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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

有本恵子さんを目撃?曽我ひとみさんが証言(2005/05/27)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.05.27)

■有本恵子さんを目撃?曽我ひとみさんが証言

有本恵子さんの母嘉代子さんが、今年2月18日、国際集会参加のため上京し
た際、曽我ひとみさんと携帯電話で話をし、昭和58(1983)年に北朝鮮に
拉致された有本さんを「平壌の外貨ショップで見かけた」と聞いていたという。
曽我さんが有本さんを見た時期は現時点で不明であるが、生存につながる情報が
また一つ増えたことになる。
その内容は、以下の通り。

・曽我さんが北朝鮮に拉致されたレバノン人女性と一緒に平壌の外貨ショップに
出かけた際、日本人らしい女性を見かけた。
・レバノン人女性がその女性に近づき、なつかしそうに話を始めた。
・曽我さんが「あの女性はだれなのか」と聞くと、レバノン人女性は「ロンドン
から連れてこられた日本人だ」と説明。
・曽我さんが「なぜ知っているの」とたずねると、レバノン人女性は「産院が一
緒だった」と話した。
・帰国後、有本さんの写真を見て「間違いない」と確信した。
・有本さんと一緒にいた男性はわからない。

本件に関し、有本さんの地元、救う会兵庫が緊急声明を出した。以下はその全文
である。

★有本恵子さんの目撃情報に関する緊急声明

 本日発売の写真週刊誌によれば、本年2月、内閣官房支援室内において、曽我
ひとみさんにより、有本恵子さんの目撃情報が、ご両親に伝えられていたことが、
明らかになった。

 この情報は、拉致被害者が、管轄する部署や拉致された時期等により、分割管
理され、被害者同士が意思の疎通をもつことは、困難であろうという一般的推測
を、断片的ながらも否定するものであり、帰国した拉致被害者は、より多くの情
報に接していた可能性を、強く窺わせるものである。

 支援室を中心に、政府は既に多くの情報を聴取しており、本来ならもっと早く
ご家族に伝えられなければならない。この度の情報開示の時期と方法については、
ご家族の立場に立つならば、不親切であり、政府は誠意をもって迅速に情報を開
示すべきである。外交的配慮の必要性は理解するが、それは決して不作為のかく
れ蓑であってはならないと、強く警鐘を促すものである。

平成17年5月27日
救う会・兵庫 代表 長瀬 猛




 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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