900万筆を突破?家族会・救う会1000万署名運動(2012/08/02)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.08.02)
家族会・救う会は、8月2日、本日までの署名数を、9,046,190筆と
中間報告を発表した。1000万署名達成まであと約95万筆となった。
家族会・救う会は、今年2月「1000万署名運動」を決定し、3月から運動
を開始した。1997年家族会結成後署名活動が始まり、約15年で855万筆
となっていたが、その後約半年で50万筆増加した。
なお、次回は9月2日の国民大集会の場で、第2次集計結果を発表する。
家族会から飯塚繁雄代表、増元照明事務局長、救う会から西岡力会長、平田隆
太郎事務局長、山岸丈良事務局次長が参加した。
記者会見の概要は以下の通り。
■900万筆を突破?家族会・救う会1000万署名運動
飯塚 家族会が1997年に結成され、署名活動を開始した頃はなかなか国民の
皆様に受け入れられなかった。しかし、世論を盛り上げ、政府を後押しする狙い
があり、苦労にもめげず続けてきた。
今年2月の家族会・救う会合同会議で、1000万署名達成をめざすことを決
定した。できれば(国民大集会を予定している)9月2日までに達成することを
めざし、色々なところに要請した。
100万単位の署名となると家族会・救う会の街頭署名活動だけでは数が足り
ず、組織活動をしないとまとまった数にならないので、UIゼンセン同盟などの
組織にもお願いしている。UIゼンセン同盟は3年前から独自の署名活動を展開
されている。
今回は、署名用紙を新しいものに変え、その趣旨に賛同してくださる方にお願
いしているので、何人と言わず、何筆としている。
1000万署名になれば相当重い結果になる筈だ。政府を動かし、北朝鮮や諸
外国に対し、解決まで戦う姿勢、メッセージを伝えることにつながると思う。
増元 半年でこれだけ増えた。この数字を重く受け止めてほしい。これはまだ拉
致問題が忘れられていないことの証明になる。
西岡 救出のためには、必要条件と十分条件がある。必要条件は世論が解決を求
め続けていることだ。国民が怒っている。1000万署名もそのためにやってい
る。
十分条件は、北朝鮮が困って日本に接近せざるをえない状況を作ることだ。例
えば今、制裁のために「マツタケ」が売れずに困っている。マツタケは日本人し
か食べないのでほとんど日本に輸出されてきたが、昨年は闇市でたくさん出回っ
ていたという。
【質疑応答】
問 来月で北朝鮮が拉致を認めて10年になるがその後の進展がないことについ
て。
飯塚 こんなに何年もかかっていい筈がない。国民が拉致されたら、即取り返す
対応をすべきで、それが世界の常識的判断だ。我々の思いだけでは拉致問題は解
決しない。国は真剣に対応してくれたのだろうかとまず思う。
いとしい家族が向こうで待っている。我々も毎日情報に耳を傾け、帰還につな
がる情報はないかと期待してきたが、北朝鮮が拉致を認めてもう10年になる。
我々は被害者の家族に過ぎないので、専門的な情報、取り組み、担当者の考え
などは難しい面がありお願いするしかない。しかし、それがつながっていないの
ではないか。残念で、じれったい。
だからといって、あきらめる問題ではない。一番待っているのは被害者だ。あ
らゆることをせざるをえない。
松原大臣は、「家族が元気なうちに帰ってこないと解決とは言えない」、「時
間との勝負」と言っているが、実際にどうしてきたのか、どうしようとしている
のかは聞けない。秘密の対応もあるだろうが、政府は「やってます」と言うだけ。
これは解決につながるという活動がないので精神的に苦しい。
増元 家族会を作った時、1,2年で解決するだろうと思っていた。しかし、な
かなか世論に浸透せず、政府もあいまいな態度を続けた。2002年には、「8
人死亡」、「解決済み」ということだったが、2年もすれば解決すると思った。
しかしずるずると10年も経ってしまった。政府はこの反省をすべきではないか。
我々は今年を、「勝負の年」と位置づけた。その意味を理解して動いているの
だろうか。松原大臣が孤軍奮闘しているが、政府は、北朝鮮(の不誠実な対応)
を打破する制裁を行うべきだ。話し合いをせざるをえない状況を作るために、さ
らに圧力を加えるべきだ。
「死亡」とされたのを「生存」とするにはさらにエネルギーがいる。しかし、そ
れを考えているとは思えない。この状況を8月中に打破してほしい。
問 署名活動にこめる思いは。
飯塚 政府が真剣に対応し、それが進んでいるなら期待するが、それが見られな
いとなると、あきらめるわけにはいかないので、世論をつかむことが大事だ。絶
対に風化させないとの思いでやっている。
増元 署名を集めてどうなるのとよく聞かれる。しかし、集めないと政府に訴え
る力にならない。集会に来てくれる方々はコアの部分の方々であるが、町を歩い
ている人は必ずしも理解していない方もおられるので、日本人が忘れてはならな
いことだということを訴えている。
以上
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■野田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 野田佳彦殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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家族会・救う会は、8月2日、本日までの署名数を、9,046,190筆と
