救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

田中実さん拉致認定を受けて救う会兵庫が記者会見(2005/04/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.4.29)

■田中実さん拉致認定を受けて救う会兵庫が記者会見

 4月28日、救う会兵庫は、前日の田中実さん拉致認定を受け、午後2時より兵庫
県庁内にて記者会見を開催しました。

 出席者は、渡辺友夫さん(元神戸工業高校教諭)、有本明弘さん、兵庫県議会拉致
問題を憂える会より、会長の原亮介県議(議長)、かだ裕之県議の2名、調査会より
岡田和典理事、救う会兵庫から長瀬 猛代表、大矢卓志副代表の計7名です。
 
 昭和53年(1978)6月に28歳で拉致された田中さんは、その不幸な身の上か
ら、当時の事を語る人が極めて少ない中、渡辺友夫さんは、平成14年の3月の写真
公表以来、救出の為に立ち上がって頂いております。

 昭和40年からの3年間、神戸工業高校で田中さんの担任を受け持った、渡辺友夫
さんは、修学旅行の思い出話で、おこずかいを所持していない彼のために、それを調
達するためにご苦労されたことなど、貴重なエピソードをご披露頂きました。

 「今実行犯に対して思うことは?」という質問には、「半狂乱になって掴みあげて、
真実を語らせる」と憤りをあらわにされました。

 田中さんが認定されたという事は、同時期に同じラーメン店から姿を消した、金田
竜光さんをどうするのか? 実行犯2名をどうするのか? 政府、捜査当局には改め
て、可能な限りの情報開示と、速やかなる処置を強く要望するという趣旨の発言が、
出席者から相次ぎました。
 
 救う会兵庫は、さる25日に発表した声明のとおり、今後も変わることなく運動を
続けていく所存です。
                           
(報告:救う会兵庫代表・長瀬 猛)


 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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