官房副長官、警察庁警備局長に面会・要請(2006/01/19)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.01.19-1)
本日午後2時、拉致問題連絡・調整室で鈴木政二・内閣官房副長官に面会、午
後4時半、警察庁会議室で小林武仁・警察庁警備局長に面会し、小泉純一郎首相、
漆間巌警察庁長官宛の要請文(全文下記)を手渡した。また、よど号犯の妻で松
木 薫さんと共に写真を撮られている森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者について、
松木 薫さんの姉・斉藤文代さんが近く刑事告訴することを伝えた。
鈴木副長官は、「北朝鮮が解決を長引かせたり、嘘をつくようなことをすれば
北朝鮮が損をするようにする」、「その際北朝鮮に対しどういうことができるか
改めて答を出すよう求めた」、「従来の専門幹事会を改め全省庁から参加しても
らい、交渉担当者を支援する仕組みを作る」などと北朝鮮に対しかつてない厳し
い態度で臨みつつあることを表明した。
小林局長は、「年末年始に北朝鮮にプレッシャーをかけられる新たな情報を得
たので、この情報をもとに拉致事件を洗いし事件の一つひとつを明らかにする」、
「森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者が帰国したら、拉致問題についても厳しく捜
査する」などと述べた。
参加者は以下の通り。
家族会=飯塚繁雄副会長、増元照明事務局長、横田早紀江、有本明弘・嘉代子、
斉藤文代、平野フミ子
救う会=佐藤勝巳会長、西岡 力常任副会長、平田隆太郎事務局長
小林局長面会には議連から下記の役員が参加
議 連=古屋圭司事務局長、高木 毅事務局次長
■官房副長官、警察庁警備局長に面会・要請
鈴木政二・官房副長官(発言概要)
安倍官房長官が、「時間をかけると北朝鮮が損をするようにする」と述べたが、
我々はその方針に従って対応する。
山中●子外務大臣政務官を任命し、国連、国際社会と連携がとれるようにし、
今後動いてもらえることになった。(●=火ヘンに華)
これまでに家族会・救う会からいただいた要請(制裁発動など)を各省庁に投
げかけて、整理するよう求めた。強く要請したので従来と同じ回答が来るとは思っ
ていない。1月中にも専門幹事会を開いてその結果をとりまとめる。今後は、従
来の関係省庁だけでなく、防衛庁、財務省、環境庁なども含め全省庁に参加して
もらうことになった。この成果により、外務省の交渉担当者を支援する。
旧正月前後に行なわれると思われる日朝協議の状況を見極め、(「北朝鮮が損
をする」ような対応につき)タイミングを考えている。安倍官房長官も、北朝鮮
が誠意ある対応をとらなければ怒ると思う。何もしなければ国としての誇りがな
くなるから。
小林武仁・警察庁警備局長(発言概要)
年初に漆間長官が会見した。その指示を踏まえてやっている。昨年暮れから、
実行犯に関する情報を入手したので、1月12日、関係都道府県の捜査課長を集
め辛光洙と朴某を中心に見直しをした。立件に向けてやる意思がある。また、拉
致グループが特定されつつあるので真剣にやれとの指示を受けている。解明が進
むと思っている。「対話と圧力」のうち、「圧力」の方でお役に立てればと思っ
ている。
告訴告発も30件以上ある。これは我々の義務としてやらねばならない。失踪
と拉致の関係も再調査を行なっている。
実行グループは我々が想定したより限られているのではないかと考えている。
その実態と相互関係を突き止めたい。特定に期待がもてると思う。
今後、森、黒田が帰国してくる可能性もあるが、旅券法違反でだけでなく、拉
致問題についても厳しく捜査したい。やるべきことはやる。今だから話してくれ
るという人もいると思う。
家族会からは、安倍官房長官の「時間をかけると北朝鮮が損をするようにする」
や、漆間巌警察庁長官の「今年は勝負にでなければならない」との年頭の会見に
勇気付けられた、との発言があった。
また、よど号犯関係者の裁判を傍聴すると、彼らはせせら笑うような大きな態
度で、日本を馬鹿にしているような印象を受けるとか、検事の方が弱弱しい声で
よど号犯関係者が堂々としている、これは日本の法廷かと思った、などの発言が
あった。
この日、午後5時半から友愛会館で会見を行い、6時半から同所で「よど号犯
人と拉致問題?連続集会14」を開催した。概要次回。
