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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国連難民高等弁務官事務所は何をしているのか?北朝鮮による公開処刑(2005/04/06)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.04.06-1)

 北朝鮮が脱北者を公開処刑している映像が世界各国で放映されたが、人権問題
に最も敏感であるべき国連難民高等弁務官事務所(NUHCR)が未だにこれを
黙殺し続けているため、4月1日、世界各国で抗議行動が実施された。救う会で
は下記の抗議声明を出した。以下はその全文である。

■国連難民高等弁務官事務所は何をしているのか?北朝鮮による公開処刑

平成17年4月1日
救う会声明

 国連難民高等弁務官事務所は何をしているのか?北朝鮮による公開処刑

 中国政府が次々強制送還している脱北者がどのような運命にさらされているか、
脱北者を支援している人々がどのような危険にさらされているか、その一端を示
す衝撃的な公開処刑映像が流れた。

 この映像を見て、即座に行動に出るべき機関の筆頭は国連難民高等弁務官事務
所(UNHCR)であろう。ところが、UNHCRは、相変わらず音無しの構え
である。一体何をしているのか。

 スザンヌ・ショルティ氏と共に「北朝鮮自由連合(North KoreaFreedom
Coalition)」の副委員長を務めるナム・シンウ氏が、今年1月15日付で、広く
関係者に次のように呼びかけた。

 国連難民高等弁務官事務所は、北京に漫然と腰を下ろし、実際上何もしていな
い。ただサラリーを受け取っているだけである。……北朝鮮難民の悲惨な状況を
横目にしつつ、無為を決め込む彼らへの抗議の印として、UNHCRへの資金供
与をカットするよう、アメリカと日本の議員たちに要請の手紙を出すべきだ。

 米国「北朝鮮人権法」に、「中国政府が、UNHCRと脱北者の接触を拒み続
けるのであれば、UNHCRは、中国との協定に基づき、仲裁手続きを開始しな
ければならない。現状においてなお仲裁要求権を行使しないとなれば、UNHC
Rは、その中核的責務を重大な形で放棄したことになろう」との条文がある。

 UNHCRは、あの処刑映像を見ても、まだ国際司法裁判所などを利用した仲
裁手続きに訴えず、中国政府との「友好的話し合い」に時間を空費するつもりな
のか。

 もしそうだとするなら、そのような機関に最早存在意義は認められない。職務
怠慢の見本である。

 UNHCRは、ただちに中国政府を相手取って難民認定に関する「争い」、す
なわち法的処理に踏み込まねばならない。日本政府も、UNHCRの尻を叩き、
動かないなら資同機関への金供与を凍結するという「経済制裁」圧力を掛けるべ
きである。

 本日4月1日、UNHCR事務所に対し、国際的な一斉抗議行動が行われる。
われわれも、各国の有志と共に、国際機関および日本政府に対し、直ちに行動に
出るべく強く要求するものである。



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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