増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長がマカオの拉致被害者家族と面会(2006/01/15)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.01.15)
■増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長がマカオの拉致被害者家族と面会
増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長がマカオの拉致被害者家族
と面会しました。その結果、Hong Leng-iengさんが拉致されていることは間違いない
と判明しました。家族会・救う会では Hong Leng-iengさん拉致の真相を究明し救出
を訴えていきます。
面会日時 2006年1月13日午後6時から8時頃まで
面会場所 マカオのホテル
拉致被害者 孔令イン(貝二つの下に言)Hong Leng-ieng 1957年生まれ
1978年7月2日マカオで失踪 マカオのホテル宝石店店員
同じ日、宝石店同僚ソー・ミオチュンと
タイ人女性アノーチャ・パンジョイも失踪
韓国人拉致被害者・崔銀姫が北朝鮮で孔さんに会ったと証言
面会した家族 弟Hong Leng-chun 1959年生まれ
父親 1922年生まれ 本人の意思で名前非公開
面会概要
西岡が2005年12月13日、ソウルで聞き取った崔銀姫証言を伝達し、事実関係を確認
した。その結果、一緒に拉致された女性に関する情報だけが食い違うがそれ以外はほ
ぼ完全に一致した。
お父さんと弟さんは「今日聞いた情報と、崔さんが本に書いていることを見ると、
姉は拉致されている可能性が高い」と話した。
弟さんは、「同じ被害者の弟同士として増元さんに会いたかった。気持ちは同じだ。
2人の姉が早く無事に帰ってくるように願う」と話した。
お父さんは「増元さんに心から同情する。西岡さんが貴重な情報をもたらしてくれ
たこと感謝する」と話す。
増元が日本の家族の救出運動について説明したが、2人は「助けたい気持ちは同じ
だ。しかし、今のところ、静かにしていたい。記者会見のようなものはできない。」
という立場を表明。
増元の「北朝鮮にいる被害者の危険を心配しているからか」という質問に対しても、
回答を避けた。
2人は、日本の家族会・救う会と今後も連絡を取りあいながら確認作業を続けたい
と表明された。
増元、西岡は、孔さんを含むすべての被害者を救出するために運動している、今後
日本と国際社会で孔さん拉致についても訴えていくことを約束した。
●崔銀姫証言と家族の話の一致点、相違点
・家族関係「母親と弟がマカオにいる。父親は中国本土の大学教授でマカオに逃げて
くるとき一緒に来られなかった」は完全に一致。
・母親の職業「針仕事」も一致
・父親の職業もほぼ一致 崔証言「大学教師」 実際「大卒で中学教師」
※ 崔は1988年に出版した著書の中では「父親は大陸で教鞭を執っている」と記述
・本人の宗教 カソリックも一致 「洗礼名マリア」は家族が記憶しておらず調査す
ることになった
・「高校時代にバレーボールの選手だった」は完全に一致、高校時代3年間バレーボー
ルをしており、マカオ代表選手だった。
※この情報は崔の著書にはない。
・「高校を卒業後、大学に行きたかったが、弟を大学に進学させるため就職した」は
完全に一致、母親に自分が働いて弟を進学させたいと申し出たという。
・「宝石店店員」は完全に一致
・「副業として観光ガイドをしていた」はほぼ一致 副業としてドッグレースの切符
売りをしていた。失踪する1週間前に母親に、ある人から観光ガイドを頼まれ宝石店
の同僚女性と一緒にいくだろうと話した。弟さんによると、観光ガイドはそれが最初
ではないかという。
・拉致されたときの年齢「20歳の夏」は完全に一致
・一緒に拉致された女性の情報だけが食い違う
崔証言「2人の自称日本人男性の案内をして海岸に行き、そこで初対面の女性と一緒
になった。その女性は孔さんより10歳程度上に見えた。飲み屋で働いていたという」
実際 同じ日、失踪したのは宝石店の同僚ソー・ミオチュンさん。
ソーさんは事件当時22歳。ソーさん家族と孔さん家族は事件前からつきあいがあり、
事件翌日連絡を取り合った。ソーさんが同じ日に失踪したことは間違いない。
