救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米を前に会見?3団体(2006/04/24)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.04.24)

 家族会・救う会・拉致議連では、4月24日から30日まで、訪米団を送り、
米議会下院公聴会で証言を行う他、各種行事に参加、要人に面会などを行い、北
朝鮮により行われた世界に広がる拉致問題について訴える。

 成田空港での会見の参加者は、家族会=横田滋・早紀江夫妻、飯塚繁雄副代表、
横田拓也事務局次長、救う会=佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長、島田洋一副会
長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務局次長、拉致議連=古屋圭司事務局長。
また、江村興治・拉致問題連絡調整室長が一行に同行する。なお、家族会の増元
照明事務局長と市川健一さんは、既に22日に訪米し、ホワイトハウス前での拉
致救出コンサートや「拉致?めぐみストーリー」映画祭(ボストン)に参加して
いる。また、国民大集会を5月28日、日比谷公会堂で開催することも公表され
た。成田空港での発言概要は以下の通り。

■訪米を前に会見?3団体
横田 滋 今日出発し、27日に早紀枝と島田副会長が下院で証言する。28日
にはボルトン国連大使にもお会いする。拉致問題は、国際世論、アメリカの力、
国連の力によるところが大きいので、親の気持ちを理解していただき、解決に役
立てられることを期待している。

飯塚 日韓が協力して北朝鮮に対し、もうがまんができないところまで圧力をか
ければ、北朝鮮が謝罪し、すべての拉致被害者を返し、支援を得られるようにな
るだろう。このことをあらゆる集会、面会で訴えたい。

横田早紀江 返してほしいけど返ってこないのは、北朝鮮の頑固な態度が継続し
ているためだ。まだ色々なことを言っている。人間を大事に考えないと、人間が
仲良く生存できない。

横田拓也 厳しい人権侵害が30年も続いている。それを利用する外交により、
13歳の中学生や16歳の高校生の人生が踏みにじられた事実をお伝えしたい。

佐藤 公聴会では、書いたものを読み上げるのではなく、いつもの自然体で訴え
てきてほしい。

古屋 拉致議連211名の代表として訪米する。米国では、昨年秋から制裁法を
発動している。日本も北朝鮮人権法を与野党合意で作ろうとしている。韓国でも
鑑定結果が出て、拉致問題で盛り上がっている。日米連携が韓国の姿勢を変える
こともあると思う。

島田 北朝鮮は少なくとも12か国から拉致している。日本が協力を求めるとい
う性質の問題としてではなく、最大の被害国として北朝鮮への圧力をリードすべ
きである。この観点から訴えたい。

横田早紀江 一言で言えば苦難の連続だった。それを一つひとつ取り上げられる
わけではないが、その中で、多くの人々の力や激励でここまでやってこれたこと
を訴えたい。回復しつつあるとはいえ、退院直後の主人を置いて訪米することに
なった。私自身もあちこちが筋肉痛だが、大事な時期なので訪米を決意した。

島田 米国議会では北朝鮮人権法の実施状況を点検するために公聴会を開催する。
27日は、冒頭、米政府のレフコウィッツ特使には、厳しい質問が寄せられるか
もしれない。次に、横田早紀江さんと私が証言する。午後に韓国から証言がある。
なお、今回は、北 朝鮮の国家犯罪全般について議会が点検するもので、25日
には、麻薬などの国家犯罪がテーマとなり、この中で金聖民自由北朝鮮放送代表
も証言する。

西岡 日本が一方的に米国に訴えるだけではなく、5月28日に日比谷公会堂で
行う日本の国民大集会には韓国の家族会なども招く予定だ。

※国民大集会のご案内は4月末にメール配信、ホームページに掲載予定。




 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)



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