救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会を開催?台風の中安 倍総理も参加(2013/09/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2013.09.17)

 家族会、救う会、拉致議連、知事の会、地方議連の5団体が主催し、今年2回目
の国民大集会が、9月16日、日比谷公会堂で開催された。

 台風18号が関東地方を含め日本列島を縦断し、交通機関が全国的に混乱した中
で1200人もの参加者があり、拉致被害者救出の強い意思を示した。

 国民大集会には安倍晋三・内閣総理大臣も参加し、「安倍政権の間に拉致問題
を解決する」と強い決意を述べた。また、古屋圭司拉致問題担当大臣が最近の政
府の動き等についてプロジェクターを用いて詳しく報告した。

 また今回は、「何が起きていたのか! 北朝鮮が世界中で拉致した35年前の夏」
というテーマのもと、家族会、救う会が拉致被害者から聴取した情報と現場調査
を踏まえ、西岡力・救う会会長とジャーナリストの惠谷治氏が35年前のアベック
拉致の5つの共通点を示した(下記)。

 4月の国民大集会で安倍総理に累計約1027万筆の署名目録を手渡したが、9月13
日時点での署名数が約44万筆増えて10,712,331筆になったことが報告された。

 詳細は追ってメールニュースで報告します。また、救う会のホームページの動
画で、西岡会長の開会挨拶から、飯塚家族会代表と平沼拉致議連会長の主催者挨
拶、安倍総理の挨拶と古屋大臣の報告まで見ることができます。その後は順次掲
載予定です。「5件の拉致事件の共通点」と採択された決議文は以下の通り。


■国民大集会を開催?台風の中安倍総理も参加

◆5件の拉致事件の共通点

対象:海岸近くに偶然居合わせたカップル

実行犯:4人組(工作員1人、戦闘員3人)

手口:口を塞ぎ、手足を縛り、袋詰め

移送:1、2回の乗り換え後に工作母船へ

管理:互いの存在を知らせないよう隔離

◆決議

 私たちは本日、今年2回目の「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」
を開催した。

 思い起こせば35年前、昭和53年に、分かっているだけで10人もの同胞が拉致さ
れた。同じ年世界中から約30人が拉致された。我が同胞が口を塞がれ、手足を縛
られ、袋詰めにされて無理矢理、船に乗せられて連れて行かれた。そのときの怖
さ、悔しさに私たちは本日、あらためて心を寄せながら、なぜ、日本がこのよう
な無法を許したのか、35年経っても未だに被害者を取り戻すことができないのか
と、怒りに燃えた。

 北朝鮮の金正恩政権は戦争恫喝と先制核攻撃予告など度を超した挑発を続けた
が、わが国を含む国際社会は万全の抑止力と制裁強化で立ち向かい、それをしり
ぞけた。

 拉致問題を巡っても、国連調査委員会の活動や政府と与野党政治家の精力的な
外交努力などで、国際社会の関心はかつてないほど高まっている。それらの結果、
北朝鮮は国際的孤立と経済困窮の中、出口を探してもがいている。

 今こそ北朝鮮に伝えたい。わが国は、政府も国民も、拉致被害者が帰ってこな
いことに腹の底から怒っている。拉致被害者全員をすぐ返しなさい。そうしない
限り、わが国のみならず、国際社会の制裁は強まり、支援はあり得ない。

 私たちは次のことを強く求める。

1.北朝鮮は、全ての拉致被害者をいますぐ返せ。そのための協議に応じよ。

2.政府は、全勢力を傾けてすべての拉致被害者を早急に救出せよ。そのため、
未認定被害者を含むすべての被害者を救うための具体的方策を立てよ。

3. 北朝鮮との協議では拉致問題を最優先とし、行動対行動の原則を守って、
すべての被害者の帰還を強く迫れ。年内という期限を切って拉致問題を理由とし
て送金停止と人の往来の停止などの追加制裁を断行せよ。

4.緊急時の拉致被害者救出計画を準備し、関係各国にも働きかけよ。

 平成25年9月16日 「国民大集会」参加者一同

以上





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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

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