田中実さんの拉致、政府認定に関する声明 - 救う会・救う会兵庫(2005/04/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2005.04.25-2）
■田中実さんの拉致、政府認定に関する声明 - 救う会・救う会兵庫
本日、警察庁が、田中実さんの拉致容疑事案について「拉致と判断した」こと、
及び政府が来週にも拉致認定を行う見通しとの報道を受け、救う会及びこの事件
の解明に努力してきた救う会兵庫が下記の声明を発表した。
なお、救う会は拉致被害者として政府認定の１５人以外に８名を認定してきて
おり、田中実さんはその一人である。北朝鮮は、拉致したのは１３人で曽我ミヨ
シさん、久米裕さんや特定失踪者は入境していないと主張してきた。日本政府認
定の１５人と北朝鮮が認めた１３人の間には既に２人の食い違いがあった。田中
実さん一人だけがなぜ認定されるのかについては違和感があるが、新たに一人が
加わることになる意義は少なくない。例え正常化交渉が行われても、拉致問題が
完全に解決される見込みがない限り経済協力はいよいよ不可能となる。政府には、
さらに追加認定を行うこと、すべての拉致被害者を早期に救出することが求めら
れる。
★声明
本日、警察庁は田中実さん失踪事件を「日本人拉致容疑事案と判断した」。来
週にも政府による拉致被害者認定が行われる見通しだ。
私たち家族会・救う会は、田中実さんを当初から拉致被害者と考え署名用紙に
名前を挙げ救出を訴えてきた。田中さんは家庭の事情で家族が活動できない状況
である。その中で、救う会兵庫がねばり強く事実関係を発掘し田中さん救出活動
を展開してきたことは、関係者周知のことだ。去る3月 6日、家族会・救う会合
同会議は当面の運動方針として「政府が拉致認定していない寺越事件、田中実さ
ん、小住健蔵さん、福留貴美子さんらについて、認定を求め事件の実態を国民に
広く知らせる活動を続ける」ことを決め、昨日の国民大集会決議でも追加認定を
求めたところだ。
遅きに失した感はあるが、田中さんを政府が拉致認定するに至ったことは、こ
の間私たちが訴えてきたことが正しかった証明であり、うれしく考え、田中さん
救出のため政府が全力で取り組むことを強く求める。救う会兵庫はすでに田中さ
ん拉致実行犯として韓龍大、曹廷洛の２人を刑事告発している。関係当局は田中
さん拉致事件の全貌解明に努めていただきたい。
田中さんと同じく、家族会・救う会が当初から拉致と考えてきた寺越事件、小
住健三さん、福留貴美子さんをはじめ、平成１５年以降、特定失踪者調査会が扱っ
てきた多数の拉致濃厚事案の拉致認定を強く求める。
私たちが繰り返し主張してきたように、金正日政権は「拉致したのは１３人」
という嘘を今もつきつづけている。拉致という国家テロの全貌を明らかにし全被
害者を取り戻すまで、日本政府が今後とも全力を尽くしていただきたい。
平成１７年４月２５日
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
★田中実さん拉致認定に関わる声明
本日政府は、田中実さんを北朝鮮による拉致被害者として追加認定するという
方針を明らかにしました。田中実さんの生還を信じ、運動を続けてきた私たちに
とりましては、まことに遅きに失したとはいえ、まずは一定の前進であると評価
します。
何故この時期を選んで、彼一人が追認されるに至ったのかは承知しておりませ
んが、もし政治的判断に基づく理由によるのであれば、昨日の６０００名を超え
る人々が参加した国民大集会が象徴している様に、もはや拉致解決を願う国民の
声を、無視することは出来ないということを現していると思います。
この度の認定が、多くの特定失踪者を含む未帰還者の、更なる認定拡大への予
兆となることと信ずるものですが、この度の経緯と背景が明らかにされていない
のを見ても明らかな、政府の説明不足を厳しく糾さざるを得ません。
私たちは、田中実さん拉致事件の実行犯２名を告発しておりますが、既に２年
を経過した現在でも、全くと言ってよいほど当局からの説明を受けたことはあり
ません。本件に鑑み、併せて告発の行方につきましても、政府・捜査当局は真摯
に説明責任を果たすべきであると強く要望するものであります。
救う会・兵庫 代表 長瀬 猛
副代表 大矢 卓志
刑事告発共同告発人 岡田 和典
※小泉首相宛、はがき・メールを！（〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ＝
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用）
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救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■田中実さんの拉致、政府認定に関する声明 - 救う会・救う会兵庫
