妹は絶対生きています?平野フミ子さんからの手紙(2012/08/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2012.08.10-2）
以下は、８月９日に開催された「増元るみ子さんを救うぞ東京連続集会」に寄
せられた、平野フミ子さん（るみ子さん姉）からの手紙です。以下に全文をお伝
えします。
■妹は絶対生きています?平野フミ子さんからの手紙
こんばんは。
私は増元るみ子の姉、平野フミ子と申します。
家業のため、この場に立てないことを申し訳なく思います。
さて、妹「るみ子」が、昭和53年8月12日に北朝鮮に拉致されてから丸34年過
ぎようとしています。当時24歳、現在58歳になります。
あんなに明るくて、優しくて、純真な心を持っていた妹がいなくなり、我が家
は奈落の底に落ちてしまいました。
20年間、妹の事を口に出せない苦しみが延々と続いていた時、めぐみさんの拉
致問題が急浮上し、このことに世間が、そしてマスコミが動き出し、やっと私た
ちも声をあげることが出来ました。
その時、私も熊本で第一声を上げた時、るみ子の「る」の字を言う時に言葉が
詰まってしまいました。
それまでの20年間の悲しみ、苦しみ、そしてやっと「るみ子」のことを言葉に
出せる喜びが一度に胸の中にこみ上げて、姉として何もしてこなかった後悔の念
もあり、泣きながらでもありましたが、来場者の方々に訴えさせて頂いたのを昨
日のことのように思い出されます。
妹は絶対生きています。
素直な性格でしたので、順応性があり、北朝鮮のような特異な体制の中でも自
分らしくそれを受け入れて、いつかは日本に帰れる希望を胸に秘めて頑張ってい
ると確信します。
「家族が立ち上がらなければ、助けることは出来ない」という思いで、97年3月
25日に「家族会」が出来、「救う会」も出来ました。それから15年経ち、未だに
5人しか帰国出来ない状況を、私たちはくやしくて、情けなくて、この怒りをど
こにぶつければいいのか解らず悩み、苦しむ日々が今も続いております。
こんなにも日本という国は力を持てなくなったのかと政治家の方々をうらめし
く思うことが多々ありますが、それでも私たちは信じていきたいのです。こんな
日本国ですが、絶対に拉致被害者のことを助けてくれると希望を持っております。
それには国民の世論の「力」が必要なのです。
母も84歳になり、るみ子の帰りを待っております。足腰が弱ってきてますが、
まだまだるみ子の事を覚えています。その元気な内に母に会わせてやりたい、そ
の思いで胸一杯になります。
話は変わりますが、6月に新潟に行く仕事の途中で、「舞鶴引揚記念館」に寄
ることができました。展示物を観ている内に、シベリアに抑留された人たちと妹
たちのことが重なり、涙が自然とこみ上げてきました。
「岸壁の母」のモデル端野（はたの）いせさんが、息子さんの帰りを待って、待っ
て、何度も舞鶴の埠頭に立ったそうです。これを聞いた時、横田早紀江さんを、
そしてたくさんの母親を現代の「岸壁の母」にしてはならないと強く感じた次第
です。
人の命には限りがあります。拉致被害者本人、そして、その家族にも時間があ
りません。早く助けなければならないのです。
「夢は叶うもの想い強ければ」と、熊本の詩人、大野勝彦氏の言葉があります。
そん強い想いを胸に早期解決を願うばかりです。今だからこそ家族の絆の大切な
ことを感ぜずにはいられません。
いつの日か、日本国の津々浦々の空港に、拉致された人たちが降り立つ日を夢
見ています。皆さん、一緒に夢をみましょう！
今日はありがとうございました。これからも宜しくお願い申し上げます。
八月八日 平野フミ子
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■野田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[ＰＣ]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 野田佳彦殿
■救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
以下は、８月９日に開催された「増元るみ子さんを救うぞ東京連続集会」に寄
せられた、平野フミ子さん（るみ子さん姉）からの手紙です。以下に全文をお伝
えします。
■妹は絶対生きています?平野フミ子さんからの手紙
こんばんは。
私は増元るみ子の姉、平野フミ子と申します。
家業のため、この場に立てないことを申し訳なく思います。
さて、妹「るみ子」が、昭和53年8月12日に北朝鮮に拉致されてから丸34年過
ぎようとしています。当時24歳、現在58歳になります。
あんなに明るくて、優しくて、純真な心を持っていた妹がいなくなり、我が家
は奈落の底に落ちてしまいました。
20年間、妹の事を口に出せない苦しみが延々と続いていた時、めぐみさんの拉
致問題が急浮上し、このことに世間が、そしてマスコミが動き出し、やっと私た
ちも声をあげることが出来ました。
その時、私も熊本で第一声を上げた時、るみ子の「る」の字を言う時に言葉が
詰まってしまいました。
それまでの20年間の悲しみ、苦しみ、そしてやっと「るみ子」のことを言葉に
出せる喜びが一度に胸の中にこみ上げて、姉として何もしてこなかった後悔の念
もあり、泣きながらでもありましたが、来場者の方々に訴えさせて頂いたのを昨
日のことのように思い出されます。
妹は絶対生きています。
素直な性格でしたので、順応性があり、北朝鮮のような特異な体制の中でも自
分らしくそれを受け入れて、いつかは日本に帰れる希望を胸に秘めて頑張ってい
ると確信します。
「家族が立ち上がらなければ、助けることは出来ない」という思いで、97年3月
25日に「家族会」が出来、「救う会」も出来ました。それから15年経ち、未だに
5人しか帰国出来ない状況を、私たちはくやしくて、情けなくて、この怒りをど
こにぶつければいいのか解らず悩み、苦しむ日々が今も続いております。
こんなにも日本という国は力を持てなくなったのかと政治家の方々をうらめし
く思うことが多々ありますが、それでも私たちは信じていきたいのです。こんな
日本国ですが、絶対に拉致被害者のことを助けてくれると希望を持っております。
それには国民の世論の「力」が必要なのです。
母も84歳になり、るみ子の帰りを待っております。足腰が弱ってきてますが、
まだまだるみ子の事を覚えています。その元気な内に母に会わせてやりたい、そ
の思いで胸一杯になります。
話は変わりますが、6月に新潟に行く仕事の途中で、「舞鶴引揚記念館」に寄
ることができました。展示物を観ている内に、シベリアに抑留された人たちと妹
たちのことが重なり、涙が自然とこみ上げてきました。
「岸壁の母」のモデル端野（はたの）いせさんが、息子さんの帰りを待って、待っ
て、何度も舞鶴の埠頭に立ったそうです。これを聞いた時、横田早紀江さんを、
そしてたくさんの母親を現代の「岸壁の母」にしてはならないと強く感じた次第
です。
人の命には限りがあります。拉致被害者本人、そして、その家族にも時間があ
りません。早く助けなければならないのです。
「夢は叶うもの想い強ければ」と、熊本の詩人、大野勝彦氏の言葉があります。
そん強い想いを胸に早期解決を願うばかりです。今だからこそ家族の絆の大切な
ことを感ぜずにはいられません。
いつの日か、日本国の津々浦々の空港に、拉致された人たちが降り立つ日を夢
見ています。皆さん、一緒に夢をみましょう！
今日はありがとうございました。これからも宜しくお願い申し上げます。
八月八日 平野フミ子
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■野田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[ＰＣ]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 野田佳彦殿
■救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
