救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

日朝協議を控え安倍晋三官房長官に要請(2005/11/01)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2005.11.01)



 家族会・救う会では、本11月1日内閣府拉致問題連絡調整室を訪問し、11
月3日から開催される日朝協議に際し、小泉純一郎 内閣総理大臣殿と麻生太郎
外務大臣殿宛の要請書を、江村興治室長を通じて提出したが、昨日就任したばか
りの安倍晋三内閣官房長官が自ら短時間来室し、安倍長官を通じて要請すること
となった。安倍長官からは、今後引き続き官房長官として拉致問題の解決に努力
したいこと、日朝国交正常化交渉に関する関係閣僚会議専門幹事会は鈴木政二副
長官が議長となり、自ら意欲的に担当することになったとの挨拶と報告があった。
要請には家族会から横田 滋代表、増元照明事務局長、救う会から西岡力常任副
会長、平田隆太郎事務局長が参加。要請の全文は以下の通り。

★要請書
 11月3日から日朝協議が開催されます。11月上旬には6者協議も開かれる
予定です。家族会・救う会は10月7日記者会見して曽我ひとみさんの証言で明
らかになったタイ人、ルーマニア人拉致被害者救出を訴え、20日に「韓国人拉
致被害者も救出するぞ!東京集会」を開催し、24日から30日まで訪米団を派
遣し米国政府議会要人、民間有志と幅広く論議をしてきました。また、政府の制
裁予告から1年になる12月24日に向けて全国各地で大規模な国民集会を連続
して開催しています。それらを踏まえて以下の4点を強く要請いたします。

1.日朝協議で「被害者帰国などの実質的進展がなければ、すぐに制裁発動をす
る」と予告していただきたい。そして、進展がなければ速やかに制裁を発動して
いただきたい。

2.特定失踪者についてリストを示し、拉致の疑いがあるすべての失踪者に関す
る消息確認を求めていただきたい。家族会会員である寺越昭男さんらのお父様で
ある寺越昭二さんの遺骨返還を公式に要求していただきたい。

3.韓国人拉致被害者をはじめとして曽我ひとみさんの証言で明らかになったタ
イ人、ルーマニア人被害者とその家族の問題も取り上げていただきたい。

4.米国政府が新設した北朝鮮人権特使のカウンターパートになるような拉致・
北朝鮮人権担当官を任命し、拉致問題解決のための専門常設部署を政府内に設置
していただきたい。
                                以上




 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)


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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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