横田さんご夫妻「今後も全員救出のため戦い続ける」と救う会に(2014/03/16)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.03.16)
■横田さんご夫妻とウンギョンさんの面会に関する救う会会長コメント
西岡力
横田滋さん、早紀江さんご夫妻がめぐみさんの娘ウンギョンさんらと面会して
いたことが明らかになった。横田早紀江さんは本日、午前に救う会会長西岡力に
面会の様子について説明し、次のように語った。
「私たちは初めからすべての被害者救出のことしか考えておりません。今回の面
会もそのために行きました。そのことを北朝鮮側に言い続けています。面会後も
めぐみの生存への確信はまったく揺らいでいません。今後も全員救出のため戦い
続けます」
それに対して西岡は「お孫さんにお会いになれたのはうれしくことです。ただ、
未だにめぐみさんを助け出せずにいるため、めぐみさんとウンギョンさんをいっ
しょに帰国させることができないのは残念です。今後も横田さんご夫妻をはじめ
とする家族会と力を合わせ、すべての被害者救出のためにともに戦います」と答
えた。
今回の面会実現に対する北朝鮮の狙いを分析しておく必要がある。彼らは従
来から横田さんご夫妻を北朝鮮に呼んで「めぐみさん死亡」説を既成事実化しよ
うと考えてきた。しかし、今回の面会は次のような理由からその当初からの狙い
は余り重視されていなかったと見える。
ご夫妻に「めぐみさん死亡」を説得する適役はウンギョンさんではなく元夫の
金英男氏だが、今回彼は出てこなかった。また、面会場所も北朝鮮でなく第三国
のモンゴルとなった。なにより、横田さんご夫妻が面会後もめぐみさん生存への
信念を微動だにされていないことからして、北朝鮮側は新たな「死亡の証拠」を
出さなかった。
今回の面会は国連人権調査委員会の報告書と関係があると思う。2月17日に公
表された国連北朝鮮人権調査委員会報告書は、世界規模の拉致について他の人権
侵害事案とともに具体的に記述し、それらが「人道に対する罪」と断言した。北
朝鮮は報告書公表後、(1)南北離散家族面会事業を米韓軍事演習期間中も実施
し、(2)離散家族として韓国人拉致被害者を複数登場させて「拉致ではない」
と言わせ、(3)日本と戦前の日本人植民者の遺骨問題で赤十字会談を行い、
(4)今回の横田さんたちの面会と、矢継ぎ早に動いてきた。これらはみな、自
分たちは人道問題解決に積極的であり、報告書の言うような非人道的な国ではな
いというアピールと取れる。
特に今回の面会は飯塚繁雄家族会代表が3月17日、国連人権理事会で意見陳述
をする直前に実現したことも注目される。拉致被害者家族が人権理事会で各国大
使を前に意見陳述をするのは史上初めてのことだ。飯塚代表は増元照明家族会事
務局長とともに本日午前、ジュネーブに向けて出発した。世界規模の拉致の非人
道性について堂々と訴え、かならず大使らに感銘を与えてきてくださるであろう
ことと期待している。
北朝鮮は圧力をかけないと動かない。今回の面会もそのことを証明したと言え
る。救う会・家族会の拉致被害者救出戦略、経済制裁と国際連携の圧力で北朝鮮
を交渉の場に引き出す、は間違っていない。金正恩政権の外貨源を断つことを目
標にした制裁は効果を上げてきた。総連中央本部の土地建物が民間企業に払い下
げられたことも大きな圧力になっている。現段階では金正恩政権は被害者全員の
帰還までは決断していないが、圧力をかけ続けていくしか解決の道はない。私た
ちはこれからもすべての拉致被害者救出と北朝鮮住民の解放を目指して戦い続け
ていく。
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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■横田さんご夫妻とウンギョンさんの面会に関する救う会会長コメント
西岡力
横田滋さん、早紀江さんご夫妻がめぐみさんの娘ウンギョンさんらと面会して
いたことが明らかになった。横田早紀江さんは本日、午前に救う会会長西岡力に
面会の様子について説明し、次のように語った。
「私たちは初めからすべての被害者救出のことしか考えておりません。今回の面
会もそのために行きました。そのことを北朝鮮側に言い続けています。面会後も
めぐみの生存への確信はまったく揺らいでいません。今後も全員救出のため戦い
続けます」
それに対して西岡は「お孫さんにお会いになれたのはうれしくことです。ただ、
未だにめぐみさんを助け出せずにいるため、めぐみさんとウンギョンさんをいっ
しょに帰国させることができないのは残念です。今後も横田さんご夫妻をはじめ
とする家族会と力を合わせ、すべての被害者救出のためにともに戦います」と答
えた。
今回の面会実現に対する北朝鮮の狙いを分析しておく必要がある。彼らは従
来から横田さんご夫妻を北朝鮮に呼んで「めぐみさん死亡」説を既成事実化しよ
うと考えてきた。しかし、今回の面会は次のような理由からその当初からの狙い
は余り重視されていなかったと見える。
ご夫妻に「めぐみさん死亡」を説得する適役はウンギョンさんではなく元夫の
金英男氏だが、今回彼は出てこなかった。また、面会場所も北朝鮮でなく第三国
のモンゴルとなった。なにより、横田さんご夫妻が面会後もめぐみさん生存への
信念を微動だにされていないことからして、北朝鮮側は新たな「死亡の証拠」を
出さなかった。
今回の面会は国連人権調査委員会の報告書と関係があると思う。2月17日に公
表された国連北朝鮮人権調査委員会報告書は、世界規模の拉致について他の人権
侵害事案とともに具体的に記述し、それらが「人道に対する罪」と断言した。北
朝鮮は報告書公表後、(1)南北離散家族面会事業を米韓軍事演習期間中も実施
し、(2)離散家族として韓国人拉致被害者を複数登場させて「拉致ではない」
と言わせ、(3)日本と戦前の日本人植民者の遺骨問題で赤十字会談を行い、
(4)今回の横田さんたちの面会と、矢継ぎ早に動いてきた。これらはみな、自
分たちは人道問題解決に積極的であり、報告書の言うような非人道的な国ではな
いというアピールと取れる。
特に今回の面会は飯塚繁雄家族会代表が3月17日、国連人権理事会で意見陳述
をする直前に実現したことも注目される。拉致被害者家族が人権理事会で各国大
使を前に意見陳述をするのは史上初めてのことだ。飯塚代表は増元照明家族会事
務局長とともに本日午前、ジュネーブに向けて出発した。世界規模の拉致の非人
道性について堂々と訴え、かならず大使らに感銘を与えてきてくださるであろう
ことと期待している。
北朝鮮は圧力をかけないと動かない。今回の面会もそのことを証明したと言え
る。救う会・家族会の拉致被害者救出戦略、経済制裁と国際連携の圧力で北朝鮮
を交渉の場に引き出す、は間違っていない。金正恩政権の外貨源を断つことを目
標にした制裁は効果を上げてきた。総連中央本部の土地建物が民間企業に払い下
げられたことも大きな圧力になっている。現段階では金正恩政権は被害者全員の
帰還までは決断していないが、圧力をかけ続けていくしか解決の道はない。私た
ちはこれからもすべての拉致被害者救出と北朝鮮住民の解放を目指して戦い続け
ていく。
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首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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