救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録2(2012/09/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.09.07-2)

■「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録2

松原仁 先般、日本と北朝鮮との4年ぶりの政府間の交渉が始まったわけであり
ます。課長級の交渉でした。私が申し上げたいことは、今年の9月は先ほどから
ご説明があるように小泉訪朝から10年という節目の年であります。そして昨年
末、北朝鮮は新しいリーダーに代わるという大きな状況の変化がありました。

 私はその中で、北朝鮮がこの10年の節目を、新リーダーのもと、日朝の関係
を打開する行動をとるだろうとかねがね思ってきました。北朝鮮側は、遺骨問題
を主にして、日本側に対して接触をはかってきたわけであります。

 私は、遺骨の問題は遺骨の問題でそれは人道的にも必要なものであると思って
いました。しかし、多くの関係者と話をする中において、この問題だけが先行し、
拉致問題だけがおきざりにされてはならないということを、多くの方々が心配し
ているということもまた事実として申し上げてきたわけです。

 しかし、日朝の政府間協議が事実始まったということは、私は重く受け止めて
いかなければならないと思っております。

 私自身も拉致担当大臣になって、様々なことを貪欲に取組んできました。結果
として、私の主張に対して、北朝鮮は4回にわたって「朝鮮中央通信」で誹謗中
傷をしたのが、残念ながら今日までの状況で、政府間交渉は別の所でスタートを
したわけです。

 しかし私は、3つの私の条件をあらゆる機会をとらえて北朝鮮に訴えてまいり
ました。一つは、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はありえない。拉致問
題の解決なくして日本と北朝鮮の関係正常化はないということを、今帰られまし
た野田総理も予算委員会で明解に答弁をしているわけです。そこをきちっと認識
してもらわなければ困る。

 その上で、拉致問題の解決とは何か。それはずっと時間が経過をして風化する
というのはとんでもない思い違いだ。ここにいる飯塚さん、横田さん、増元さん、
有本さんなどたくさんの拉致被害者がおられる。さらには、多くの特定失踪者の
方々がおられる。そういった方々の肉親が抱き合って、今曽我ひとみさんの思い
がこの場で語られたわけですが、抱き合う姿を見て、それが拉致問題の大きな解
決であり、大きな進捗であり、そのことができない拉致問題の解決は、解決では
ないということを、私は北朝鮮に対して強く主張してきたわけです(拍手)。

 それと同時に、私は2つ目のポイントとして、一旦「死んだ」と言っている拉
致被害者が、「生きている」と言っていいよ、言いなさい、言っても我々はそれ
を敢えて批判しない。新しい体制がよりオープンになり、より人道的になった証
として捕えようではないかというメッセージを送ってきました。

 北側はこの2つのメッセージに対して、4回の「朝鮮中央通信」の様々なコラ
ムで、「とんでもないことを言う男だ、松原は」と徹底的に批判をしてきた。し
かし皆さん、死亡した証拠は全部嘘だったじゃないかと私は主張しているわけで
す。

 我々は全員生存していることを様々な情報をもとに、確信をしているが故に、
死んだ人を生き返らせて、そして返しなさいと言っている。

 私は今回の日朝協議において、拉致問題の解決は、こうした北朝鮮が1回死ん
だと言った多くの被害者を、生きて取り返すということが大きな眼目でなければ
ならないということを、今日敢えてこの場で皆様に強く申し上げたいわけであり
ます(拍手)。

 そして、今回の政府間交渉は、北からの強い日朝の関係打開という思いの中で
始まったと私は思っています。遺骨の問題は遺骨の問題、それはそれで人道上必
要だろう。しかし、拉致の問題は日朝における最優先の、しかも生身の人間が拉
致をされているという、時間との戦いがここにあるということを強く認識し、そ
のために今日この集会で多くの超党派の議員が集まり、心を同じに、多くの関係
の方々が集まり、心を同じに、多くのマスメディアの人が集まり、心を同じにし、
そして野田総理も来て、私は強い決心をしたと思っています。

