救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致現場に行ってみたい?シーファー米駐日大使(2005/05/31)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.05.31)

 家族会、救う会では、本日5月31日、ベーカー大使のあとを引き継ぎ先月着
任したシーファー米駐日大使に米国大使館で面会し。拉致問題に関する米国の継
続的な支援を要請した。シーファー大使は、「私にも息子がいるが、もし自分の
息子が拉致されたら胸がはりさけそうになるだろう」と自分の身に置き換えて拉
致事件への米国民の理解と同情を示した。また、「自分が役に立つのなら是非拉
致現場に行ってみたい」と述べた。

 参加者は、家族会から横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事
務局長、救う会から佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長、島田洋一副会長、平田隆
太郎事務局長。

 シーファー大使の発言概要は以下の通り(文責=救う会事務局)。

■拉致現場に行ってみたい?シーファー米駐日大使
 
・赴任したら皆さんに会いたいと考えていた。アメリカの拉致問題への態度は変
わっていないことを伝えたかったからだ。皆さんと日本政府の一助となりたい。

・拉致問題の解決については、引き続き支持する。どの国でも、このようなこと
を許してはならない。国際世論が後押しすることは正しいことだ。

・(アメリカは、北朝鮮を「悪の枢軸」とし、国家テロとしての拉致問題を理由
の一つにあげてくれた、との発言に大きくうなずき)その通りです。

・拉致されたその場に立ってみたい。また他の家族の方々とも会いたい。

・(悪いことを平然とし続ける北朝鮮に、国際社会が正しいメッセージを送って
ほしいとの発言に)国際社会が一体となってメッセージを送り続けるべきだ。

・突然いなくなってすぐに北朝鮮の拉致を想像したか(家族会からそれぞれの事
例を紹介)。悲しい傷が再びあけられるような思いだったでしょうね。

・みなさんは拉致された後知り合いになっていったのか(家族会結成に至る過程
を説明)。

・一緒に行動する方が心が休まるでしょう。

・希望が持てるように、自由が再び得られるようにすべきだ。これからも連絡を
取り合いましょう。

・(拉致現場に行っていただく準備をしたい、との発言に)自分が役に立つのな
ら是非拉致現場に行ってみたい。検討してほしい。

・(もし国連の安保理で北朝鮮の核問題が議論されるような場合は、イラク問題
でクウェート人拉致問題も明記されたように、核問題とともに拉致問題も明記し
てほしい、との発言に)安保理に行く前に、まだいくつかの手立てがあると思う。
それを考えているところだ。この問題はよく分かっている。拉致問題が対北朝鮮
問題の解決の一部にならなければならないと思っている。

以上



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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