家族への愛情に感動?シンガポール大使、訪米団報告５(2006/11/04)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2006.11.04）
ニューヨークを訪れている家族会・救う会訪米団は、１１月３日午前１０時から、
シンガポールのチョック国連代表部次席大使と面会、続いて１１時からヨルダン
のザイド国連代表部大使と面会、１２時にルーマニアのモトック国連代表部大使
と面会、５時に日本代表部で記者会見を行い、全日程を終了した。
今回は、国連安保理常任理事国５か国、日韓以外の拉致被害者がいる１０か国、
日本が国連総会に北朝鮮人権非難決議を提出した際の共同提案国であるＥＵの議
長国フィンランドに面会を要請した。この中で、フランスと中国は拉致被害国で
あり、安保理常任理事国でもあるため、計１４か国に面会を要請したことになる。
うち中国とは面会ができなかった。
ご協力頂いた、外務省、とりわけ国連日本代表部の皆さんに心からお礼を申し
述べたい。
面談の概要は以下の通り。
■家族への愛情に感動?シンガポール大使、訪米団報告５
★チョック・シンガポール国連代表部次席大使
本件は大変悲惨な事件で、心から同情する。皆さんの努力を支持する。今年の
中ごろ、ＡＲＦ（ＡＳＥＡＮ地域フォーラム）会議の議長声明に、日本が拉致問
題を含ませようとした時、シンガポール政府はそれを支持した。但し、理由は分
からないが、この努力は実らなかった。
提供していただいたシンガポール人女性の事件については承知している。シン
ガポール捜査当局が厳密に捜査したが、結論が出ていない未解決の事件の一つで
ある。
昨年、日本のテレビ局が、報道したことをきっかけに再び捜査が行われた。マ
レーシア人家族へのインタビューも行われた。しかし、現段階では、拉致なのか、
単なる失踪なのか判定できる明白な証拠がない。この事件について、いかなる情
報でも求めている。
家族会のみなさんの活動を尊敬している。３０年間にわたって、肉親との再会
を求め続けている努力、家族への愛情に感動を覚える。皆さん方の努力が実を結
ぶように祈りたい。
★ザイド・ヨルダン国連代表部大使
大変痛ましい事件である。ヨルダン外務省に支援をいとわないように私から伝
える。直接顔を見て話を聞かなければ分からないことがある。皆様方がニューヨー
クに来て多くの国の外交官・大使に話をしていることはよいことだ。
ヨルダン人拉致に関する情報は知っている。先月自分が日本に行った時も、在
日本ヨルダン大使館の人とも話し合った。しかし、これ以外の情報がない。その
ため、もどかしい思いをしている。皆さん方の活動を支持し、一刻も早く家族が
再開できることを祈ります。
★モトック・ルーマニア国連代表部大使
本件は、大変深刻な事件だ。愛する家族が拉致されたことに、心から同情しま
す。家族が引き裂かれることは、言葉にならない痛みです。被害者の帰国か、そ
れがならないのであるならば何らかの正義の実現があるべきだ
ルーマニア人拉致被害者に関係する情報は知っている。ルーマニア政府として、
北朝鮮に問い合わせたところ、彼らは否定した。しかし、被害者は北朝鮮で死亡
したとのことだが、二人の息子がいるので、今後も本件につき、緊密にフォロー
していきたい。
このような深刻な人権侵害は、かつてラテンアメリカであり、地球上のあらゆ
る大陸・地域で行われている。強制的失踪条約が２５年の交渉期間を経ていよい
よ正式に採択、署名、承認（批准）が予定されている。
皆さん方に２つ約束したい。第一は、このような北朝鮮の行為に対して国連総
会北朝鮮人権非難決議などで圧力をかけ、状況を変える努力をする、と。二番目
に、常識を超えた人間のドラマについて、今回家族がら直接お聞きして、これを
心に留めて今後職務に当たりたい。提案したいことは、現在の日本とルーマニア
の良好な関係、国連の両国代表部間の良い関係を生かす形で、緊密な連携をとっ
ていきたい。個人的には、皆さんの努力を支持する。
以上
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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ニューヨークを訪れている家族会・救う会訪米団は、１１月３日午前１０時から、
シンガポールのチョック国連代表部次席大使と面会、続いて１１時からヨルダン
