救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会・救う会の訪米(3月3日?8日)報告(2003/03/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.03.10)

■家族会・救う会の訪米(3月3日?8日)報告

みなさまのご支援により家族会救う会の訪米は大成功に終わりました。ここにその概
略を報告いたします。今後の課題は、この成果を日本でどう生かすかです。12日夕
刻に訪米団員だけでなく家族会全体で川口外務大臣と面会することが決まっています。
そこで、帰国声明にあるように、1「北朝鮮による拉致は現在進行形のテロ」という
認識を持つのか否か、2米政府がすでに実施しているテロを理由にした対北朝鮮経済
制裁を実施する準備があるのか否か、を問いただしたいと考えます。なお、4月21
日からはニューヨーク国連本部を訪問し、人権委員会強制的失踪作業部会でプレゼン
テーションをすることが決まっています。引き続きみなさまの物心両面でのご支援を
お願い申し上げます。(振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会 )



◇ 団の構成 
団長・横田滋(家族会代表)、
団員 横田早紀江、蓮池透(家族会事務局長)、増元照明(家族会事務局次長)、西
岡力(救う会副会長)、島田洋一(救う会幹事)、福井義高(救う会幹事)
拉致議連同行者 平沢勝栄(自民)、上田清司(民主)、西村真悟(自由)、山谷え
り子(保守新)
政府同行者 小熊誠(拉致被害者支援室長)


◇ 日程
3月3日
成田出発
ワシントンに到着
午後2時、アーリントン無名兵士の墓
4時、ブラウンバック上院議員

4日
午前、NBC、ワシントンポスト、UPI通信取材
午後2時45分、ルーガー上院外交委員長
4時、フリスト上院共和党院内総務
夜、加藤良三駐米日本大使主催の夕食会

5日
午前9時30分、アーミテージ国務副長官
10時50分、共和党系有力者らの定例勉強会「水曜会」
11時45分、ハスタード下院議長
12時15分、下院外交委員会所属のリーチ・アジア太平洋問題小委員会委員長、バー
トン、チャボット、フレーク、ピッツ下院議員と懇談会
午後1時45分、ブラウンバック上院議員主催記者会見
3時、日本大使館広報文化センター公開セミナー
5時20分、ダッシェル民主党上院院内総務
6時、ホンダ下院議員

6日
午前ワシントンポスト、ザ・ウィークリー・スタンダードインタビュー、人権問題N
GOヒューマンライトウォッチ訪問、
正午、日本商工会主催昼食会。
午後3時から3時30分、ホワイトハウス国家安全保障会議モリアーティ上級部長
4時、国防総省ローレンス国防次官補代理

7日
ワシントン出発

8日
成田到着


◇ 持参した「訪米アピール」

アメリカ合衆国の皆様へ

 テロとの戦いに、断固たる決意と揺るぎなき信念で臨んでおられるアメリカ合衆国
の皆様に心より敬意を表します。
 愛する家族を北朝鮮に拉致された私たちもまた、否応なく、テロとの戦いで最前線
に立たされてきました。
 昨年9月、小泉純一郎首相訪朝の際、北朝鮮側はようやく拉致の事実を認めました。
しかし、大韓航空機爆破事件の実行犯を知るなど各種テロを証言できる日本人拉致被
害者はすべて死んだ、と一方的に通告しました。彼らが提供した、物的根拠のない荒
唐無稽なストーリーや安易な偽造文書の数々を見るにつけ、改めて強い怒りを感じざ
るをえません。
 24年ぶりに帰国し、「北には戻らない、子供を返して欲しい」との意思を明確に
している5人の日本人拉致被害者に関しても、北朝鮮当局は執拗にその意思を否定し
つづけ、子供を人質に取るという卑劣きわまりない行為に出て恥じようとしません。
拉致の可能性がある日本人失踪者の数も、最近の調査により、着実に増える傾向にあ
ります。まさに、北朝鮮による拉致は、「現在進行形のテロ」という他ありません。
 韓国人拉致被害者について、北がいまだに「存在しない問題」としている点に鑑み
ても、北朝鮮当局が、拉致という行為について何の反省もしていないことは明白です。
 昨年1年間にも、私たち被害者の父母のうち2名が亡くなりました。時間は限られ
ています。問題の早期解決に向け、本当に困った人民には届かない食糧支援を中止し、
経済制裁を実施するなど一段と圧力を強めるべきです。
 北朝鮮当局の「制裁は戦争を意味する」という露骨な脅迫に屈し、安易な妥協や援
助に走るなら、テロ勢力はますます増長します。そのことを、私たちは長年にわたる
闘いの中で強く実感してきました。北朝鮮当局が、制裁を侵略の口実に用いるなら、
国際社会は断固たる決意で侵略者を退場させねばなりません。そうした意思をはっき
り示すことこそが正しい対応ではないでしょうか。
 今回、同盟国アメリカ合衆国を訪問する機会を得、多くの方々と親しく話し合う中
で、「テロは許さない、恐喝に屈しない」という互いの決意を新たにしたいと願って
います。

