タラップで待ち受けるあの感激を味わってもらいたい?安倍総理、家族会に(2006/09/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.09.29)
本日、9月29日、塩崎恭久官房長官への面会で家族会・救う会が首相官邸の
会議室に入った所、予定にはなかった安倍晋三新総理が加わり、40数分の間、
家族会・救う会と懇談することとなった。26日に首班指名で首相となって3日
目の本日は、閣議で、安倍首相自らが本部長となる拉致問題対策本部の設置が決
定され、北朝鮮に大きな圧力を与えたが、本日はさらに衆参両院で首相の所信表
明演説が行われ、この中でも安倍総理はすべての拉致被害者の返還を強く求める
と述べ、さらに夕方、拉致問題対策本部の幹部すべてが家族会・救う会との懇談
に参加し、さらに北朝鮮に圧力を加えたことになった。なお、首相官邸のホーム
ページでも拉致問題の項目がトップページのトップに掲載されている。
拉致問題対策本部が新たに設置されたことにより、従来の各省局長級の専門幹
事会(特命チーム)は、全省庁の大臣等トップが参加する組織に格上げされた。
今後は、塩崎恭久官房長官・拉致問題担当大臣が副本部長、中山恭子総理大臣補
佐官が事務局長となり、拉致問題連絡・調整室と従来の特命チーム下にあった二
つの組織が政策企画室と情報室に更新され、事務局長の下に置かれることになっ
た。
主な参加者は以下の通り。
政府=安倍晋三総理、塩崎恭久官房長官、鈴木政二官房副長官、下村博文官房
副長官、中山恭子総理大臣補佐官、安藤裕康副長官補、佐々江賢一郎アジア大洋
州局長、梅田邦夫同参事官、三谷秀史内閣情報官、河内隆拉致問題連絡調整室長、
その他
家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局長、横田
拓也事務局次長
救う会=佐藤勝巳会長、島田洋一副会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務
局次長
■タラップで待ち受けるあの感激を味わってもらいたい?安倍総理、家族会に
安倍 私の内閣で塩崎恭久官房長官に拉致問題担当大臣になってもらい、新たに
拉致担当補佐官になってもらうことになった。また、本日、拉致問題対策本部を
設置し、私が本部長、官房長官が副本部長、中山補佐官が事務局長となって、す
べての生存者の返還を達成したい。皆様方におかれてもこの問題は長く続いてそ
の心労は大変なものだと思います。我々も全力で取組んでいきたい。
塩崎 この1年、外務副大臣として拉致問題に関係してきた。日銀の先輩である
横田さんのお嬢さんの拉致は以前から認識してきた。精一杯努力し、一日も早い
全員の無事奪還をめざしたい。
横田滋 これまで担当大臣を置いてほしいとお願いしてきた。また、専任の担当
者もお願いしてきたがすべて実現し感謝している。今日の所信表明でも、拉致問
題の解決なくして国交正常化交渉はありえないと言っていただき、また自ら本部
長となって対策本部を作っていただいたことに非常に期待している。北朝鮮が時
間稼ぎをしようとしても、この布陣ではありえない。一世一代の強力なメンバー
で解決のためにご尽力賜りますようお願いしたい。
以上の冒頭の挨拶の後、自由懇談が行われた。安倍総理は、これまでも戦略外
交として、大臣、副大臣、政務官が海外出張するときは、必ず拉致問題に言及す
るようにしてきたことを披露した。拉致問題を初めて聞き大変驚いた大統領もあっ
たという。また、10月29日から、家族会・救う会4名がニューヨークに行き、
各国の国連代表部を訪問することが報告された。安保理の北朝鮮非難決議に含ま
れる制裁の実行を求め、また次回決議で拉致・人権をその理由として盛り込むこ
とを訴える。その他中国人拉致もあることを中国政府に訴え、お互いに被害を受
けているので北朝鮮に圧力を加えるべきと訴える予定であることも報告された。
また、12月の北朝鮮人権週間に合わせ写真展用パネルを用意する他、自治体や
各地救う会が活用できるもので、写真展用パネルが作成できるCDを作成中であ
ることも報告された。その他、西岡副会長が現在訪韓し、短波放送用に録音等を
行っているが、NHKで北朝鮮住民に被害者保護や報奨金を与えることを放送で
きるよう要請した。
安倍総理からは、「小泉総理訪朝から4年も経った。10月には5人が帰国し
た。みなさんにもタラップで待ち受けるあの感激を味わってもらいたいとの思い
でずっとやっていきたい」との発言があったが、その間、総理が少し涙ぐむ場面
もあった。増元事務局長から、有本夫妻から安倍総理実現に感極まって涙声で宜
しく伝えてほしいとの伝言があったことが披露され、また横田早紀江さんが、長
い長い間、できる限りのことをやってきた、と発言があった後のことであった。
家族会からは、いつも不安な気持ちで官邸に来ていたが、今日初めてさわやか
な気持ちで玄関をくぐれた、今日という日をどれほど待ち望んできたか、等の発
言もあった。