 今日のこの集いの勢いを我々はきちっと報道し、伝え、そして北朝鮮に拉致を
抜いては日朝国交正常化はないことを明解にさせることを今日の大きな会合の意
義として考えていきたいと思います。

 私も皆様とともに戦うことをお誓いして、私からの挨拶といたします。共に頑
張りましょう(拍手)。

櫻井 ありがとうございました。拉致の解決なくして、いかなる日朝関係の前進
もないというお言葉、非常に心強く思いました。次に、元内閣総理大臣安倍晋三
様にお願いいたします。拉致対策本部を立上げ、そしてこの拉致に関しては非常
に尽力をしてくださいました。宜しくお願いいたします(拍手)。

安倍晋三 ただいま松原大臣のお話を伺って、大変力強く感じた次第です。日朝
交渉が4年ぶりに始まった。しかしその際、松原さんのように、この問題の本質
をよく理解をしている人がこの交渉に関わらなければ、また今までのような北朝
鮮のペースで進んでしまう可能性があります。

 小泉総理が訪朝して以来、10年が経過をしています。最近の報道ぶりを見て
みますと、小泉総理が訪朝して、北朝鮮が拉致を認めて10年間、何の進展もな
い。対話と圧力、圧力に重点を置いたこの外交方針は間違っているのではないか
という報道があります。これは明らかに間違いです。

 今から10年前、小泉総理が訪朝するまでの戦いは、北朝鮮がそんな問題はな
いと言っていた拉致を北朝鮮に認めさせる、その戦いでありました。そして9月
17日に北朝鮮にそのことを認めさせました。しかし、その段階でもなお、北朝
鮮は嘘をついていたんです。

 「生存している5名の被害者は、日本に帰りたくないと言っている」。そう私
たちに伝えてきました。そしてその1か月後に、実はそうではないということを
私たちは証明し、5人の被害者を取戻すことに成功したのです。

 しかし、さらにはその後、「5人の被害者の8名の子どもたち・ご家族の皆さ
んは、学校などの関係もあって日本には帰るわけにはいかない」ということを、
北朝鮮はずっと言い続けてきたのです。

 その後さらに、この8名の方々を取り返す2年間の戦いがありました。200
4年、私たちは国会に、現在行っている様々な経済制裁を可能にする法律を国会
に提出しました。「こんなものを提出したら二度と子どもたちは帰ってこないか
もしれない」という無責任な批判もありました。しかし、私たちがこの法案を提
出した後、小泉総理の2回目の訪朝を北朝鮮は受け入れ、8名の子どもたち・ご
家族は日本に帰ってくることができたのです。

 これからの戦いは何か。これからの戦いは、まさに北朝鮮が「死亡した」と言っ
ている8名の方々を取り返す戦いであります。そして、「そもそも全く存在しな
い」と言われている特定失踪者の方々、そういう多くの日本人を取り返す戦いに
ほかならないのであります(拍手)。

 10年前、北朝鮮は、「5名の方々は生存」、「8名の方々は死亡」している
と言った。それにはそれぞれ理由があります。例えば今でも、「大韓航空機の爆
破はやっていない」と北朝鮮は言っています。よって、「金賢姫らの人物は北朝
鮮に存在したことはない」と主張しています。 ですから、金賢姫と会ったこと
がある人物は、残念ながら田口八重子さんもそうですが、北朝鮮は返せないとい
うことになっています。

 あるいはまた、「よど号のハイジャック犯は、この問題に関わっていない」と
彼らは言っています。よって、このよど号犯やその夫人たちが関わった拉致につ
いては、彼らはその被害者を日本に返してこないのです。

 この彼らが言ったことをくつがえさせる、これは大変なことであります。その
ためには、今の金正恩氏が、「日本のこの主張を受け入れなければ、もう北朝鮮
という国はやっていくことができない」、彼がそう思わなければ、なかなかこの
問題は解決しない。だからこそ私たちは圧力を強めているのであります。

