救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

大変ショッキング、圧力に賛成?オランダ大使、訪米団報告3(2006/11/02)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2006.11.02)

 ニューヨークを訪れている家族会・救う会訪米団は、11月1日午前10時か
ら、ロシアのロガチョフ国連代表部次席大使と面会、続いて12時からマレーシ
アのアリ国連代表部大使と面会、3時半にオランダのメージャー国連代表部大使
と面会した。また6時に日本代表部で大島大使と懇談した。概要以下の通り。

■大変ショッキング、圧力に賛成?オランダ大使、訪米団報告3

★ロシア・ロガチョフ次席大使 (訪米団からの拉致に関する報告を聞いた後)
 拉致被害者と家族に心から同情する。頂いた情報は政府に伝える。すべての事
件が解決されるよう祈っている。

★マレーシア・アリ大使 (マレーシア人拉致被害者2人につき詳しく説明した
後) マレーシア人拉致についての情報をいただきありがたい。我々も捜査をし
ているが、さらなる情報がない。拉致という明らかな証明がないので、マレーシ
ア政府は今の立場を続けている。証明ができれば、北朝鮮との政府間交渉などを
行うことになろう。また、二人の家族からの請願がまだない。それがあれば北朝
鮮と二国間交渉をしたり、インターポールを通して捜査を行える。

日本及びその他の国の被害者には心から同情する。拉致は国際社会で許されない
行為である。早急な解決を祈る。

個人的な想像だが、70年代末、マレーシア国内が混乱したので、北朝鮮に自ら
の意思で入ったマレーシア人がいるかもしれない。マレー共産党員が中国に逃亡
することは実際あった。私は北朝鮮を訪れたことがあるが、平壌の主体思想塔に
はマレーシア人の名前が刻まれていた。北朝鮮に二人がいたからといって全員拉
致被害者とは限らないのではないか。

(これに対し救う会から) 日本人にも自分から北朝鮮に入った共産主義者がい
た。しかし、その共産主義者は、北朝鮮に洗脳されて海外で日本人を拉致する行
為を働いた。マレーシア人の共産主義者が、他のマレーシア人を拉致したことす
ら考えられる。

★オランダ・メージャー大使 (訪米団からの拉致に関する報告を聞いた後) 
本件は、大変ショッキングだ。北朝鮮に圧力をかけるというみなさんの考えに賛
成だ。オランダ人拉致についての情報は知らなかった。オランダ政府が現時点で
できることは、このことについて調査することかもしれない。レバノン政府とこ
の件で接触するというのはとてもよい提案だ。本国政府に伝え、本国政府の反応
をみたい。

 家族会・救う会は、本人を目撃したというレバノン人被害者について詳しく知っ
ているのか。

(これに対し救う会から) 必要があれば我々の情報を提供する。北朝鮮との対
話が継続されなければならないが、そのためには圧力が必要だ。難しい問題であ
り、大変長い時間かかっていることは心が痛いが、皆さんの健闘を祈り、被害者
が早く救出されるように望みたい。

★日本代表部 大島大使
 大島大使から、核実験に対する安保理制裁決議の過程で拉致問題を意味する
「人道上の懸念」という文章を入れた経緯などの説明を受けた。国連総会第3委
員会で取り組み、特に明日EUと日本が共同提案国になって、第3委員会に、昨
年に引き続いて「北朝鮮人権非難決議」を提案することについて説明を受けた。

同決議案では、これも昨年に引き続いて拉致問題が明記されている。

 日本外交にとって拉致問題は絶対譲れない問題であり、国連代表部でも全力で
取組んでいる、との話があった。
以上


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