2003年3月3日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
代表 横田滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
会長 佐藤勝巳


◇ 成田空港で発表した「帰国声明」

帰国声明
 私たちは「北朝鮮による拉致は現在進行形のテロであり、問題の早期解決に向け、
本当に困った人民には届かない食糧支援を中止し、経済制裁を実施して欲しい」と訴
えるために、3月3日よりアメリカ合衆国を訪れました。わずか数日前に決定した訪
米ではありましたが、拉致問題の深刻さに同情されたべーカー在日米国大使のお力添
えもあり、議会においてはハスタート下院議長、フリスト共和党上院院内総務、ダシュ
ル民主党上院院内総務、ルーガー上院外交委員長をはじめとする通常は面会できない
最高リーダーにお会いすることができました。政府においてはアーミテージ国務副長
官、モリアティ国家安全保障会議上級部長、ローレンス国防次官補代理という関連部
署の要人ともお会いできました。これらの最高リーダーが事前に資料を読みじっくり
時間をかけて家族の訴えに耳を傾け心からの同情を示してくださったことに私たちは
感激しました。ブラウンバック上院議員が私たちの主張を米メディアが伝えてくれる
ようにと自分の事務所で記者会見を開いたこと、下院外交委員会リーチアジア太平洋
問題小委員会委員長ら有志議員が懇談会を開催し約10人の議員と多数の議員スタッ
フが参加したことも忘れられません。
 今回お会いできたすべての議会、政府要人は「北朝鮮による拉致は現在進行形のテ
ロ」という私たちの訴えに心からの同意を示し、問題解決のために自分に何をして欲
しいのかと真剣に尋ねました。特にアーミテージ国務副長官は米政府が北朝鮮をテロ
支援国リストから解除するための条件に日本人拉致が含まれると明言しました。この
ことの意味はたいへん大きいものがあります。米国政府はテロ支援国と認定した国に
対しては、人道支援をのぞき政府レベルの援助をしないばかりか、国際金融機関によ
る融資にも反対するという国内法があるのです。言い換えるなら、すでに米政府は北
朝鮮に対して一定の経済制裁を実施しているが、日本人拉致問題が解決しない限りそ
の制裁は解除されないということを、米政府高官が私たちに直接伝えてくださったの
です。実は、私たちが2年前に訪米したときは日本人拉致解決がテロ支援国リスト解
除の条件だとは明言しなかったという経緯があります。
 テロとの戦いを進める米国は「北朝鮮による拉致は現在進行形のテロ」と認識し、
すでに経済制裁を実施しています。私たちは帰国後、日本政府に、1「北朝鮮による
拉致は現在進行形のテロ」という認識を持つのか否か、2米政府がすでに実施してい
るテロを理由にした対北朝鮮経済制裁を実施する準備があるのか否か、を問いただし
たいと考えます。
 今回の訪米には拉致議連から超党派の4人の議員が、日本政府からも拉致被害者支
援室長がご同行くださりました。また、加藤良三駐米大使をはじめとする在アメリカ
日本大使館が全面的なバックアップをしてくださいました。マスコミ各社も同行取材
をするなど大きく取り上げてくださいました。そしてなにより国民のみなさまから暖
かい物心両面におけるご支援をいただきました。ここに深く感謝申し上げます。
2003年3月8日
家族会・救う会訪米団 団長横田滋


◇ 訪問概要

3月3日午前にワシントンに到着し、午後2時、アーリントン無名兵士の墓を訪れ、
米国とその国民に敬意を表する意味で、家族会と救う会の名前をつけた花輪を捧げま
した。
午後4時から、ブラウンバック上院議員と約1時間面談しました。面談冒頭、同議員
はブルーリボンの趣旨を聞き、自分も胸につけると言ってくださったので、横田早紀
江さんがリボンを胸にお付けしました。同議員は拉致を認めながら、被害者とその家
族を未だに解放せず、また真実な情報を提供しない北朝鮮当局を「クレージー」と形
容し、横田団長が読み上げた訪米アピールに全面的な賛意を表明しました。そして、
「近く北朝鮮問題が国連安保理事会で取り上げられるが、そこで、核問題だけでなく
人権問題としての拉致問題も取り上げられるべきであり、日本政府がその立場を強く
打ち出すべきで、自分はアメリカ政府にそのように働きかける。北朝鮮は『邪悪な体
制(evil regime)』であり、多くの国民を殺し、ミサイル開発や強制収容所の維持
など、世界最悪の体制の一つである、訪米団滞在中に米メディアがもっとアプローチ
するように働きかけたい」と語りました。面談終了後、訪米団を見送りに議員会館の
廊下まで出たとき、同議員は立ち話で拉致被害者全員を解放しない北朝鮮を「クレー
ジー」とあらためて述べ「海兵隊を送るべきだ」と語りました。