 金正恩氏が、まさに救国の英雄になるには、この問題を解決して日朝国交正常
化する以外には道はありません(拍手)。みなさん、この会場から、金正恩氏に、
「正しい判断をしろ」、こう声を伝えようではありませんか(拍手)。

 私は10年前、9月17日ではなく、その後の10月、5人の被害者が羽田に
降り立った日のことを今でも鮮明に覚えています。

 特別機から降りてこられた。曽我さんをはじめ、被害者の方々はタラップを降
りて、ご家族と皆さんが涙を流しながら抱き合って、再開を喜び合っておられま
した。その場には、横田滋さん、早紀江さんも来ておられた。当時は家族会の代
表として、その場を記録にとどめておこうとお二人でカメラを持って写真を撮っ
ておられた。でも二人の目からは次々と涙がこぼれ落ちていました。その場にめ
ぐみさんがいない。どんなに辛かったことだろうと私は思いました。このお二人
に、めぐみさんをご自身の手で抱きしめることができる日がやってくるまで、飯
塚さんが、有本さんが、そして多くのご家族の皆さんがお嬢さんを、息子さんを、
兄弟をご自身の手で抱きしめることができる日がやってくるまで、私たちの使命
は終りません。

 日本で生まれ育った国民を守るのは日本国しかないのであります(拍手)。我
々が断固たる決意で戦っていくことをお誓いいたしまして、お忙しい中お出でい
ただきました皆様に心から御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。共に
みなさん頑張っていきましょう(拍手)。

櫻井 大変力強いお話をありがとうございました。次に、各政党を代表していら
してくださった皆様方からご挨拶をいただきます。まず、民主党拉致対策本部幹
事長の城島光力様、宜しくお願いします。

城島光力 みなさん、こんにちは。私は、当選した直後ですが、「横田ご夫妻の
話を聞く会」という案内があり、議員会館の会議室で話をお聞きしました。全く
信じられないような話でした。そんなことがあるのか、あの時のお話を聞いた時
の衝撃は今でも覚えています。

 あの時は当選して数か月目だったと思いますが、以来ずっと、この拉致問題に
私は、何らかの形で関わってまいりました。

 先ほどビデオ放映がありました。10年前の9月17日の。あれも10年にな
る。しかし、本当に昨日のように思い出されました。

 時々、横田ご夫妻とお会いすることがありますが、私にも娘がおります。お会
いする度に、自分の娘がめぐみさんと同じような立場になったらどうだろう、と
てもじゃないけども、胸が張り裂けるような思いが、いつも横田ご夫妻とお会い
する度にあります。

 何してもこういったことを政治が解決しなければ、誰が解決するんだ。そんな
思いでずっとやってまいりました。たまたま拉致問題特別委員長もおおせつかり
ました。私なりにも、そして党としても全力をあげてまいりましたが、先ほどあ
りましたように、この問題は国家の主権にも関わる問題であり、人権問題の最た
るものだと思います。

 オールジャパンで対応していく。その通りだと思います。しかし同時に、その
先頭に政治が立たなければなりません。政府が立たなければならないと思います。
同時にそれを私たち政治家が、それこそ超党派でしっかりと支えながら、一日千
秋の思いで、拉致被害者のみなさんの無事な帰国を待つご家族の皆さんの胸のも
とに返す。そのことを、それこそ心を一つにして全力で取組んでいく。それが今、
野田政権にも、そして私は今与党でありますが、最大の政治課題だという決意で
立たしていただいています。

 長年この問題に、それこそ先頭を切ってわが党の中では頑張ってきた松原さん
が、今担当大臣です。何度か、たまたまですが4年ぶりに交渉の光が見えてきま
した。これを本物にするためにあらゆる力とあらゆる策を考えながら、まっとう
な光になるように全力をあげていくことをお約束したいと思います。

