藤田進さんと見られる人物の写真鑑定結果(2005/07/21)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.07.21-1)
■ 藤田進さんと見られる人物の写真鑑定結果
救う会は昨年8月、ソウルに住む脱北者から、「北朝鮮から持ち出された」という
藤田進さんと酷似している写真を1枚入手し本会ホームページで公開しています。
写真の現物は、内閣官房拉致問題調整室を通じて警察に預け、鑑定を受けていまし
た。その鑑定結果を20日午後、調査室より伝達されたので、ここに明らかに致しま
す。
なお、写真は合成、加工の痕跡が見られなかったということですので、藤田進さん
に酷似したこのような顔の男性が、どこかに存在しているということは確実となりま
した。
ただし、印画紙などから写真が写された場所の特定ができなかったため、この鑑定
だけでは藤田進さんに酷似した写真の男性が北朝鮮にいるということは残念ながら確
認できませんでした。
この写真を救う会に提供した脱北者は、かなりの数の偽写真を日本マスコミや救う
会にも提供していることが分かっています。そのため、この写真が「北朝鮮から持ち
出された」という証言を裏付けなしに信じがたい状況です。
ただし、亡命工作員安明進氏が「この写真の男性は1988年から90年頃まで
めぐみさんらと一緒に金正日政治軍事大学で教官をさせられていた日本人拉致被害者
の一人によく似ている」と証言していますから、藤田進さんが拉致されている可能性
は大きいと思います。
1 写真の合成、加工等
・ 写真の画面の合成、加工については、服も含めて痕跡を認められなかった。
・ 筆跡、筆圧、刻印は認められなかった。
2 印画紙
・ 裏面のローマ字ロゴから、ベルギーに本社があるアグファ・ゲバルト社製と認め
られる。同社は写真専門家の間では有名な会社である。
・ 1998年2月頃から2003年10月頃までの間にドイツの工場で製造された
ものと推測される。
・ 写真の撮影者、時期、場所等は不明。
・ 本写真が別の写真を複写した可能性も否定できないため、印画紙の製造年月日と
撮影時期が同時であるとは言い難い。
・ 印画紙は銀塩ペーパーと呼ばれるものであり、昔ながらの定着方法によるもので
ある。なお、定着液については焼き付けるとき流れてしまうので鑑定困難である。
3 着衣、頭髪
・ スーツの襟はピークラベル、ほぼダブルスーツに使われる襟だから、ダブルスー
ツの可能性がかなり高い。襟付近のしわなどの状況から粗悪品と判断されるが、製造
国は不明。
・ ワイシャツの襟はレギュラーでネクタイはオールシーズン対応のものと判断され
る。結び方はプレーンノット(1回巻き)である。
・ 頭髪についてはカツラの有無を確認したが写真だけでは判断不可能であった。
以上の結果を藤田失踪事件を担当する埼玉県警が調整室に7月19日に伝達、救う会
西岡が同内容を20日午後、調整室から聴取。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■小泉首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 小泉純一郎殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■ 藤田進さんと見られる人物の写真鑑定結果
救う会は昨年8月、ソウルに住む脱北者から、「北朝鮮から持ち出された」という
藤田進さんと酷似している写真を1枚入手し本会ホームページで公開しています。
写真の現物は、内閣官房拉致問題調整室を通じて警察に預け、鑑定を受けていまし
た。その鑑定結果を20日午後、調査室より伝達されたので、ここに明らかに致しま
す。
なお、写真は合成、加工の痕跡が見られなかったということですので、藤田進さん
に酷似したこのような顔の男性が、どこかに存在しているということは確実となりま
した。
ただし、印画紙などから写真が写された場所の特定ができなかったため、この鑑定
だけでは藤田進さんに酷似した写真の男性が北朝鮮にいるということは残念ながら確
認できませんでした。
この写真を救う会に提供した脱北者は、かなりの数の偽写真を日本マスコミや救う
会にも提供していることが分かっています。そのため、この写真が「北朝鮮から持ち
出された」という証言を裏付けなしに信じがたい状況です。
ただし、亡命工作員安明進氏が「この写真の男性は1988年から90年頃まで
めぐみさんらと一緒に金正日政治軍事大学で教官をさせられていた日本人拉致被害者
の一人によく似ている」と証言していますから、藤田進さんが拉致されている可能性
は大きいと思います。
1 写真の合成、加工等
・ 写真の画面の合成、加工については、服も含めて痕跡を認められなかった。
・ 筆跡、筆圧、刻印は認められなかった。
2 印画紙
・ 裏面のローマ字ロゴから、ベルギーに本社があるアグファ・ゲバルト社製と認め
られる。同社は写真専門家の間では有名な会社である。
・ 1998年2月頃から2003年10月頃までの間にドイツの工場で製造された
ものと推測される。
・ 写真の撮影者、時期、場所等は不明。
・ 本写真が別の写真を複写した可能性も否定できないため、印画紙の製造年月日と
撮影時期が同時であるとは言い難い。
・ 印画紙は銀塩ペーパーと呼ばれるものであり、昔ながらの定着方法によるもので
ある。なお、定着液については焼き付けるとき流れてしまうので鑑定困難である。
3 着衣、頭髪
・ スーツの襟はピークラベル、ほぼダブルスーツに使われる襟だから、ダブルスー
ツの可能性がかなり高い。襟付近のしわなどの状況から粗悪品と判断されるが、製造
国は不明。
・ ワイシャツの襟はレギュラーでネクタイはオールシーズン対応のものと判断され
る。結び方はプレーンノット(1回巻き)である。
・ 頭髪についてはカツラの有無を確認したが写真だけでは判断不可能であった。
以上の結果を藤田失踪事件を担当する埼玉県警が調整室に7月19日に伝達、救う会
西岡が同内容を20日午後、調整室から聴取。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■小泉首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 小泉純一郎殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