救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

拉致被害者を救出する知事の会が政府に要望書(2015/04/13)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2015.04.13)

 本日、平成27年4月13日(月)、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会
(上田清司会長、埼玉県知事)が、山谷えり子・拉致問題担当大臣に面会し、
「拉致問題の早期解決に関する要望書」を政府に提出した。

 要請には埼玉県上田知事の他、新潟県泉田裕彦知事(会長代行)、中林宏敬鳥
取県人権局長(知事代理)が参加した。

 以下はその全文である。


■拉致被害者を救出する知事の会が政府に要望書

拉致問題対策本部本部長
内閣総理大臣
安 倍 晋 三 様

拉致問題の早期解決に関する要望書

平成27年4月13日

北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会
会長 埼玉県知事 上田 清司

拉致問題の早期解決について

 北朝鮮による拉致問題については、昨年5月の日朝合意を踏まえて、北朝鮮は
特別調査委員会を設置し、拉致被害者等の調査が行われていますが、これまで誠
意のない対応が続き、いまだに調査報告がなされておらず、問題解決に向けた進
展が見られていないことを強く懸念しています。拉致被害者等の帰国とご家族と
の再会が一刻も早く実現するよう、国においては、次の事項について適切な措置
を講ずるよう要望いたします。



1.関係諸国や国際機関等と連携・協調を図りながら主体的に取り組み、調査の
確実な進展を図るとともに、すべての拉致被害者等の一刻も早い帰国の実現に向
け、目に見える形で具体的な成果を出すこと。

2.北朝鮮との協議に当たっては、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則に基
づき、不誠実な対応が続く場合は、昨年7月に一部を解除した制裁措置を見直す
などの措置も視野に入れ、毅然とした姿勢で交渉を行うこと。

3.拉致被害者等の安全確保にあらゆる手立てを尽くすとともに、北朝鮮による
拉致の疑いがある方々についての調査・事実確認を引き続き徹底して行い、拉致
の事実が確認され次第、被害者として認定すること。

以上



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