救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

金桂冠次官来日で街頭で訴え?家族会・救う会・拉致議連(2006/04/11)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.04.11-2)

■金桂冠次官来日で街頭で訴え?家族会・救う会・拉致議連

 家族会・救う会は、金桂冠・北朝鮮外務次官来日中の4月11日午後2時から、
東京・渋谷区の渋谷駅ハチ公前広場で、生憎の小雨の天候をものともせずに駆け
つけたボランティアの皆さんとともに街頭活動を行ない、家族会の増元照明事務
局長(増元るみ子さんの弟)、本間勝(田口八重子さんの兄)、救う会の西岡力
常任副会長が順次マイクをとって、金正日政権に対して拉致被害者の即時返還を
求め、そのためにも制裁発動が急務であることを訴えた。後半、西村眞悟拉致議
連幹事長も駆けつけ、嘘をつき続ける北朝鮮には制裁で対応すべきであることを
訴えた。

 金次官は、金正日政権が拉致を認めて以来、北朝鮮を代表して来日しながら、
北朝鮮が拉致という国家犯罪をおかしたことについて未だに何の言及も、謝罪の
ことばも発していない。逆に、平壌宣言で「財産権と請求権を放棄」したにも関
らず根拠のない補償を要求している。

 増元家族会事務局長は、金次官が北朝鮮の代表として7日に来日したにもかか
わらず、拉致家族への謝罪の言葉もなく、礼儀も知らない厚顔無恥の態度に怒り、
自分ひとりでも出来る抗議のあらわし方として、9日から断食にはいったこと、
金次官が帰るまで続けることを発表、拉致被害者の過酷な処遇、帰国を待ってい
る家族が年老いていく現実を思うとき、一刻も待てない胸のうちを明かし、その
ために強い圧力・経済制裁を発動することを政府に向けて訴えた。

 本間勝氏も、すべての拉致被害者救出のために、不誠実な北朝鮮に対して、政
府は早期に経済制裁を発動してほしい、と訴えた。

 西岡救う会常任副会長は、北朝鮮による拉致被害者が、日本人、韓国人以外に
タイ人、レバノン人、中国人、ルーマニア人など少なくとも合計12ヵ国の人々
が拉致されていることが明らかになったこと、昨日、在日中国大使館に救う会が
持っているマカオ系中国人拉致被害者の情報をもって説明に行きたいと連絡した
ところ、ファックスを入れるよう言われたので、昨夜のうちに、詳細な情報をファッ
クスし、本日午前、配達記録郵便として資料を送ったことを報告した。そして国
際的連帯、連携による北朝鮮包囲網圧力も強めて拉致被害者救出を、と訴えた。



 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)



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