4日午前は横田夫妻と蓮池事務局長が各1時間以上全国ネットテレビ局NBC、横
田夫妻がワシントンポスト紙コラムニスト、蓮池事務局長と増元事務局次長がUPI
通信の取材を受けました。
午後2時45分から3時15分のルーガー上院外交委員長と面談しました。
ルーガー委員長は大略、次のように語りました。「この問題の切迫感をみなさんと共
有しています。昨年9月の小泉総理の訪朝を注意深く見守っていました。総理の関心
は25年以上も会えないままである拉致被害者の安否でした。小泉総理の懸念は日本
の友人である私たちの懸念です。パウエル国務長官が最近、訪日して帰ってきました。
長官は日米同盟に強い確信を持ち、拉致について小泉総理と議論したと聞いています。
当然、そのことはブッシュ大統領に報告されているはずですが、今回みなさまとお会
いしたことをふまえ、私からも大統領と仲間の上院議員らに伝えます」。
4時から4時20分フリスト上院共和党院内総務と面談しました。フリスト院内総務
は米国議会上院の多数党を代表する立場でみなさまとお会いしました。拉致という非
人道的行為に怒りを覚えます」と語られた後、拉致はいつ頃集中しておきたのか、拉
致問題で北朝鮮の誰が交渉相手なのか、合計何人くらい被害者がいるのか、などと次々
質問をしてきました。事前に、訪米団の資料に目を通した上での具体的質問であり、
真剣に取り組んでくださっていることがよく分かりました。最後に私たちに何をして
欲しいのかという問いかけをしました。西岡力救う会副会長が「すでに日本政府に求
めていることだが、われわれは拉致問題で北朝鮮に対して経済制裁をかけることが必
要だと考えている。近く国連安保理事会で北朝鮮問題が審議される際、核問題だけで
なく人権問題としての拉致問題をも理由の一つとした経済制裁の発動がなされるべき
で、米国もそれに協力して欲しい」と家族会・救う会のアピールの内容を説明し、増
元照明家族会事務局次長が「拉致被害者が現在どこにおかれているのかなど情報面で
米国の支援をいただければ幸いだ」と付け加えました。
 夜には加藤良三駐米日本大使主催の夕食会に招かれました。その席で大使は「拉致
は国家犯罪で主権侵害である」と明確に語り、家族らは97年家族会結成直後に最初
に陳情に行ったとき、当時アジア局長だった加藤大使が廊下まで迎えに出てくださり
真剣に話を聞いてくださったことが忘れられないという発言が続きました。
 なお、4日午前に西村慎悟議員がワシントンに到着され4日午後から同行くださり、
平沢、上田、山谷議員は4日夜到着され5日以降同行くださいました。4日のルーガー
上院外交委員長、フリスト共和党上院院内総務、5日のアーミテージ国務副長官、ハ
スタード下院議長との面談には加藤大使も同席しました。

