀江さんは、「め
ぐみが北朝鮮で何をしているのかが見えない。どんな小さな情報でも、日本人の
命を助けるとの思いで情報を取ってきてほしい」と訴えた。
家族会の参加者は、飯塚繁雄代表、有本明弘副代表、増元照明事務局長、横田
早紀江さん。救う会からは西岡力会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局次
長が参加。その他、荒木和博調査会代表等。また、内閣官房、拉致問題対策本部、
外務省、警察庁からも担当者が参加。概要以下の通り。
■「拉致被害者等救出特措法」を検討?拉致議連が総会
西岡 寺越文雄さんが亡くなられた。兄の外雄さんの死亡日の変更はかなったが、
その家族の日本人としての国籍を回復し、救出の際に対象となるよう願われたが
実現しなかった。法務局は北朝鮮の公式の出生証明や結婚証明を出せといってい
るが、北朝鮮にいる拉致被害者の子どもであることに配慮してほしい。柳田稔拉
致問題担当大臣は法務大臣兼務なので検討をお願いしたい。
家族会・救う会合同会議の運動方針をお配りしたが、「圧力を背景にした主体
的交渉」を求めたものだ。また、緊迫する北朝鮮情勢の中で、「金正日政権崩壊
後の混乱状況に備えた拉致被害者救出のための枠組みを作る」ことを求めた。こ
れについては、国家基本問題研究所も、「拉致被害者等救出特措法」の制定を求
める提言をしているので、検討してほしい。さらに、先々週の韓米安保協議会で
は、「北の不安定事態」に初めて言及し、緊急事態に対応するために新たな作戦
計画の発展で合意した。日本でも、自衛隊は何ができるかを検討してほしい。
質疑応答では、「金賢姫氏は、『日本語を教えてもらった帰国者が木村かほる
さんに似ている』などの報道があったが、特定失踪者等新たに拉致認定する可能
性のある事例はないか」との質問に対し、三谷対策本部事務局長代理は、「現時
点で特定失踪者の内で直ちに認定できる人はいない。木村さんも含めて。金賢姫
氏が日本語を習った帰国日本人妻イコール木村さんという情報はない。しかし、
情報収集の成果は具体的には公表できないが、一歩、二歩前進しているというこ
とは自負している」と述べた。
拉致議連総会は、本日提起された「拉致被害者等救出特措法」について検討す
ること、11月1日にソウルで開催される第2回国際拉致解決連合の会議に議員団を
派遣すること、12月10日の北朝鮮人権週間中の集会を、家族会・救う会とともに
主催することを決定した。
以上
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■菅首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[ＰＣ]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]https://www.kantei.go.jp/k/iken/im/goiken_ssl.html?guid=ON
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 菅 直人殿
■救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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本日、10月19日、国会議員会館内で拉致議連（平沼赳夫会長）の総会が開催さ
れた。総会には、52名の超党派の議員が参加した。初めて参加した柳田稔拉致問
題担当大臣は、「家族会の皆様と何回もあった結果を先週菅総理に報告した。私は
『圧力と対話』で臨む」と述べ、制裁重視の姿勢を示した。
家族会の飯塚繁雄代表は、「今の北朝鮮には徹底的な制裁が大事。また、我々
には『いつまでに（解決するか）』が必要と述べた。有本明弘副代表は、「田原
総一朗氏を訴えている裁判での田原発言について、前原外相に伝えたい」、増元
照明事務局長は、「拉致問題を最優先課題としての取組みが見えない。悪しき実
例ではあるが、中国は、中国漁船衝突事件の犯罪者を取戻すのにも圧力を使った。
日本は拉致を理由に追加制裁をしてほしい」と述べた。横田早紀江さんは、「め
ぐみが北朝鮮で何をしているのかが見えない。どんな小さな情報でも、日本人の
命を助けるとの思いで情報を取ってきてほしい」と訴えた。
家族会の参加者は、飯塚繁雄代表、有本明弘副代表、増元照明事務局長、横田
早紀江さん。救う会からは西岡力会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局次
長が参加。その他、荒木和博調査会代表等。また、内閣官房、拉致問題対策本部、
外務省、警察庁からも担当者が参加。概要以下の通り。
■「拉致被害者等救出特措法」を検討?拉致議連が総会
西岡 寺越文雄さんが亡くなられた。兄の外雄さんの死亡日の変更はかなったが、
その家族の日本人としての国籍を回復し、救出の際に対象となるよう願われたが
実現しなかった。法務局は北朝鮮の公式の出生証明や結婚証明を出せといってい
るが、北朝鮮にいる拉致被害者の子どもであることに配慮してほしい。柳田稔拉
致問題担当大臣は法務大臣兼務なので検討をお願いしたい。
家族会・救う会合同会議の運動方針をお配りしたが、「圧力を背景にした主体
的交渉」を求めたものだ。また、緊迫する北朝鮮情勢の中で、「金正日政権崩壊
後の混乱状況に備えた拉致被害者救出のための枠組みを作る」ことを求めた。こ
れについては、国家基本問題研究所も、「拉致被害者等救出特措法」の制定を求
める提言をしているので、検討してほしい。さらに、先々週の韓米安保協議会で
は、「北の不安定事態」に初めて言及し、緊急事態に対応するために新たな作戦
計画の発展で合意した。日本でも、自衛隊は何ができるかを検討してほしい。
質疑応答では、「金賢姫氏は、『日本語を教えてもらった帰国者が木村かほる
さんに似ている』などの報道があったが、特定失踪者等新たに拉致認定する可能
性のある事例はないか」との質問に対し、三谷対策本部事務局長代理は、「現時
点で特定失踪者の内で直ちに認定できる人はいない。木村さんも含めて。金賢姫
氏が日本語を習った帰国日本人妻イコール木村さんという情報はない。しかし、
情報収集の成果は具体的には公表できないが、一歩、二歩前進しているというこ
とは自負している」と述べた。
拉致議連総会は、本日提起された「拉致被害者等救出特措法」について検討す
ること、11月1日にソウルで開催される第2回国際拉致解決連合の会議に議員団を
派遣すること、12月10日の北朝鮮人権週間中の集会を、家族会・救う会とともに
主催することを決定した。
以上
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