弟さんは崔証言に出てくる女性は、タイ人女性アノチャ―・パンジョイさんではない
かと推測。
●マカオ女性孔さんについての崔銀姫証言記録(西岡が2005年12月13日、ソウルで聞
き取り)
・1978年秋ころ 金剛山宿泊所玄関で目撃 もう一人のマカオ人女性と一緒だっ
た。
・1979年6月頃から9月20日 平壌・東北里招待所4号閣に住む孔さんとしば
しば会い話を交わした。崔は隣の招待所に住んでいた。
・1982年1月22日から3月8日 同上
・その後、工作員に中国語を教えているという話を聞いた。
・83年以降、申監督と再会し映画の仕事で忙しくなり、孔さんとは会っていない。
・ミス孔(コン)と呼んでおり、下の名前は知らない。
・カトリック信者、洗礼名マリア。82年近くの林の中に入り、落ち葉に胸までつか
りながら、崔に洗礼を授けた。資格はないが「こういう場合は出来る」と言っていた
という。
・家族 母親と弟がマカオにいる。父親は中国本土の大学教授でマカオに逃げてくる
とき一緒に来られなかった。
・母親が針仕事をして生計を立てていた。
・高校時代にバレーボールの選手だった。
・高校を卒業後、大学に行きたかったが、弟を大学に進学させるため就職した。
・宝石店の店員をしつつ、副業として観光ガイドをしていた。
・20歳の夏、2人の自称日本人男性の案内をして海岸に行き、そこで初対面の女性
と一緒になった。2人ともボートに乗せられ海岸近くを回ったあと、沖に出て無理矢
理大きな船に乗せられ北朝鮮に連れてこられた。
・その女性は孔さんより10歳程度上に見えた。飲み屋で働いていたという。社会経
験が豊富なので北朝鮮に連れていかれてからも激しく抵抗した。孔さんは泣いてばか
りいた。拉致された直後、身の回りのものを買うために大使館街の外貨ショップに連
れていかれた。そのとき、インドネシア大使館に飛び込み助けを求めたが、北朝鮮当
局に引き渡された。その後、もう一人の女性とは別れた。
・孔さんからタイ人女性についてはまったく聞いていない。
・北朝鮮に連れていかれた後、胃の病気をした。子宮の手術もした。
・金正日の秘密宴会に出たことがある。金正日から良い結婚をさせてやると言われた
と言っていた。
・孔さんの家族が韓国まで来るならぜひ会いたい。孔さんを助けてあげたい。
※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長がマカオの拉致被害者家族と面会
増元照明・家族会事務局長と西岡力・救う会常任副会長がマカオの拉致被害者家族
と面会しました。その結果、Hong Leng-iengさんが拉致されていることは間違いない
と判明しました。家族会・救う会では Hong Leng-iengさん拉致の真相を究明し救出
を訴えていきます。
面会日時 2006年1月13日午後6時から8時頃まで
面会場所 マカオのホテル
拉致被害者 孔令イン(貝二つの下に言)Hong Leng-ieng 1957年生まれ
1978年7月2日マカオで失踪 マカオのホテル宝石店店員
同じ日、宝石店同僚ソー・ミオチュンと
タイ人女性アノーチャ・パンジョイも失踪
韓国人拉致被害者・崔銀姫が北朝鮮で孔さんに会ったと証言
面会した家族 弟Hong Leng-chun 1959年生まれ
父親 1922年生まれ 本人の意思で名前非公開
面会概要
西岡が2005年12月13日、ソウルで聞き取った崔銀姫証言を伝達し、事実関係を確認
した。その結果、一緒に拉致された女性に関する情報だけが食い違うがそれ以外はほ
ぼ完全に一致した。
お父さんと弟さんは「今日聞いた情報と、崔さんが本に書いていることを見ると、
姉は拉致されている可能性が高い」と話した。
弟さんは、「同じ被害者の弟同士として増元さんに会いたかった。気持ちは同じだ。
2人の姉が早く無事に帰ってくるように願う」と話した。
お父さんは「増元さんに心から同情する。西岡さんが貴重な情報をもたらしてくれ
たこと感謝する」と話す。
増元が日本の家族の救出運動について説明したが、2人は「助けたい気持ちは同じ
だ。しかし、今のところ、静かにしていたい。記者会見のようなものはできない。」
という立場を表明。
増元の「北朝鮮にいる被害者の危険を心配しているからか」という質問に対しても、
回答を避けた。
2人は、日本の家族会・救う会と今後も連絡を取りあいながら確認作業を続けたい
と表明された。