 今日のこの会場の皆さん方の、そして我々の熱気が、間違いなく北朝鮮に伝わ
るだろう。そんな思いでご挨拶をさせていただきました。がんばります。ありが
とうございました(拍手)。

櫻井 城島さんありがとうございました。次に、拉致議連幹事長を務められ、
「自民党」の拉致問題対策特別委員長の古屋圭司さんにお願いいたします。

古屋圭司 みなさん、こんにちは。私は今年になって2回目のこの大会の席に座
る度に、本当に心が痛みます。去る8月3日、ちょうど衆議院で拉致特別委員会
が、この国会で初めて開かれました。なかなか大臣の確保ができない等があった
んですが、ちょうど8月3日、私は、今日ご出席の松原大臣や玄葉(外務)大臣
に質問した後、すぐその足で高島屋に行ってきました。

 横田めぐみさんの写真展を見てきました。やはりあの写真を見ると、何の罪も
ない人間が、幸せな家庭生活を送っていた人たちが、それをグチャグチャにされ、
そして30数年もの間、精神的に塗炭の苦しみを味わって自由がない。これはま
さしく、国家によるテロですよ。

 だから我々はどんなことがあっても、全員の被害者をしっかり戻して、先ほど
色んな方からお話があるように、家族と抱き合う姿を、絶対政治の責任でやらな
きゃいけないなということを、その時にも改めて感じた次第です。

 4年前、北朝鮮は再調査を約束しました。しかし、いつもの常套手段で反故に
されました。嘘をつく、本当のことは言わない。これは北朝鮮の面目躍如なんで
しょう。

 こんどは4年ぶりに、日朝交渉が再会すると言われています。しかし、「双方
が関心のある項目について議題にする」。この言葉は額面どおりに受け取れば、
「双方」ということは、日本が関心があっても、向こうは関心がなければ議題に
載せないという解釈もできないわけじゃない。そういうことじゃないですか、み
なさん。

 それで、例えばですね、金正恩は今度大きく変わるかと思って一縷の期待を抱
いていたけれども、「拉致は存在せず、そのにおいもしない」。こういう国に対
して、本当にこの拉致問題で今度の日朝交渉の時に議題にして具体的な進展が得
られるのかどうか、みんな心配だ。大丈夫かどうか思っているのが今日会場にい
らっしゃる全員の意識じゃないですか(拍手)。

 私は、松原大臣が先ほど、戦時中の遺骨収集の問題と平時の時の拉致、国家に
よるテロを同次元に扱うべきではないと勇気ある発言をされました。まさしく、
その通りです。ですから、具体的な中身がなければ一歩も日本は譲歩することが
あってはならないということを、是非みなさんとともにここで確認をしたいと思
います(拍手)。

 松原大臣は就任以来、拉致被害者の家族がお亡くなりになった後で帰ってきて
も解決ではない、こういう勇気ある発言。これは、むしろ私は北朝鮮に対して、
「あなたたちも時間がないんだよ」、こういうメッセージ、私は戦略だというふ
うに思います。

 過日私は、その拉致特別委員会で、玄葉大臣にも質問しました。玄葉大臣も松
原大臣も、野田本部長のもとで副本部長を務めておられますよ。だから意識が同
じじゃなきゃいけない。「松原大臣のおっしゃったこと、すなわち被害者家族が
お亡くなりになった後戻ってきても拉致の解決ではない、これは絶対正常化でき
ない、未来永劫ないってことですよ。そうですね、同じ認識ですね」と言ったら、
「時間がない。時間との戦いであるということは共有している」、こういう答弁。
「それはあまりにもおかしいんじゃないですか」、何度も答弁をさせたら最終的
には、「松原大臣とその考え方は共有している」という答弁でした。

 やはり私は、その考え方に寸分の違いもあってはいけないし、本部長のもとで
副本部長がまなじりを決して、国民の皆様とともに、この全員の帰国がなければ
拉致の問題は解決じゃないんだという意識をしっかり持ちましょうよ、みなさん
(拍手)。

