救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊急声明・支援食糧の横流し発覚について(2005/06/21)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.06.21-2)

 昨年、日本が北朝鮮に支援した米が横流しされていたことが発覚した。本日、
16時にソウルでRENK(李英和代表)が記者会見し、北朝鮮の映像を公表し
た。

 食糧支援をしても、北朝鮮の貧しい人には渡っていないこと、拉致被害者帰国
に何ら寄与していないことが判明しました。

 この件につき、家族会、救う会は緊急声明を公表しました。全文以下の通り。


■緊急声明・支援食糧の横流し発覚について

 昨年日本が北朝鮮に提供した12.5万トンの食糧が横流しされていることが、
北朝鮮から持ち出されたビデオ映像により判明した。日本政府はこの食料は北朝
鮮の恵まれない人々のための人道支援だとして、WFPを通じて提供したが、日
の丸のついた袋が封を切られていない状態で市場に出回り、貧しい人々には手の
届かない高価な値段で売られていた。日本の善意が北朝鮮の特権階級のために使
われていることが明らかになった。

 私たちは、このような事情を理解した上で2000年に、「金正日体制の延命」
にしかならない「食糧援助」に反対し、「座り込み」を実施した。そして、あの
「食糧援助」が実施されたが、「被害者救出」に何等寄与することなく、「拉致
問題解決」を遅らせてきたことは周知の事実である。

 国際社会は「人道援助の食糧支援」に確実な実効性を持たせるために、安易な
食糧の拠出ではなく、「炊き出し」方式など確実に飢えた人々に食べてもらえる
方式を考えていくべきだ。善意の行為が悪意に利用される食糧援助は即刻廃止す
べきだ。

 私たちは今週24日から26日まで「小泉総理に経済制裁の発動」を求めて座
り込みを行う。日本は、未だ帰っていない拉致被害者を救出するために、「被害
者を帰さないのであれば経済制裁を発動する」というメッセージを送るべきであ
る。また、日本政府は被害者を帰すまで、一切の援助をしないという毅然とした
姿勢を示していただきたい。それがひいては北朝鮮人民を救うことになり、金正
日政権を「対話」の場に引き出す大きな力になると信ずる。

 多くの拉致被害者の命が危険にさらされている今、多くの北朝鮮人民の命も風
前の灯になっている今、日本政府には「拉致被害者」を抱える当事者だからこそ
単独制裁を発動し、国際社会にも問題解決を訴えてほしい。


 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/10/18
家族会・救う会が石破総理に面会、横田代表挨拶
2024/10/11
拉致問題-新政権に望むこと4
2024/10/11
拉致問題-新政権に望むこと3
2024/10/09
拉致問題-新政権に望むこと2
2024/10/07
拉致問題-新政権に望むこと1

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■