のザイド国連代表部大使と面会、１２時にルーマニアのモトック国連代表部大使
と面会、５時に日本代表部で記者会見を行い、全日程を終了した。
今回は、国連安保理常任理事国５か国、日韓以外の拉致被害者がいる１０か国、
日本が国連総会に北朝鮮人権非難決議を提出した際の共同提案国であるＥＵの議
長国フィンランドに面会を要請した。この中で、フランスと中国は拉致被害国で
あり、安保理常任理事国でもあるため、計１４か国に面会を要請したことになる。
うち中国とは面会ができなかった。
ご協力頂いた、外務省、とりわけ国連日本代表部の皆さんに心からお礼を申し
述べたい。
面談の概要は以下の通り。
■家族への愛情に感動?シンガポール大使、訪米団報告５
★チョック・シンガポール国連代表部次席大使
本件は大変悲惨な事件で、心から同情する。皆さんの努力を支持する。今年の
中ごろ、ＡＲＦ（ＡＳＥＡＮ地域フォーラム）会議の議長声明に、日本が拉致問
題を含ませようとした時、シンガポール政府はそれを支持した。但し、理由は分
からないが、この努力は実らなかった。
提供していただいたシンガポール人女性の事件については承知している。シン
ガポール捜査当局が厳密に捜査したが、結論が出ていない未解決の事件の一つで
ある。
昨年、日本のテレビ局が、報道したことをきっかけに再び捜査が行われた。マ
レーシア人家族へのインタビューも行われた。しかし、現段階では、拉致なのか、
単なる失踪なのか判定できる明白な証拠がない。この事件について、いかなる情
報でも求めている。
家族会のみなさんの活動を尊敬している。３０年間にわたって、肉親との再会
を求め続けている努力、家族への愛情に感動を覚える。皆さん方の努力が実を結
ぶように祈りたい。
★ザイド・ヨルダン国連代表部大使
大変痛ましい事件である。ヨルダン外務省に支援をいとわないように私から伝
える。直接顔を見て話を聞かなければ分からないことがある。皆様方がニューヨー
クに来て多くの国の外交官・大使に話をしていることはよいことだ。
ヨルダン人拉致に関する情報は知っている。先月自分が日本に行った時も、在
日本ヨルダン大使館の人とも話し合った。しかし、これ以外の情報がない。その
ため、もどかしい思いをしている。皆さん方の活動を支持し、一刻も早く家族が
再開できることを祈ります。
★モトック・ルーマニア国連代表部大使
本件は、大変深刻な事件だ。愛する家族が拉致されたことに、心から同情しま
す。家族が引き裂かれることは、言葉にならない痛みです。被害者の帰国か、そ
れがならないのであるならば何らかの正義の実現があるべきだ
ルーマニア人拉致被害者に関係する情報は知っている。ルーマニア政府として、
北朝鮮に問い合わせたところ、彼らは否定した。しかし、被害者は北朝鮮で死亡
したとのことだが、二人の息子がいるので、今後も本件につき、緊密にフォロー
していきたい。
このような深刻な人権侵害は、かつてラテンアメリカであり、地球上のあらゆ
る大陸・地域で行われている。強制的失踪条約が２５年の交渉期間を経ていよい
よ正式に採択、署名、承認（批准）が予定されている。
皆さん方に２つ約束したい。第一は、このような北朝鮮の行為に対して国連総
会北朝鮮人権非難決議などで圧力をかけ、状況を変える努力をする、と。二番目
に、常識を超えた人間のドラマについて、今回家族がら直接お聞きして、これを
心に留めて今後職務に当たりたい。提案したいことは、現在の日本とルーマニア
の良好な関係、国連の両国代表部間の良い関係を生かす形で、緊密な連携をとっ
ていきたい。個人的には、皆さんの努力を支持する。
以上
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●安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
●救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救う会）
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当：平田隆太郎（事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
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