中間報告を発表した。1000万署名達成まであと約95万筆となった。
家族会・救う会は、今年2月「1000万署名運動」を決定し、3月から運動
を開始した。1997年家族会結成後署名活動が始まり、約15年で855万筆
となっていたが、その後約半年で50万筆増加した。
なお、次回は9月2日の国民大集会の場で、第2次集計結果を発表する。
家族会から飯塚繁雄代表、増元照明事務局長、救う会から西岡力会長、平田隆
太郎事務局長、山岸丈良事務局次長が参加した。
記者会見の概要は以下の通り。
■900万筆を突破?家族会・救う会1000万署名運動
飯塚 家族会が1997年に結成され、署名活動を開始した頃はなかなか国民の
皆様に受け入れられなかった。しかし、世論を盛り上げ、政府を後押しする狙い
があり、苦労にもめげず続けてきた。
今年2月の家族会・救う会合同会議で、1000万署名達成をめざすことを決
定した。できれば(国民大集会を予定している)9月2日までに達成することを
めざし、色々なところに要請した。
100万単位の署名となると家族会・救う会の街頭署名活動だけでは数が足り
ず、組織活動をしないとまとまった数にならないので、UIゼンセン同盟などの
組織にもお願いしている。UIゼンセン同盟は3年前から独自の署名活動を展開
されている。
今回は、署名用紙を新しいものに変え、その趣旨に賛同してくださる方にお願
いしているので、何人と言わず、何筆としている。
1000万署名になれば相当重い結果になる筈だ。政府を動かし、北朝鮮や諸
外国に対し、解決まで戦う姿勢、メッセージを伝えることにつながると思う。
増元 半年でこれだけ増えた。この数字を重く受け止めてほしい。これはまだ拉
致問題が忘れられていないことの証明になる。
西岡 救出のためには、必要条件と十分条件がある。必要条件は世論が解決を求
め続けていることだ。国民が怒っている。1000万署名もそのためにやってい
る。
十分条件は、北朝鮮が困って日本に接近せざるをえない状況を作ることだ。例
えば今、制裁のために「マツタケ」が売れずに困っている。マツタケは日本人し
か食べないのでほとんど日本に輸出されてきたが、昨年は闇市でたくさん出回っ
ていたという。
【質疑応答】
問 来月で北朝鮮が拉致を認めて10年になるがその後の進展がないことについ
て。
飯塚 こんなに何年もかかっていい筈がない。国民が拉致されたら、即取り返す
対応をすべきで、それが世界の常識的判断だ。我々の思いだけでは拉致問題は解
決しない。国は真剣に対応してくれたのだろうかとまず思う。
いとしい家族が向こうで待っている。我々も毎日情報に耳を傾け、帰還につな
がる情報はないかと期待してきたが、北朝鮮が拉致を認めてもう10年になる。
我々は被害者の家族に過ぎないので、専門的な情報、取り組み、担当者の考え
などは難しい面がありお願いするしかない。しかし、それがつながっていないの
ではないか。残念で、じれったい。
だからといって、あきらめる問題ではない。一番待っているのは被害者だ。あ
らゆることをせざるをえない。
松原大臣は、「家族が元気なうちに帰ってこないと解決とは言えない」、「時
間との勝負」と言っているが、実際にどうしてきたのか、どうしようとしている
のかは聞けない。秘密の対応もあるだろうが、政府は「やってます」と言うだけ。
これは解決につながるという活動がないので精神的に苦しい。
増元 家族会を作った時、1,2年で解決するだろうと思っていた。しかし、な
かなか世論に浸透せず、政府もあいまいな態度を続けた。2002年には、「8
人死亡」、「解決済み」ということだったが、2年もすれば解決すると思った。
しかしずるずると10年も経ってしまった。政府はこの反省をすべきではないか。
我々は今年を、「勝負の年」と位置づけた。その意味を理解して動いているの
だろうか。松原大臣が孤軍奮闘しているが、政府は、北朝鮮(の不誠実な対応)
を打破する制裁を行うべきだ。話し合いをせざるをえない状況を作るために、さ
らに圧力を加えるべきだ。
「死亡」とされたのを「生存」とするにはさらにエネルギーがいる。しかし、そ
れを考えているとは思えない。この状況を8月中に打破してほしい。
問 署名活動にこめる思いは。
飯塚 政府が真剣に対応し、それが進んでいるなら期待するが、それが見られな
いとなると、あきらめるわけにはいかないので、世論をつかむことが大事だ。絶
対に風化させないとの思いでやっている。
増元 署名を集めてどうなるのとよく聞かれる。しかし、集めないと政府に訴え
る力にならない。集会に来てくれる方々はコアの部分の方々であるが、町を歩い
ている人は必ずしも理解していない方もおられるので、日本人が忘れてはならな
いことだということを訴えている。
以上
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■野田首相にメール・葉書を
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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