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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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本日、9月29日、塩崎恭久官房長官への面会で家族会・救う会が首相官邸の
会議室に入った所、予定にはなかった安倍晋三新総理が加わり、40数分の間、
家族会・救う会と懇談することとなった。26日に首班指名で首相となって3日
目の本日は、閣議で、安倍首相自らが本部長となる拉致問題対策本部の設置が決
定され、北朝鮮に大きな圧力を与えたが、本日はさらに衆参両院で首相の所信表
明演説が行われ、この中でも安倍総理はすべての拉致被害者の返還を強く求める
と述べ、さらに夕方、拉致問題対策本部の幹部すべてが家族会・救う会との懇談
に参加し、さらに北朝鮮に圧力を加えたことになった。なお、首相官邸のホーム
ページでも拉致問題の項目がトップページのトップに掲載されている。
拉致問題対策本部が新たに設置されたことにより、従来の各省局長級の専門幹
事会(特命チーム)は、全省庁の大臣等トップが参加する組織に格上げされた。
今後は、塩崎恭久官房長官・拉致問題担当大臣が副本部長、中山恭子総理大臣補
佐官が事務局長となり、拉致問題連絡・調整室と従来の特命チーム下にあった二
つの組織が政策企画室と情報室に更新され、事務局長の下に置かれることになっ
た。
主な参加者は以下の通り。
政府=安倍晋三総理、塩崎恭久官房長官、鈴木政二官房副長官、下村博文官房
副長官、中山恭子総理大臣補佐官、安藤裕康副長官補、佐々江賢一郎アジア大洋
州局長、梅田邦夫同参事官、三谷秀史内閣情報官、河内隆拉致問題連絡調整室長、
その他
家族会=横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局長、横田
拓也事務局次長
救う会=佐藤勝巳会長、島田洋一副会長、平田隆太郎事務局長、山岸丈良事務
局次長
■タラップで待ち受けるあの感激を味わってもらいたい?安倍総理、家族会に
安倍 私の内閣で塩崎恭久官房長官に拉致問題担当大臣になってもらい、新たに
拉致担当補佐官になってもらうことになった。また、本日、拉致問題対策本部を
設置し、私が本部長、官房長官が副本部長、中山補佐官が事務局長となって、す
べての生存者の返還を達成したい。皆様方におかれてもこの問題は長く続いてそ
の心労は大変なものだと思います。我々も全力で取組んでいきたい。
塩崎 この1年、外務副大臣として拉致問題に関係してきた。日銀の先輩である
横田さんのお嬢さんの拉致は以前から認識してきた。精一杯努力し、一日も早い
全員の無事奪還をめざしたい。
横田滋 これまで担当大臣を置いてほしいとお願いしてきた。また、専任の担当
者もお願いしてきたがすべて実現し感謝している。今日の所信表明でも、拉致問
題の解決なくして国交正常化交渉はありえないと言っていただき、また自ら本部
長となって対策本部を作っていただいたことに非常に期待している。北朝鮮が時
間稼ぎをしようとしても、この布陣ではありえない。一世一代の強力なメンバー
で解決のためにご尽力賜りますようお願いしたい。
以上の冒頭の挨拶の後、自由懇談が行われた。安倍総理は、これまでも戦略外
交として、大臣、副大臣、政務官が海外出張するときは、必ず拉致問題に言及す
るようにしてきたことを披露した。拉致問題を初めて聞き大変驚いた大統領もあっ
たという。また、10月29日から、家族会・救う会4名がニューヨークに行き、
各国の国連代表部を訪問することが報告された。安保理の北朝鮮非難決議に含ま
れる制裁の実行を求め、また次回決議で拉致・人権をその理由として盛り込むこ
とを訴える。その他中国人拉致もあることを中国政府に訴え、お互いに被害を受
けているので北朝鮮に圧力を加えるべきと訴える予定であることも報告された。
また、12月の北朝鮮人権週間に合わせ写真展用パネルを用意する他、自治体や
各地救う会が活用できるもので、写真展用パネルが作成できるCDを作成中であ
ることも報告された。その他、西岡副会長が現在訪韓し、短波放送用に録音等を
行っているが、NHKで北朝鮮住民に被害者保護や報奨金を与えることを放送で
きるよう要請した。
安倍総理からは、「小泉総理訪朝から4年も経った。10月には5人が帰国し
た。みなさんにもタラップで待ち受けるあの感激を味わってもらいたいとの思い
でずっとやっていきたい」との発言があったが、その間、総理が少し涙ぐむ場面
もあった。増元事務局長から、有本夫妻から安倍総理実現に感極まって涙声で宜
しく伝えてほしいとの伝言があったことが披露され、また横田早紀江さんが、長
い長い間、できる限りのことをやってきた、と発言があった後のことであった。
家族会からは、いつも不安な気持ちで官邸に来ていたが、今日初めてさわやか
な気持ちで玄関をくぐれた、今日という日をどれほど待ち望んできたか、等の発
言もあった。
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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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