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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

古川了子さん姉・兄が拉致認定と救出を要請?署名15万提出(2005/03/22)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.03.22-1)

■古川了子さん姉・兄が拉致認定と救出を要請?署名15万提出

 本日、3月22日、千葉県在住の古川了子さんの家族らが昨年6月26日以来
開始した「古川了子さんを北朝鮮による拉致被害者として認定し、一日も早く救
出してください」という署名用紙約15万名分(148,123名分)を携えて、
小熊博・拉致被害者等支援室長を訪問し、認定と救出を訴えた。

 訪問したのは、古川了子さんの姉竹下珠路さん、義姉の古川宣子さん、義兄の
竹下敦之さんら家族3名を初め、増元照明・家族会事務局次長、地元で支援活動
を行ってきた救う会千葉会長の中村 実さん、古川了子さんを救う千葉商同期生
の会の榎本定男さん、集会実行委員会の飯田昭さん、金子一之さん、さらに地元
で市をあげて支援してきた佐久間隆義・市原市長、斎藤茂・同市秘書課長、特定
失踪者問題調査会の荒木和博代表、真鍋貞樹・専務理事、杉野正治・常務理事、
平田隆太郎・救う会事務局長の計14名。

 竹下珠路さんは、「18歳で拉致された妹は今年1月で50歳になった。妹に
ついてはこれまでの日朝交渉で名前が出ていない。政府が消息を問い合わせない
ということは、北朝鮮にとって、日本が拉致被害者と思っていないとして、本人
の命が北朝鮮で果ててしまう恐れがある。今のうちに命を消してしまおうと思う
かもしれない」と延べ、また高齢で帰国を待つ母に人目会わせたい、と訴えた。

 佐久間隆義・市川市長は、集会で安明進氏本人から、「古川了子さんを目撃し
た」と聞いた。今日は、署名用紙に市民の願いを託してきた。15万署名中、1
2万強が市原市民のもので、人口28万人の市としては全力をあげて支援してい
る。政府としても、早急に救出の努力をしてほしい、と訴えた。

 小熊室長は、「15万に迫らんとする市民の思いは必ず関係省庁に伝え、捜査、
救出をお願いする。被害者家族が制裁をと叫ぶのには重さがある。救出の責任は
政府にある。同胞である古川さんが帰国できるように努力したい」と述べた。

 また、荒木和博・調査会代表は、「拉致の疑いが濃厚な人々の名簿を実務者会
議の前にも政府に提出した。名前を出して交渉すべきだ」と述べた。

 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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