救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

言語道断の暴挙、新たな制裁検討を?衆参両院が北朝鮮の砲撃非難決議、拉致問題早期全面解決も(2010/11/26)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2010.11.26)

本日、11月26日、衆議院、参議院はそれぞれ「北朝鮮による韓国・大延坪島砲
撃に関する決議案」を全会一致で決議した。文言はほぼ同じであるが、拉致問題
の部分など表現が若干異なる箇所もあり、衆議院は「拉致問題の早期前面解決も
強く求める」、参議院は「拉致問題を早期に全面解決することも強く求める」と
なっている。また、犠牲者に弔意を示すとともに、両院は全会一致で政府に対し、
「北朝鮮に対する新たな制裁措置を検討する」こと等を政府に求めた。以下は衆
議院の決議全文である。


■言語道断の暴挙、新たな制裁検討を?衆参両院が北朝鮮の砲撃非難決議、拉致
問題早期全面解決も

北朝鮮は11月23日、突如として韓国の島・大延坪島及びその周辺海域に向け、
約170発もの砲撃を行った。その被害は、韓国軍の基地及び兵士のみならず、一
般市民や市街地にも及んでいる。このような、まさに無差別とも呼べる砲撃は言
語道断の暴挙である。北朝鮮がたとえどのような言い訳をしようとも、一般住民
を巻き込む武力による挑発行為は、決して許されない。

今回の砲撃により犠牲者が出たことにつき、本院は、韓国政府及び国民に衷心
から弔意を表し、被害者の早期回復を祈念する。

朝鮮戦争の休戦協定は遵守されなければならず、今般の北朝鮮による韓国に対
する砲撃は、国際社会としても看過できない挑発行為である。

本院は、今般の北朝鮮の砲撃を強く非難するとともに、北朝鮮が核兵器の開発
も含め、あらゆる軍事的な挑発行為を放棄し、拉致問題の早期全面解決も強く求
める。

よって政府は、今般の北朝鮮の軍事的暴挙に対し断固として非難を行い、韓国
政府の立場を支持し、国際社会と緊密に協調しつつ、北朝鮮に対する新たな制裁
措置を検討するとともに、北朝鮮に対する国際的な圧力を高めるため、韓国及び
米国を始めとする関係各国との連携強化に一層の努力を尽くすべきである。
右決議する。

以上



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