 5日午前9時30分国務省で、アーミテージ国務副長官と面談しました。その席で、
副長官は拉致を現在進行形のテロと認め、2月3日上院外交委員会公聴会で自身が語っ
た通り、日本人拉致は北朝鮮をテロ支援国家リストから解除する条件の一つだと確認
しました。副長官は面談前、訪米団との記念撮影に応じ、自ら横田団長にコーヒーを
つぐなど最大限の配慮をしてくださいました。面談は予定を超えて約50分程度続き
その間、外部からの連絡は一切なく、真剣に訪米団との話し合いに応じてくれました。
副長官は訪米団に米国が何をすべきかアドバイスして欲しいと質問し、それに対して
西岡副会長が「近く国連安保理事会で北朝鮮の核問題が話し合われるが、その席で拉
致を理由にした経済制裁を検討して欲しい」とのべました。それに対して、副長官は
「ブッシュ大統領は食糧支援を武器に使いたくないという信念を持っている、一方支
援食糧が軍隊や政治警察に回されることには反対だというディレンマに直面している。
しかし、たとえ80%が軍や秘密警察に回っても20%が飢えた人々に配られるなら
まったく効果がないとは言えない」と語りました。それに対して西岡が、「食糧事情
が最悪で年間100万程度の餓死者が出ていた1998年頃、秘密警察の弱体化が進
み北朝鮮国内で反体制運動の動きが出ていた。ところが、国際社会からの援助によっ
て秘密警察が息を吹き返し人民弾圧が再強化された。80%の支援が20%を受け取
る人民への弾圧を強化する役割を果たす。北朝鮮の飢餓は天災でなく金正日政権の政
策が原因で、長期化する国際支援は金正日政権の延命につながる。人民を救出するた
めには飢餓の元凶である金正日政権を変えるしかない」と話しました。副長官は、意
見はよく分かったと答えました。
 10時50分頃から共和党系有力者らの定例勉強会「水曜会」(ノーキスト氏主催)
で10分程度アピールすることができました。我々の直前のスピーカーは労働長官で
した。
 11時45分から12時過ぎまで国会議事堂内でハスタード下院議長に面会しまし
た。ハスタード議長は事前に資料を読み、拉致について時期、規模、目的などをくわ
しく訪米団に語り、「私はこの問題についてよく知っている。このようなテロ行為は
許されるものではない」と心からの同情を示しました。
 12時15分から約1時間、議員会館で下院外交委員会所属のリーチ・アジア太平
洋問題小委員会委員長、バートン、チャボット、フレーク、ピッツ下院議員らが懇談
会を開催し訪米団と意見交換会を開催しました。そこでは拉致は憎むべき現在進行形
のテロであるという訪米団の主張に全面的な支持が表明されました。
 午後1時45分から2時30分までブラウンバック上院議員が自分の事務所で私た
ちのための記者会見を開きました。3日面談した際、米国メディアを通じて訴える機
会を作りたいと約束たことを、実現してくださったわけです。ブラウンバック議員自
ら会見の司会をしました。
 午後3時から4時20分まで日本大使館広報文化センターでの公開セミナーに出席
し、家族会4人が訴えをし、ブレアー・戦略国際関係センター日本部長とニクシュ議
会調査局調査官がコメントし、出席者からの質問を受けました。
 午後5時20分頃からダッシェル民主党上院院内総務と面談しました。ダッシェル
院内総務は、「自分を含む上院議員の多くはこの問題に心から同情している。北朝鮮
問題で核だけでなく拉致を含む人権問題が取り上げられなければならない。野党民主
党として米国現政権に拉致問題解決の努力を支援するように圧力をかける」と語りま
した。
 午後6時から7時頃までホンダ下院議員と面談しました。ホンダ議員は拉致問題に
ついてみなさんから直接話を聞いて勉強したいとして、熱心に家族会、救う会、議連
の先生方の話を聞いていました。

6日午前は、横田夫妻はホテルでワシントンポスト紙インタビュー、蓮池事務局長、
島田幹事、平沢議員は人権問題NGOヒューマンライトウォッチ訪問、増元事務局次
長と西村議員はザ・ウィークリー・スタンダード誌インタビューとそれぞれが米メディ
アの取材を受けました。
午後12時から2時まで日本商工会主催昼食会。家族会4人がスピーチしました。
3時から3時30分、ホワイトハウス国家安全保障会議モリアーティ上級部長と面談
しました。モリアーティ上級部長は「被害者家族の痛みに心からの理解をしめしたい。
北朝鮮とのいかなる交渉においてもこの問題を頭に入れて行う。拉致は非常に野蛮な
行為だ。ブッシュ大統領は北朝鮮に対して強い見方を持っている。北朝鮮に対して一
つの問題だけに特化せず、拉致問題も含むすべての問題を取り上げる。北朝鮮は多く
の間違ったことを行っている。それらすべてが解決するまでは日本はもとより、米国
も北朝鮮を普通の国としては扱えない。北朝鮮の現政権がこれ以上続かないことは我々
にとってよいことだ。北朝鮮に対しては2国間アプローチよりも関係国が協力して逃
げ道をなくす多国間アプローチが望ましい。」と述べました。増元次長が死亡とされ
た被害者に関する情報収集に協力して欲しいと要請したのに対して「いままで行って
きた努力を強化し、成果があれば日本政府を通じて伝えます」と答えました。同席し
たマイケルグリーンアジア問題担当部長は「北朝鮮は拉致、核、生物化学兵器、ミサ
イル、通常兵力、人権、テロ、北朝鮮国民の扱いなどで非常に悪い国だ。われわれは
世界全体の問題として圧力をかけ続ける」と補足しました。
4時から4時40分まで国防総省ローレンス国防次官補代理と面談しました。次官補
代理は「みなさまの活動に敬意を表したい。心から深く同情する。国防総省は力強い
同盟国である日本との緊密な関係を維持する任務がある。12月17日訪米中の石破
防衛庁長官はラムズフェルト国防長官との朝食会で、拉致問題がどれほど日本国民の
心をつかんでおり、日朝関係の中で必ず解決すべきだと強調し、同席したべーカー大
使も日本における拉致問題の関心の高さを説明した。この問題は日本に取ってだけで
なく米国にとっても優先課題だ」と説明しました。また、次官補代理は韓国にも40
0から600人程度の拉致被害者が存在し、日本の家族化の活動に励まされていると
聞いているとの言及があり、訪米団は資料として持参した韓国被害者団体のアピール
を紹介しました。




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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
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