増元、西岡は、孔さんを含むすべての被害者を救出するために運動している、今後
日本と国際社会で孔さん拉致についても訴えていくことを約束した。
●崔銀姫証言と家族の話の一致点、相違点
・家族関係「母親と弟がマカオにいる。父親は中国本土の大学教授でマカオに逃げて
くるとき一緒に来られなかった」は完全に一致。
・母親の職業「針仕事」も一致
・父親の職業もほぼ一致 崔証言「大学教師」 実際「大卒で中学教師」
※ 崔は1988年に出版した著書の中では「父親は大陸で教鞭を執っている」と記述
・本人の宗教 カソリックも一致 「洗礼名マリア」は家族が記憶しておらず調査す
ることになった
・「高校時代にバレーボールの選手だった」は完全に一致、高校時代3年間バレーボー
ルをしており、マカオ代表選手だった。
※この情報は崔の著書にはない。
・「高校を卒業後、大学に行きたかったが、弟を大学に進学させるため就職した」は
完全に一致、母親に自分が働いて弟を進学させたいと申し出たという。
・「宝石店店員」は完全に一致
・「副業として観光ガイドをしていた」はほぼ一致 副業としてドッグレースの切符
売りをしていた。失踪する1週間前に母親に、ある人から観光ガイドを頼まれ宝石店
の同僚女性と一緒にいくだろうと話した。弟さんによると、観光ガイドはそれが最初
ではないかという。
・拉致されたときの年齢「20歳の夏」は完全に一致
・一緒に拉致された女性の情報だけが食い違う
崔証言「2人の自称日本人男性の案内をして海岸に行き、そこで初対面の女性と一緒
になった。その女性は孔さんより10歳程度上に見えた。飲み屋で働いていたという」
実際 同じ日、失踪したのは宝石店の同僚ソー・ミオチュンさん。
ソーさんは事件当時22歳。ソーさん家族と孔さん家族は事件前からつきあいがあり、
事件翌日連絡を取り合った。ソーさんが同じ日に失踪したことは間違いない。
弟さんは崔証言に出てくる女性は、タイ人女性アノチャ―・パンジョイさんではない
かと推測。
●マカオ女性孔さんについての崔銀姫証言記録(西岡が2005年12月13日、ソウルで聞
き取り)
・1978年秋ころ 金剛山宿泊所玄関で目撃 もう一人のマカオ人女性と一緒だっ
た。
・1979年6月頃から9月20日 平壌・東北里招待所4号閣に住む孔さんとしば
しば会い話を交わした。崔は隣の招待所に住んでいた。
・1982年1月22日から3月8日 同上
・その後、工作員に中国語を教えているという話を聞いた。
・83年以降、申監督と再会し映画の仕事で忙しくなり、孔さんとは会っていない。
・ミス孔(コン)と呼んでおり、下の名前は知らない。
・カトリック信者、洗礼名マリア。82年近くの林の中に入り、落ち葉に胸までつか
りながら、崔に洗礼を授けた。資格はないが「こういう場合は出来る」と言っていた
という。
・家族 母親と弟がマカオにいる。父親は中国本土の大学教授でマカオに逃げてくる
とき一緒に来られなかった。
・母親が針仕事をして生計を立てていた。
・高校時代にバレーボールの選手だった。
・高校を卒業後、大学に行きたかったが、弟を大学に進学させるため就職した。
・宝石店の店員をしつつ、副業として観光ガイドをしていた。
・20歳の夏、2人の自称日本人男性の案内をして海岸に行き、そこで初対面の女性
と一緒になった。2人ともボートに乗せられ海岸近くを回ったあと、沖に出て無理矢
理大きな船に乗せられ北朝鮮に連れてこられた。
・その女性は孔さんより10歳程度上に見えた。飲み屋で働いていたという。社会経
験が豊富なので北朝鮮に連れていかれてからも激しく抵抗した。孔さんは泣いてばか
りいた。拉致された直後、身の回りのものを買うために大使館街の外貨ショップに連
れていかれた。そのとき、インドネシア大使館に飛び込み助けを求めたが、北朝鮮当
局に引き渡された。その後、もう一人の女性とは別れた。
・孔さんからタイ人女性についてはまったく聞いていない。
・北朝鮮に連れていかれた後、胃の病気をした。子宮の手術もした。
・金正日の秘密宴会に出たことがある。金正日から良い結婚をさせてやると言われた
と言っていた。
・孔さんの家族が韓国まで来るならぜひ会いたい。孔さんを助けてあげたい。
※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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