※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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本日午後2時、拉致問題連絡・調整室で鈴木政二・内閣官房副長官に面会、午
後4時半、警察庁会議室で小林武仁・警察庁警備局長に面会し、小泉純一郎首相、
漆間巌警察庁長官宛の要請文(全文下記)を手渡した。また、よど号犯の妻で松
木 薫さんと共に写真を撮られている森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者について、
松木 薫さんの姉・斉藤文代さんが近く刑事告訴することを伝えた。
鈴木副長官は、「北朝鮮が解決を長引かせたり、嘘をつくようなことをすれば
北朝鮮が損をするようにする」、「その際北朝鮮に対しどういうことができるか
改めて答を出すよう求めた」、「従来の専門幹事会を改め全省庁から参加しても
らい、交渉担当者を支援する仕組みを作る」などと北朝鮮に対しかつてない厳し
い態度で臨みつつあることを表明した。
小林局長は、「年末年始に北朝鮮にプレッシャーをかけられる新たな情報を得
たので、この情報をもとに拉致事件を洗いし事件の一つひとつを明らかにする」、
「森順子容疑者、黒田佐喜子容疑者が帰国したら、拉致問題についても厳しく捜
査する」などと述べた。
参加者は以下の通り。
家族会=飯塚繁雄副会長、増元照明事務局長、横田早紀江、有本明弘・嘉代子、
斉藤文代、平野フミ子
救う会=佐藤勝巳会長、西岡 力常任副会長、平田隆太郎事務局長
小林局長面会には議連から下記の役員が参加
議 連=古屋圭司事務局長、高木 毅事務局次長
■官房副長官、警察庁警備局長に面会・要請
鈴木政二・官房副長官(発言概要)
安倍官房長官が、「時間をかけると北朝鮮が損をするようにする」と述べたが、
我々はその方針に従って対応する。
山中●子外務大臣政務官を任命し、国連、国際社会と連携がとれるようにし、
今後動いてもらえることになった。(●=火ヘンに華)
これまでに家族会・救う会からいただいた要請(制裁発動など)を各省庁に投
げかけて、整理するよう求めた。強く要請したので従来と同じ回答が来るとは思っ
ていない。1月中にも専門幹事会を開いてその結果をとりまとめる。今後は、従
来の関係省庁だけでなく、防衛庁、財務省、環境庁なども含め全省庁に参加して
もらうことになった。この成果により、外務省の交渉担当者を支援する。
旧正月前後に行なわれると思われる日朝協議の状況を見極め、(「北朝鮮が損
をする」ような対応につき)タイミングを考えている。安倍官房長官も、北朝鮮
が誠意ある対応をとらなければ怒ると思う。何もしなければ国としての誇りがな
くなるから。
小林武仁・警察庁警備局長(発言概要)
年初に漆間長官が会見した。その指示を踏まえてやっている。昨年暮れから、
実行犯に関する情報を入手したので、1月12日、関係都道府県の捜査課長を集
め辛光洙と朴某を中心に見直しをした。立件に向けてやる意思がある。また、拉
致グループが特定されつつあるので真剣にやれとの指示を受けている。解明が進
むと思っている。「対話と圧力」のうち、「圧力」の方でお役に立てればと思っ
ている。
告訴告発も30件以上ある。これは我々の義務としてやらねばならない。失踪
と拉致の関係も再調査を行なっている。
実行グループは我々が想定したより限られているのではないかと考えている。
その実態と相互関係を突き止めたい。特定に期待がもてると思う。
今後、森、黒田が帰国してくる可能性もあるが、旅券法違反でだけでなく、拉
致問題についても厳しく捜査したい。やるべきことはやる。今だから話してくれ
るという人もいると思う。
家族会からは、安倍官房長官の「時間をかけると北朝鮮が損をするようにする」
や、漆間巌警察庁長官の「今年は勝負にでなければならない」との年頭の会見に
勇気付けられた、との発言があった。
また、よど号犯関係者の裁判を傍聴すると、彼らはせせら笑うような大きな態
度で、日本を馬鹿にしているような印象を受けるとか、検事の方が弱弱しい声で
よど号犯関係者が堂々としている、これは日本の法廷かと思った、などの発言が
あった。
この日、午後5時半から友愛会館で会見を行い、6時半から同所で「よど号犯
人と拉致問題?連続集会14」を開催した。概要次回。
※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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