 我々自民党は既にこの問題について基本スタンスをはっきり決めて、公表して、
要請もしています。4月13日にあのミサイル発射がありました。あの時即日私
たちは総理官邸に行き、官房長官と面会をして、私たちの追加制裁措置について
提言をいたしました。5か月近くになりますが、具体的には進んでおりません。

 中身はいくつかあるんですが、ポイントは、1つは、北朝鮮に行く時に、人は
お金を携行できるんですね。この時の携行金額の上限の1回の制限と総額制限、
これをすること。2つ目は、いったん北朝鮮に入った人間を入国させない範囲を
広げる。具体的には朝鮮総連の副議長5人にまで広げる。

 これは非常に効果があるんです。なぜか、これも委員会の参考人質疑で私が明
らかにしましたが、今年の1月から3月まではその人間の携行金額、これは申告
ベースです。裏は分かりませんが、申告ベースでも1月から3月まで毎月数千万、
それが4月になるといきなり2億円台に上がっています。なぜか。簡単な話です。
4月15日は、金日成の生誕100年、それに合わせてお金を持っていったこと
が明白じゃないですか。こういうこと一つとっても効果があるんです。

 だから今度の日朝協議で、万が一、具体的な拉致解決に向けての動きがなけれ
ば、即刻こういう制裁を厳しくしていく(拍手)。これはですね、安倍内閣以来
の制裁強化をすることによって、小出しに少しずつやっていく。しっかりそれを
やってほしいということを改めて私たちは政府に強く求めたいと思います。

 その他にも例えば、平沼会長初め、我々拉致議連で毎年ワシントンに行ってい
ます。この時に、アメリカ人の拉致被害者デヴィッド・スネドン氏の拉致被害は
ほぼ間違いないとの状況証拠が揃いました。これを我々は政府関係者、そしてア
メリカの上下両院に強く働きかけて、アメリカそのものがこのアメリカ人の拉致
を認めさせる。これは真の意味での拉致の日米連携には極めて大切なわけであり
ます。しかし政府はまだ認めていませんよ。それはそうでしょう。しかし、それ
を認めさせていくということは、これは我々国会議員も、議員連盟も、政府もあ
げてこの問題に取組んでいくべきだということをしっかり私たちは政府にも、そ
して我々の活動の中にも入れています。

 それだけにとどまらず、やはり国際連携が必要です。つい数か月前特定失踪者
の藤田進さんの弟様の藤田隆司さんが、初めて国連に参考人で呼ばれました。そ
したら人権委員会の特定失踪者問題小委員会で、ほとんどみんな認識がないとい
うんですね。政府の認定被害者は知っているけれど、特定失踪者はほとんど認識
がない。これはやっぱり国連に対する働きかけの不足の証左ですね。

 だから国連の中に、例えば北朝鮮の拉致問題、あるいは人権問題で特別委員会
を作るために世界各国に働きかける、こういうことも必要なんでしょう。我々は
そういうことも、自民党として決定して提言をさせていただいております。

 今申し上げたことを我々自由民主党は公約の中にもしっかり入れて皆様方に訴
えていきたいと思います。しかし、何と言っても大切なのは、やっぱり日本の国
家の意思、国民の意思、覚悟ですよ。これが金正恩に届かなければ彼らは絶対態
度を変えることがないんです。

 1000万の署名が集まりました。曽我ひとみさんも、「絶対にあきらめては
いけない」ということを自らおっしゃったじゃないですか。私たちはそういう気
持ちで、この10年を迎えた今こそ、完全解決、全員の被害者、特定失踪者の帰
国に向けて命がけで、みんなで、オールジャパンで戦っていくということを、皆
様とともに、今日ここでお誓いをしようじゃありませんか。

 宜しくお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきたいと思います。ありが
とうございました(拍手)。

(3につづく)


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