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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致も理由で制裁発動、制裁は効果がある?安倍晋三内閣官房長官(2006/07/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.07.10)

 本日、7月10日に開催された衆議院拉致問題特別委員会で、安倍晋三官房長
官等が、今回の制裁理由に拉致問題を含むこと、制裁解除に当たっては拉致問題
を含め総合的に勘案して決定すること等を改めて確認した。各委員からは、追加
的制裁が必要との言及があり、民主党の松原仁委員は「制裁発動は、日本外交の
転換点として大きな評価を受けることになろう」と評価し、公明党の池坊委員は、
「北朝鮮船籍の船は全面禁止にすべき、一国だけの制裁であっても外為法も発動
すべき」等と主張した。出席した政府委員より、平成17年の北朝鮮船籍船の入
港数は769回、うち万景峰号は14回であったとの報告があった。概要は以下
の通り。発言順不同。

■拉致も理由で制裁発動、制裁は効果がある?安倍晋三内閣官房長官
・制裁には、国の意思をはっきり明示する意味がある。私は制裁には効果がある
と主張してきた。北朝鮮のような(小さな経済規模の)国では、数%の資金流入
減でも厳しい制裁になる。

・外為法に基づく制裁は、現在協議されている国連安保理事会での北朝鮮非難決
議に関する議論、国際社会における議論、北朝鮮の対応を総合的に勘案し、必要
に応じさらなる制裁が必要かを判断する(と、制裁の追加発動を示唆)。

・追加措置が日本だけになるか、有志国といっしょになるかは北朝鮮の対応如何
による。

・(「6か月たっても拉致問題の進展がなければ万景峰号の入港禁止を継続する
と言ってほしい」との質問に)その時の政府がフリーハンドでカードとして活用
すべきもので、政府のすべての判断を縛るようなことはしない。

・国際連携しての圧力も必要だ。国際社会に、人権問題の重要性を訴える。

・ミサイル発射に対する制裁理由として拉致とのことばはなかったが、当然拉致
が含まれる(佐々江賢一郎アジア大洋州局長)。

・ミサイル発射を契機として制裁したが、決定に当たり、拉致問題で誠意ある対
応をしてこなかったことも勘案した。

・ミサイル発射は平壌宣言に違反している。しかし、北朝鮮が宣言を有効という
以上は有効だ。北朝鮮が宣言の精神にのっとってモラトリアムを確認し、拉致の
全面解決を判断するかだ。

・日韓が協力してDNA鑑定をした結果、金英男氏が浮かび上がった。しかし、
「めぐみさん死亡」との主張は認められない。会見における英男さんが北朝鮮に
入域した経緯説明は、韓国政府の従来からの主張と矛盾する。めぐみさんが幼少
の時交通事故にあって頭を打ったとの話も、階段でころんで頭を打ったことはあ
るが、診断の結果別状はなかったというご両親の話と矛盾する。北朝鮮では英男
さんは真実のことを言えない。許すことのできない挑発と考える。


★世論調査?92%制裁支持、69%追加制裁必要
 読売新聞社が、北朝鮮がミサイルを相次いで発射したことを受け、7月6、7
日に行った全国世論調査ではは、北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」
の入港禁止や人的交流の制限など、政府が決定した北朝鮮に対する制裁措置を
「支持する」は92%に達し、「支持しない」は5%だった。

 NHKが7、8、9日に行った全国世論調査では、北朝鮮への制裁の追加措置
が必要が69%にのぼり、この程度の制裁でいい17%を含めると86%が政府
の制裁発動を支持していることが明らかになった。





 ※小泉首相宛、はがき・メールを!(〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内
閣総理大臣 小泉純一郎殿、首相官邸のホームページ=
http://www.kantei.go.jp/の右下の「ご意見募集」欄を利用)

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