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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

藤田進さんと見られる人物の写真を持ち出した人物について(2005/07/22)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.07.22)

■ 藤田進さんと見られる人物の写真を持ち出した人物について


 昨日本メールでお伝えしたように、残念ながら救う会が入手した写真の鑑定結果か
らは、藤田さん拉致が確定できるまでには至りませんでした。写真を提供した韓国在
住の脱北者K氏(仮名)の話にかなり虚偽があり信じがたい部分が多いことが事実解
明の大きな障害になっていることは先のメールに書いたとおりです。

 K氏は、「藤田進さん写真を北朝鮮から持ち出したのは自分ではなく、金サンイル
という人物で、金サンイルは脱北して中国で避身しており、2003年年末から20
04年1月にかけて中国で金サンイルと面会しその時写真をもらった」と主張してい
ました。

K氏が話す金サンイル像。

金サンイル
朝鮮労働党中央委員会組織指導部 5課 細胞秘書
5課は金正日側近、護衛総局、作戦部工作員などの人事を担当
「5課対象になった」という表現がよく使われる。中央党職員候補に選ばれたという
意味。
「抗日児童隊員」金グムスンの末弟。金グムスンは金日成とともに抗日闘争をたたか
い、1944年連絡任務の途中で日本の警察に捕まり拷問死させられた、当時9歳か
11歳、12歳の少女だった、という逸話があり、学校で習うので北朝鮮人はみなよ
く知っている。
金サンイルはそのコネクションで金正日の側近に登用されたという。
金正日と酒をよく飲んだりスポーツをした。
金正日の女に手を出したがかわいがられていたので死刑にならず地方追放
K氏と幼いときから親しい。
2001年脱北し中国潜伏


 そこで、救う会は金サンイルに直接会って確認することを目指し、昨年8月様々な
形で情報収集をしたところ、確かに金サンイルという人物が脱北して中国某所に避身
していたことを確かめました。しかし、金サンイルは2004年3月に北朝鮮国家保
衛部によって北朝鮮に連行されてしまったということもあきらかになりました。


 つまり、K氏の主張に関して、金サンイルという人物が中国に逃げてきて2003
年年末から2004年1月にかけて中国にいたことは事実と判明しました。しかし、
金サンイルが北朝鮮に連行されてしまったため、本当にK氏が持っている写真が金サ
ンイルが北朝鮮から持ち出したものなのかどうかについては確認できません。



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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