救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

安倍首相と面会(2014/03/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2014.03.29)

 3月28日、家族会・救う会が安倍晋三首相と面会した。家族会から8家族18人、
飯塚繁雄代表、飯塚耕一郎さん、本間勝さん、有本明弘副代表、有本嘉代子さん、
浜本七郎副代表、増元照明事務局長、平野フミ子さん、横田滋さん、横田早紀江
さん、横田拓也さん、市川健一さん、市川龍子さん、齋藤文代さん、松木信宏さ
ん、寺越昭男さん、北野政男さん、内田美津夫さんと救う会西岡力会長が出席し
た。

 政府側からは安倍首相以外に、菅義偉官房長官、古屋圭司担当大臣、西村康稔
副大臣、亀岡偉民政務官、三谷秀史対策本部事務局長、伊原純一外務省アジア大
洋州局らが出席した。面会は午後6時半から8時半ころまでで、最初30分ほどが首
相官邸で、その後公邸に移動し夕食を取りながら行われた。また、面会に先立っ
て、外務省と拉致問題対策本部から国連人権理事会と日朝政府間協議などについ
て説明会が持たれた。

■拉致解決には圧力が不可欠
 面会の中で安倍首相は、2002年に北朝鮮側が行った説明をくつがえさなければ
拉致問題の解決はない。そのためには強い圧力が必要だ。国際社会も当初は拉致
問題を話しても人ごとだったが、最近は国連でも同志が増えた。圧力ばかりでは
対話はできないという人もいたが、ついに対話の入り口に来た。

 横田さんご夫妻とお孫さんの面会は、第3国で実現したことに意味があった。
北朝鮮がこちらの希望したウランバートルでの面会を受け入れた。その実現のた
め、自分や古屋大臣がモンゴルを訪問してきた。(世論の一部では面会により拉
致問題が一段落したかのような受け止めがあるという家族の指摘に対して)拉致
問題をきちんと解決しなければならないという国民の意識は強いと思う。北朝鮮
は面会実現で誠意見せた、このままの状態で「解決」を計ろうとするかもしれな
いが、それでは本当の解決にはならない。

 経緯を全部は明かせないが、自分の内閣で拉致問題を解決するという決意は変
わらない。被害者の帰国、真相究明、実行犯の引き渡しという安倍内閣が決めた
目標に向けて全力を尽くす。信頼して欲しい、などと力強く語った。

 家族からは行動対行動原則を厳格に守って欲しい、制裁解除は被害者が帰って
くるなど実際の動きがあってからして欲しい等という要望が伝えられた。

 また、説明会では伊原局長から北朝鮮がノドンミサイルを発射した中で協議を
行う背景について、政府首脳レベルの決断であり、あらゆる機会をとらえて北朝
鮮と実質的な協議を行ない、拉致問題を前進させよと指示されている、ノドンミ
サイル発射は危険な行為であり協議の場で抗議する、との話があった。

 面会の写真と冒頭の首相の挨拶は首相官邸のウェブページ

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201403/28rachi.html

 で閲覧できる。

以上

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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

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