本日、警察庁が、田中実さんの拉致容疑事案について「拉致と判断した」こと、
及び政府が来週にも拉致認定を行う見通しとの報道を受け、救う会及びこの事件
の解明に努力してきた救う会兵庫が下記の声明を発表した。
なお、救う会は拉致被害者として政府認定の１５人以外に８名を認定してきて
おり、田中実さんはその一人である。北朝鮮は、拉致したのは１３人で曽我ミヨ
シさん、久米裕さんや特定失踪者は入境していないと主張してきた。日本政府認
定の１５人と北朝鮮が認めた１３人の間には既に２人の食い違いがあった。田中
実さん一人だけがなぜ認定されるのかについては違和感があるが、新たに一人が
加わることになる意義は少なくない。例え正常化交渉が行われても、拉致問題が
完全に解決される見込みがない限り経済協力はいよいよ不可能となる。政府には、
さらに追加認定を行うこと、すべての拉致被害者を早期に救出することが求めら
れる。
★声明
本日、警察庁は田中実さん失踪事件を「日本人拉致容疑事案と判断した」。来
週にも政府による拉致被害者認定が行われる見通しだ。
私たち家族会・救う会は、田中実さんを当初から拉致被害者と考え署名用紙に
名前を挙げ救出を訴えてきた。田中さんは家庭の事情で家族が活動できない状況
である。その中で、救う会兵庫がねばり強く事実関係を発掘し田中さん救出活動
を展開してきたことは、関係者周知のことだ。去る3月 6日、家族会・救う会合
同会議は当面の運動方針として「政府が拉致認定していない寺越事件、田中実さ
ん、小住健蔵さん、福留貴美子さんらについて、認定を求め事件の実態を国民に
広く知らせる活動を続ける」ことを決め、昨日の国民大集会決議でも追加認定を
求めたところだ。
遅きに失した感はあるが、田中さんを政府が拉致認定するに至ったことは、こ
の間私たちが訴えてきたことが正しかった証明であり、うれしく考え、田中さん
救出のため政府が全力で取り組むことを強く求める。救う会兵庫はすでに田中さ
ん拉致実行犯として韓龍大、曹廷洛の２人を刑事告発している。関係当局は田中
さん拉致事件の全貌解明に努めていただきたい。
田中さんと同じく、家族会・救う会が当初から拉致と考えてきた寺越事件、小
住健三さん、福留貴美子さんをはじめ、平成１５年以降、特定失踪者調査会が扱っ
てきた多数の拉致濃厚事案の拉致認定を強く求める。
私たちが繰り返し主張してきたように、金正日政権は「拉致したのは１３人」
という嘘を今もつきつづけている。拉致という国家テロの全貌を明らかにし全被
害者を取り戻すまで、日本政府が今後とも全力を尽くしていただきたい。
平成１７年４月２５日
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
★田中実さん拉致認定に関わる声明
本日政府は、田中実さんを北朝鮮による拉致被害者として追加認定するという
方針を明らかにしました。田中実さんの生還を信じ、運動を続けてきた私たちに
とりましては、まことに遅きに失したとはいえ、まずは一定の前進であると評価
します。
何故この時期を選んで、彼一人が追認されるに至ったのかは承知しておりませ
んが、もし政治的判断に基づく理由によるのであれば、昨日の６０００名を超え
る人々が参加した国民大集会が象徴している様に、もはや拉致解決を願う国民の
声を、無視することは出来ないということを現していると思います。
この度の認定が、多くの特定失踪者を含む未帰還者の、更なる認定拡大への予
兆となることと信ずるものですが、この度の経緯と背景が明らかにされていない
のを見ても明らかな、政府の説明不足を厳しく糾さざるを得ません。
私たちは、田中実さん拉致事件の実行犯２名を告発しておりますが、既に２年
を経過した現在でも、全くと言ってよいほど当局からの説明を受けたことはあり
ません。本件に鑑み、併せて告発の行方につきましても、政府・捜査当局は真摯
に説明責任を果たすべきであると強く要望するものであります。
救う会・兵庫 代表 長瀬 猛
副代表 大矢 卓志
刑事告発共同告発人 岡田 和典
※小泉首相宛、はがき・メールを！（〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ＝
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用）
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発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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